令和6年度 北山市民医学講座
2024年12月12日

講座レポートを掲載しました。
2024年12月12日
日時:令和6年11月27日(水) 午後6時30分~午後7時30分
演題:ピロリ菌と胃の病気の関係
~慢性胃炎と言われたら?胃がんは予防できるのか?~
講師:東北大学病院 消化器内科 小池 智幸 先生
参加人数:38人
東北大学病院 消化器内科 小池 智幸 先生をお招きして、「ピロリ菌と胃の病気の関係」をテーマにご講演いただきました。整備されていない場所の水を飲んだり、食べ物の口移しをしたりすることが原因で主に子どもの時にピロリ菌に感染し、慢性胃炎や胃がんに罹患しやすくなると説明していただきました。胃がんの治療方法やピロリ菌の除菌方法について学び、予防には定期的に検診を受診することが大切だと分かりました。受講生のアンケートには「胃とピロリ菌の関係が分かった」「検診、検査の必要性を感じた」などの感想が挙げられ、健康への意識が高まった姿が見受けられました。
日時:令和6年9月25日(水) 午後6時30分~午後7時30分
演題:動脈硬化ってなんだ?
講師:東北大学病院 総合外科 芹澤 玄 先生
参加人数:38人
東北大学病院 総合外科 芹澤 玄 先生をお招きして、「動脈硬化ってなんだ?」をテーマにご講演いただきました。動脈には血圧・血流の調整、血液を固まらなくする役割があることを説明していただきました。動脈の内側が主に脂質異常症、糖尿病、喫煙、歯周病により炎症を起こし、脳梗塞や心筋梗塞、腹部大動脈瘤などの動脈硬化を引き起こすことを学びました。また、受講生は予防には「定期的な検診、歯医者の受診、運動」が効果的であると知り、アンケートには「生活習慣を大事にしたい」、「動脈硬化の予防を徹底する」といった感想が挙げられ、普段の生活を心がけようとする様子が見受けられました。
日時:令和6年7月24日(水) 午後6時30分~午後7時30分
演題:あなたも骨粗しょう症・脊柱管狭窄症かも?その不都合な真実をお話しします
講師:東北大学病院 整形外科学教室 橋本 功 先生
参加人数:50人
骨粗しょう症・脊柱管狭窄症についてご講演いただきました。
年齢を重ねるとサルコペニア(筋減少症)、骨粗しょう症、脊柱管狭窄症にかかりやすくなることについて詳しく教えていただきました。健康を維持するためには、運動・食事・睡眠を改善することの大切さを学びました。
アンケートには「ストレッチを取り組んでいきたい」、「筋肉をつけるようにしたい」など、普段の生活を改善したいと考える受講生が多く見受けられました。
日時:令和6年5月22日(水) 午後6時30分~午後7時30分
演題:糖尿病と外科~手術で治す糖尿病~
講師:東北大学病院 総合外科 井本 博文 先生
参加人数:37名
糖尿病や肥満、それらに対する外科治療についてご講演いただきました。
外科治療では、スリーブ状胃切除術、スリーブ・バイパス術について詳しく教えていただき、
手術により体重減少と糖・脂質代謝改善を図り、糖尿病・肥満病に対しての効果を
期待できるということも学びました。
ここまでが本文です。