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更新日:2025年3月25日

泉区 センタートップ

桂市民センター

〒981-3134 仙台市泉区桂3-19-1
電話番号: 022-375-0550 
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始

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令和6年度 まなびの森かつら

「まなびの森かつら」とは?

2024年12月10日

昨年度、さまざまな講座を実施したことで地域のニーズの把握に繋がりました。それを踏まえ、学びを通した地域住民同士の交流や仲間づくりを目的に、企画員の方が意見を出し合って、地域のニーズにそった講座を考え実施していく事業です。

第5回「イス席で気軽にお抹茶を楽しもう」

講師の先生方

お茶道具の説明

お茶を点てる参加者

2月22日(土曜日)14時00分~15時30分

第1回の「茶道ことはじめ」が大変好評で、イスに座ってのお茶の講座を望む声が多く寄せられたので、前回もご指導いただいた表千家茶道教授者の乙藤都さんと山田久美子さんをお迎えし、お抹茶のおうちでの楽しみ方を教えていただきました。

イスに座った参加者の前にはそれぞれ自分用のお道具が置いてあり、先生と一緒にお盆でのお点前をやってみました。お道具の説明と一緒に、家にあるものではどのようなもので代用できるのかも教えていただきました。お盆をランチョンマット、茶巾をキッチンペーパーで代用したりと、お抹茶が日常生活に取り入れやすくなる工夫が満載でした。参加者は自分でお茶を点てる体験もし、おいしそうにいただいていました。お作法にはそれぞれ意味がありますが、そのポイントをふまえれば気軽に楽しむことができるということを教えていただき、とても和やかなあたたかい講座となりました。

参加者の感想では、「作法にとらわれずにお茶を楽しむのがとてもよかったです」「とてもたのしかったのでまた機会があればやってみたいし、家でもやってみようと思った」などのお話がきくことができ、お茶を身近に感じるよい機会となったようでした。

第4回「フラワーアレンジメント~クリスマスのスワッグをつくりましょう~」

材料を選ぶ参加者

説明

作成の様子

スワッグ

12月8日(日曜日)10時00分~11時00分

野村にあるお花屋さん「Dee’s Flower」の店主 平塚 洋子さんを講師にお迎えし、クリスマスからお正月にも飾れるスワッグを作成しました。

まずは材料を選ぶところから。「赤い実」と「青い実」どちらにするか、それから装飾のリボンの色・水引の色が選べるということで、みなさん悩みながら選びます。

今回使用した植物は、「ヒムロスギ」「グニユーカリ」「シルバーブルニア」「ローズヒップの実(赤)」「ビバーナム・ティナス(青)」。

作り方の説明を聞いたのち、いよいよ作成にとりかかります。参加者は真剣に配置を考え、重ねていきます。同じ種類の植物でもサイズや枝ぶりなど、全部違っていて、それを活かした作品にする方が多いように思われました。参加したみなさんはそれぞれすてきなスワッグを作成し、切った端材をミニミニスワッグとして可愛らしく生まれ変わらせている方もいました。

最後に、出来上がった他の人の作品を観て回りながら、自然と交流も生まれていました。

完成したスワッグは、色が褪せてドライフラワーになっていく過程も見ながら、長く楽しめるそうです。

第3回「大人のナイトキャンプ~コーヒーを飲みながら天体望遠鏡で星空観察~」

星空を見上げる参加者

望遠鏡を覗く参加者

ストーブを囲んで

コーヒーを飲みながら談笑

11月4日(土曜日)18時00分~19時00分

仙台市天文台で天文ボランティアをされており、まなびの森の企画員でもある菅原修さんに、講師を務めていただき観望会を行いました。
当初の予定では2日に行われるはずでしたが、雨のため予備日として設けていた4日に開催しました。その甲斐あってか、気持ち良く晴れ、心配していた寒さもあまり感じられませんでした。解説を交えて天文台からお借りした立派な望遠鏡を中心に様々な倍率の望遠鏡で星を眺めました。見える星は少ない季節でしたが、クイズをしながら夏の大三角を見たり、土星は「リング」まで見ることができ、多くの参加者から歓声が上がっていました。
望遠鏡を覗く待ち時間も楽しく温かく過ごしていただきたい!ということで、かたわらでガスバーナーコンロでコーヒーを沸かし、参加者には薪ストーブで暖をとりながら、コーヒーを飲んだり、薪割り体験をしてもらいました。火を囲んで地域の方々が和やかに交流する様子が伺えました。
参加者からは「とっても素敵な時間でした」「めったに夜空を見上げないので童心にかえった。良かった。コーヒーも美味しかった」「今日は雲も少なく見れて良かったですが、真冬の星座もみてみたいです」「第2回目を楽しみにしています!」など再び開催を望む声も多く寄せられました。

第2回「ゆうゆう先生にきく 平安のくらしと政治」

講座の様子

資料を見る参加者

講座資料

10月4日(金曜日)15時30分~16時30分

桂小学校教諭の勝倉悠々先生をお迎えし、平安時代のくらしを中心に様々なことについて茶話会形式でお話いただきました。
勝倉先生は大学で日本中世史や制度史を専攻されており、紫式部や平安の役職のお話からトイレ事情まで、幅広い知識でどんな質問にも答えておられました。講座の途中で、先生の貴重な資料も見せていただきました。
参加した方々は、興味津々で質問していて、「大変楽しく有意義な時間でした。語り口も良く、落語を聞いているようでおもしろかったです」「昔のことに興味がでました。次回も続けてください」「とても勉強になりました。平安時代のことを今日をきっかけに学んでみたいと思います」などの感想が寄せられました。
先生はまだまだたくさんの引き出しをお持ちで、1時間ではとても足りなかったようで、参加した方からも「もっと聞きたい!」という声が多く聞かれました。

第1回「茶道ことはじめ」

説明を聞く参加者

お点前

お菓子のとり方

お茶碗拝見

7月28日(日曜日)10時30分~11時30分

表千家茶道教授者の山田久美子さんと乙藤都さんをお迎えし、茶道初心者のための簡単な作法や、お茶のいただき方などを楽しく学びました。
お席への入り方、お軸とお花の拝見のしかたを実際にやってみた後は、講師の先生のお点前を見ながらお菓子とお茶をいただきました。そして最後にもう一服自分でお茶を立ててみる体験も。
企画員の方も水屋で次々とお茶を立てたり、お運びしたりと大活躍でした。
初めは緊張していた参加者の方々も、茶道のおもてなしに込められた奥深いお話を聴き、たくさん質問をされるなど終始和やかな雰囲気のお茶会となりました。初めての方や久しぶりに茶道に触れる方などさまざまで、講師の先生は、はじめのご挨拶で「楽しむことが一番。作法を気にして終わったあとに茶道を嫌にならないでほしい」とおっしゃっていましたが、皆さん楽しかったと笑顔でお話されていました。
参加者の感想でも「一時暑さを忘れ有意義な時間でした」「堅苦しくなくとても和やかな講座で、心もホッとできるひとときでした」「いいなと思っても作法がわからず敬遠していたお抹茶、これからはトライできそうです」など大好評で、また参加したいとの声も多くいただきました。