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更新日:2026年6月24日

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学校連携事業「つなぐ六郷の記憶」
6月16日、仙台東高校の避難訓練にあわせて、東日本大震災の記憶伝承と地域活性化を目指す団体「わたしのふるさとプロジェクト」代表・大内文春氏による講話を行いました。避難訓練の様子も見学させていただき、生徒の皆さんが真剣に取り組む姿が印象的でした。訓練では、生徒だけで教室にいる状況を想定した安全確保の方法、津波を想定した垂直避難、避難移動中の余震への対応など、実際に起こりうる場面を再現した内容が実施されました。
講話ではまず、東高校が沿岸からどの程度の距離に位置しているのかを地図で確認しました。併せて、当時の東高校や、より沿岸に近かった東六郷小学校の被災状況を写真とともに振り返り、当時の様子をお話しいただきました。津波が迫る様子を捉えた航空写真や、波が引いた後にがれきや車が折り重なった光景に、生徒の皆さんも息をのんで見入っていました。
また、被災状況だけでなく、地域の復興の歩みや、地域に根差した文化である「くろしお太鼓」、さらに「わたしのふるさとプロジェクト」が行う祭りや鎮魂の花火についても紹介されました。
大内代表から生徒の皆さんへのメッセージとして、まずは自分の命を守ること、そして周囲の人へ声を掛けることの大切さが語られました。特に「物は壊れても直せるが、人の命は失われたら終わりである」という思いを強く伝えていました。
講話の最後には質疑応答の時間も設けられ、高校生からの質問も寄せられました。以下にその一部を紹介します。
Q.震災前と後で考えが変わったことはありますか?
A.震災で全国の方に助けられ、人は助け合うことが大切、自分ひとりで生きているのではないと感じた。震災後に会社を立ち上げることができたのもその経験から挑戦できたと思う。
Q.鎮魂の花火の意味は?
A.126名の震災で犠牲になられた方々への鎮魂の思いを込めて花火を打ち上げている。震災を忘れないよう冬(2~3月)に行っている。
講話を受けた高校生の感想も一部紹介いたします。
自分達はまだ生まれてもいなく、記憶がないけれど、今自分達が通っている学校の近くで大きな被害が出ていることを知って、もし大きな地震や津波が来た時に東高校にも起こり得ることだと思うので自分ごとのように聞くようにしました。
自分は生まれてまだ一年しか経っていなくて当時の状況があまりよく覚えていなかったから今回の講話を聴いて、当時こんなにも被害が出ていたのかと驚き、またそれを風化させないように地域の方々が頑張っているのを見て私たちも下の世代にしっかりと受け継いでいくべきだなと感じた。
