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更新日:2025年3月25日
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令和3年度柏梁学院
第6回講座 閉講式・記念コンサート
2022年3月16日
日時:3月2日(水曜日)10時00分~11時30分(A・Bグループ合同開催)
演奏:ギタリスト 佐藤正隆 氏、クラシックギター奏者 作・編曲家 小関佳宏氏
A・B2つのグループに分かれて開催してきた令和3年度の柏梁学院、閉講式は広いホールを会場にして全員が一堂に会しました。
記念コンサートとして、佐藤正隆さん、小関佳宏さんによるギターデュオコンサートを開催、美しいギターの音色が会場をやさしく包み込みました。クラシックの代表曲や演歌・最近のポップスなど、色々なジャンルの曲を演奏していただきました。各種イベントが中止となる中、このギターコンサートを楽しみにしていたという受講生も多く、心いやされる穏やかなひとときを過ごすことができました。
第4・5回講座・歴史講座「伊達政宗と母義姫についてー政宗毒殺未遂事件と弟小次郎をめぐる謎ー」/・シニア世代向け健康講座「健康寿命を延ばそう!~今だからできる貯筋と脳トレ」
歴史講座
日時:Aグループ1月12日(水曜日)、Bグループ2月2日(水曜日)10時00分~11時30分
講師:元仙台市博物館館長 佐藤憲一 氏
シニア世代向け健康講座
日時:Bグループ1月12日(水曜日)、Aグループ2月2日(水曜日)10時00分~11時00分
講師:元気配達人タクト 代表 青沼一美 氏
Aグループ1月、Bグループ2月は歴史探訪クラブとの共催事業として歴史講座を開催しました。講師の佐藤さんは長年にわたり伊達政宗に関する研究に携わっていて、著書も多く残していらっしゃいます。政宗毒殺未遂事件と弟小次郎殺害は、伊達家の一本化を図った政宗と母義姫による偽装ではないか…という興味深い内容に、受講生はぐんぐん引き込まれていきました。
登米市に墓石も残っている弟小次郎は、実は僧侶として大悲願寺(東京都あきる野市)で生きていた?数々の文献資料をもとに、大変分かりやすく説明していただきました。あまり語られることのない母義姫の動向についても言及され、また、受講生からの質問にも丁寧に答えていただき、大満足の90分ととなりました。
Bグループ1月、Aグループ2月はシニア世代向け健康講座を開催しました。健康寿命を延ばすために実践すべきことなどについてのお話のほか、イスに座ったままでできるストレッチや、簡単な脳トレなどを教えていただきました。コロナ禍、冬の寒さの中で、体を動かす機会が少なかった受講生からは、「硬くなっていた体が柔らかくなりました!」という声も聞かれました。
後半は広い会場を使ってウォーキング体験です。普通に歩いていても、先生の指示でちょっとしたアクセントが加わると、あら不思議!?なぜか同じ側の手と足が一緒に出てしまいます。思うように動かせないもどかしさに皆さん大笑い!!
身体だけでなく、気持ちもポッカポカになる楽しい時間となりました。
日時:12月1日(水曜日)Aグループ9時30分~10時30分、Bグループ11時00分~12時00分
講師:社会福祉法人 東北福祉会 せんだんの里 総合施設長 舟越正博氏
12月は(公財)仙台市健康福祉事業団 介護研修室との共催事業で地域介護講座を開催しました。講師の船越さんは長年 社会福祉の現場にてご活躍で、「そもそも認知症とは…」という基本の考え方から丁寧にお話ししていただきました。簡単なクイズで各自の認知機能を確認する設問などもあり、受講生は熱心に耳を傾けていました。
『物忘れ』は特別なことではなく、「憶えている」「思い出せる」のが特別!そのことを楽しめる「自分」と、喜び合える「人間関係」が大切なのだそうです。認知症の方が日常生活で抱えている不安、それを周りの人はどのようにサポートするのが良いか、具体例の映像も交えて分かりやすく説明していただきました。受講生からは「理解しやすいお話でとても参考になった」「認知症について学ぶ機会を増やしてほしい」などの感想がありました。
第2回講座「食べ方上手は生き方上手」
日時:11月10日(水曜日)Aグループ9時30分~10時30分、Bグループ10時45分~11時45分
講師:健康プランニングあい主宰 管理栄養士 飯渕由美 氏
11月の柏梁学院は、管理栄養士の飯渕由美さんにお話ししていただきました。私たちの日常生活にとって、最も重要と言える『食』についてのお話は、とても身近で興味深い内容でした。栄養価ばかり気にして食事をとっても身体は吸収してくれない、なにより食事を楽しむことが大切なのだそうです。
色とりどりのイラストプレートを使った説明はとても分かりやすく、情報がすんなり入ってきました。塩分量や食材の重さなど、具体的な数値を示していただき、毎日の食生活ですぐに実践できそうです。食事だけでなく、適度な運動と睡眠・休息、そして、笑いと前向きな気持ちが健康寿命を延ばしていきます。「上手に食べて日々の暮らしを楽しみましょう!」という飯渕さんのお言葉に、受講生は笑顔いっぱいの充実した1時間となりました。
第1回講座「介護予防とフレイル予防」
日時:10月6日(水曜日)Aグループ9時30分~10時30分、Bグループ11時00分~12時00分
講師:国見地域包括支援センター 所長 日向篤史 氏、保健師 菅原真弓 氏
今年度第1回めとなる柏梁学院を開催しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、半年遅れのスタートとなり、久々の再会を喜ぶ受講生の笑顔が広がりました。
「フレイル予防」という言葉は馴染みが薄く難しいことのように感じていたのですが、日向所長さんが分かりやすく丁寧に説明してくださいました。健康とは、「身体・精神・社会」の3つすべてが健康であって、はじめて「健康」である…との言葉に、皆さん大きく頷いていました。柏梁学院への参加のように、他の人と交流し、社会との関わりを持つことが健康につながります。来月もぜひご出席ください!
保健師 菅原真弓さんからは、自宅でも簡単に取り組める運動を紹介していただきました。椅子に座ったままで上半身を動かしたり、背もたれにつかまった状態で足を廻したり、簡単な動きでも徐々に身体がほぐれていくのが実感できました。「久し振りに運動してとても気持ち良かった!」という声が多く聞かれました。