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更新日:2025年7月19日
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令和7年度 第35回 蛍と平家琵琶の夕べ
6月28日(土曜日)いにしえの里・坪沼で「蛍と平家琵琶の夕べ」を開催しました
「蛍と平家琵琶の夕べ」の始まりは平成元年。地元の有志が地域おこしの一環として、坪沼に乱舞していたゲンジボタルと平家琵琶、源氏と平家の二つを結び合わせたことがきっかけで始まりました。35回目となる今回まで「ふる里坪沼実行委員会」が中心となって、地域を挙げて守り育ててきたおまつりです。
会場は坪沼八幡神社
坪沼八幡神社は千年以上も続く由緒のある、仙台最古の八幡神社です。この日は神社の神事「茅の輪くぐり」も行われていて、多くの方が息災を願いながら輪をくぐってお参りしました。
篝火が揺れる境内に平家琵琶の音が響きます
幽玄な雰囲気の中、前田流平曲・仙台平家琵琶普及会の皆さまによる平曲の語りが始まりました。今回の演目は平家物語の冒頭にある「祇園精舎」と義経の勇ましい戦術を描いた「坂櫓」の二曲です。琵琶の音にのせた語りに情景が浮かび、皆静かに平家物語の世界に浸っていました。
境内には手づくりの竹あかりが…
坪沼で開校3年目となるろりぽっぷ小学校の子どもたちも、地域の一員としてこのおまつりに参加してくれました。ひとりひとりが下絵を描いて、地元の竹細工職人さんや町内会のみなさんの指導の下、手づくりで仕上げた竹あかりです。子どもたちの心のこもった優しいあかりでした。
閉会後、実行委員の先導で、参加した皆さんを自然の中で飛び交う蛍観察会にご案内しました。
(蛍の観察会と竹あかりワークショップの様子は「みんなで守ろうホタルの里」の講座レポートをご覧ください。)
講座情報
内容 | 蛍が飛翔する時期に、平家琵琶の演奏と源氏ボタルの鑑賞会を併せて行っている坪沼の初夏の風物詩ともいえるおまつりです。 |
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開催日 | 令和7年6月28日(土曜日) |
時間 | 午後6時30分から午後8時 |
対象 | どなたでも |
定員 | 150人 |
費用 | 無料 |
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