令和6年度 みんなのつながりがチカラになる防災講座
2024年9月6日
令和6年度 みんなのつながりがチカラになる防災講座 講座レポート
2024年9月6日
第1回
日時:令和6年6月23日(日) 10:45~12:00
場所:北仙台コミュニティセンター 多目的ホール
講師:仙台市青葉区連合町内会長協議会 顧問 島田 福男 氏
講演「3.11 東日本大震災 その時、地域は!」
北仙台地区防災協議会との共催で、同会総会終了後に開催しました。全国で語り部活動をしている講師がお住まいの川平学区連合町内会では、震災の4年前(平成19年)に自主防災行動計画を策定し、その後、青葉区のモデル事業実施地域となりました。町内会では毎月1日を「防災の日」と定め、のぼりを掲げて地域防災を推進しているそうです。平成23年の発災時には、災害対策本部の立ち上げや近隣のスーパーなどへの協力依頼など、迅速な対応についての詳しいお話を聞くことができました。
【受講者の感想】(抜粋)
・組織を活かした実践力、行動力が素晴らしい
・実際のお話を聞いて、身につまされた思いがして、これからの防災について大変参考になりました。
・具体的に発災時に重要なポイント、対応を教えて頂き大変参考になりました。こうした対応ができるよう、日頃からの話し合いの積み重ねが大切であり、備えが重要と感じました。情報の伝達、共有をどのようにしていくか、この点もどのようにやっていけるか検討し、実際にやってみることも大切だと思いました。
第2回
日時:令和6年9月1日(日) 10:00~11:30
講師:東北福祉大学 准教授 水本 匡起 氏
講演「地形3Dでわがまち新発見!~造成前の地形を愉しむ新しい地域防災とは~」
9月1日は「防災の日」。防災講座にふさわしい日に開催となりました。
先生から、現在の地形の成り立ちなど詳しいお話と共に、3D画像で北仙台地区の造成前の昔の地図と現在の地図を重ねて見せていただきました。かつては谷や山だった部分を盛土や切土して造成していることで、谷だったその方向に水が流れ、溜まりやすくなることが分かりました。その土地の地形や歴史を知ることが自らの命を守り、地域防災につながるとのことでした。
【受講者の感想】(抜粋)
・概論を地域の実際の地形の状況に落とし込んでいただけたことで、深く理解することができました。
・地形が大切なことが改めて分かりました。具体的な地形を実際に歩いて見てみたいです。
・「地域防災は楽しみながらつくっていく」という考え方がとても新鮮でした。市が作るハザードマップのみならず、地域で作っていくことが大切であることが分かりました。
お問い合わせ
水の森市民センター TEL 022-277-2711
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