令和6年度 親とキッズの体験ひろば
2024年8月3日
令和6年度 親とキッズの体験ひろば③大梅寺で座禅をしてみよう‼
2024年8月3日
親とキッズの体験ひろば③大梅寺で座禅をしてみよう‼ 令和6年8月3日開催
夏休み恒例の大梅寺での座禅体験を行いました。連日の暑さにも負けず2組の親子が参加してくださいました。
大梅寺のご住職に元気にごあいさつして本堂に入らせていただきました。ひんやりと厳かな空気を感じます。
はじめに座禅の作法を教わりました。両足をももの上に載せるように足を組み座ります。右手を下に両手親指を合わせ目は閉じずに半目で心を落ち着かせます。鐘の音が座禅開始の合図です。言葉を発せず身動きもせずただ座禅をします。蝉の声に耳を傾けわずかな風を感じました。静寂に包まれる中再び「チーン」と終わりを告げる鐘の音で20分間の座禅が終了しました。足のしびれをもみほぐし、座禅に挑戦した身体をリラックスさせました。
その後は本堂にある仏像や大梅寺の歴史、お釈迦様についてのお話をご住職にしていただきました。また、外に出て座禅堂や移転された郷六御殿についても説明していただき伊達家ゆかりの大梅寺の歴史に触れることができました。
「リラックスできたけど足が痛かった」「和尚さんが前を歩いた時、すごく緊張してゆらゆら動いちゃった」など子供らしい感想もいただきました。
夏休みの良い思い出になると嬉しいです。
親とキッズの体験ひろば②親子で陶芸に挑戦! 令和6年6月15日開催
今日は、小学生親子10組参加で陶芸の体験をしました。村田町に塩内焼「自遊窯」を構え創作活動されている古山少吉郎先生を講師にお迎えしました。
はじめに講師のデモンストレーションです。ろくろで作るものとしての例で、コップや花瓶、お皿などをひとつの粘土の塊からあっという間に変身させて表現されました。参加者から感嘆の声が漏れます。「さあ、ここからは自由にすきなものを作りましょう」の先生の言葉で参加者の皆さんの製作開始です。さっそく粘土をちぎっては、ろくろの上でかさねていく子や、何を作ろうか思案しながら粘土をこねる子など様々な姿がありました。親子でひと作品つくるグループや親と子それぞれに作るグループもあります。先生は、用具の使い方の説明や、製作の助言をしながら各テーブルを回って歩きました。皆さん真剣に取り組んでおり、親子でどこをどうしたいかなど相談しあったり、何度も形を変えて悩んでいたり様々な風景がありました。
1時間ほど過ぎ、出来上がった人は、釉薬の色決めです。黒・茶・青・緑・水色・白の6色の中から色を選んで作品を先生にお渡ししました。先生がご自宅の窯に持ち帰り焼成してくださり完成となります。8月頃には出来上がるそうですので楽しみにお待ちくださいね。
親とキッズの体験ひろば①春の蕃山ハイキング 令和6年4月21日開催
新緑のさわやかな空気の中、小学生親子6組参加で蕃山ハイキングを実施しました。今日は、「蕃山登山道整備実行委員会」から講師を2人、ボランティア2人で案内していただきました。(蕃山登山道整備委員会の皆さんは、日頃から蕃山の登山道の整備や修復などを行っている団体で折立地域にお住いの方々です。)
まずは蕃山にある雲居禅師(うんごぜんし)によって開かれた「大梅寺」の敷地内に入らせていただき、そこから長い階段を上がって蕃山に入っていきました。ここから、蕃山山頂の「開山堂」(雲居禅師を祀っています)を目標に歩きだしました。今日の参加児童は2~5年生、山頂まで頑張りましょう!
長い階段を登りきり山道を進むと季節の花々を見ることもできました。ヤマツツジやタチツボスミレ、カタクリもちらほら見かけることができました。講師の先生のお話を聴きながら植物を観察したり、時には手を使ってよじ登るような岩の道も通りながら、1時間半かけて山頂の「開山堂」に到着しました。
お天気も良く、遠くは太平洋まで見渡すことができる山頂ではそれぞれに休憩タイムです。
そこへヒラヒラと飛んできたのが「ヒメギフチョウ」というめずらしい蝶々。
講師の先生からは、蕃山でも産卵するための「トウゴクサイシン」という植物が減ってきたために準絶滅危惧種となっている蝶々で、今日のハイキングで見ることができるといいね、とお話していましたが皆さんの前に姿を現してくれました。
その姿を目で追う親子の皆さんがとても楽しそうで、登頂までの疲れも少し癒えたでしょうか。
思い出に残るハイキングになっていただければと思いつつ無事講座を終了しました。皆さんお疲れさまでした。
ここまでが本文です。