令和7年度福沢音楽会

 

令和7年度の「福沢音楽会」

1回目ハワイの風コンサート

 

7月5日(土曜日)にイズミ・ハワイアンズさんを迎え、福沢音楽会「ハワイの風」コンサートを開催しました。ハワイアンソングからムードコーラスまで全13曲を歌唱・演奏していただきました。イズミ・ハワイアンズさんは市内の「ウクレレ教室」で知り合った仲間でグループを結成し今年で16年になるそうです。結成当初は20名近いメンバーいたそうですが、現在4名で仙台市内を中心に福祉施設や地域のイベントにもボランティアで参加・演奏されているとのことでした。メンバーの息の合った歌と演奏と軽妙なトークで会場は大いに盛り上がりました。暑さが厳しいなかではありましたが、会場は爽やかな風を感じる「常夏のハワイ気分」を味わいました。

次回は8月30日(土曜日)「フォルクローレ（南米民族音楽）のひととき」を予定しています。

 

2回目：「フォルクローレ（南米民俗音楽）のひととき」

 　　　　 　　　　

 

8月30日（土曜日）にコンフント　トラピチェさんを迎え、福沢音楽会2回目「フォルクローレ（南米民俗音楽）のひととき」と題したコンサートを開催しました。仙台中南米音楽愛好会主催のケーナ（南米の縦笛）教室の生徒を中心に1987年にグループを結成。グループ名は南米アルゼンチン国産ワインの銘柄「トラピチェ」に因んで「コンフント　トレピチェ」としてデビューしたそうです。南米音楽を言えばサイモン＆ガーファンクルの「コンドルは飛んでいく」が有名ですが、今回は「トドス　フントス」「アモロッサ　パロミータ」「花祭り」など、南米音楽では馴染みの深い全11曲を力強い演奏、唄、楽しいトークでラテン独特の陽気なリズムを楽しませていただきました。また、今では貴重な「アルマジェロギター」（珍獣：アルマジェロをギターに加工したもの）、「ヤギの皮でできた太鼓」や「シャッチャ（ヤギの爪）」などの楽器に触れる機会もあり、「初めて見る楽器に感動しました」「聴くチャンスのなかった南米音楽、たっぷり堪能しました」といった感想もいただき、楽しいトーク、息の合ったダイナミックな演奏と唄に大いに盛り上がりました。

次回、3回目（9月21日）は、「アンサンブルコンサート」を予定しております

 

3回目：「アンサンブルコンサート」

　　　　　　

 

9月20日（土曜日）に東北医科薬科大学アンサンブル部の皆さまをお迎えし、福沢音楽会3回目「アンサンブルコンサート」を開催しました。初めて地域（小松島）にある大学の学生サークルに参加を呼びかけて開催することとなりました。東北医科薬科大学アンサンブル部は東北薬科大学時代からの歴史を持つ、「アンサンブル愛好会」を起源とし、医学部併設後の2018年度から現在の名称に変更。毎年4月の定期演奏会、学内や学会における式典、病院の慰問演奏など活躍の場を広げてきているそうです。今回はクラシック、歌謡曲、ディズニープリンセスメドレー、朝ドラメドレーなど、幅広く演奏していただきました。朝ドラメドレーでは「朝ドラの曲でタイトル当てクイズ」もあり大いに盛り上がりました。参加された方から「生のヴァイオリンやフルートの響きが良かった。また聴きたいです」「近くでの生演奏、心に響きました。ありがとう学生の皆さん。勉強も大変なのに」といった感想をいただきました。日頃、勉学と部活等に頑張っている部員の皆さんへ、会場の参加者から温かい拍手と励ましの声をいただくなど、温かいコンサートとなりました。

次回、4回目（10月25日）「秋を彩るジャズコンサート」を予定しております

 

4回目：「秋を彩るジャズコンサート」

　　　　　　　　

 

10月25日（土曜日）　Wild　Swing　Partyさんをお迎えし、福沢音楽会４回目「秋を彩るジャズコンサート」を開催しました。『Wild　Swing　Party』は今年で結成28周年（1997年結成）を迎える社会人ビッグバンドです。仙台市内を中心に演奏活動をしており、「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」や「とっておきの音楽祭」「市民センター」のコンサートへの参加など、幅広く活動しています。今回、ビッグバンドジャズを聴きながら秋を感じて貰いたいとの思いで「Marguarite」、「Shoreline　Drive」、「Katy」などJAZZの名曲8曲、演奏していただきました。参加された方からも「迫力ある演奏、素晴らしかった。また聴きたい」「暫くぶりで聴いたジャズ、良かった」などの感想もいただきました。今回センター側の都合により大きな会場を用意することができず　「耳が痛かった」「会場が狭いせいか大音量だった」といったご指摘もございましたが、概ね、皆さまを楽しませるコンサートとなりました。

次回、5回目（11月21日）は「サックスとピアノのコンサート」を予定しております

 

5回目：「サックスとピアノのコンサート」

　　

 

11月21日（金曜日）Music　Lifeさんをお迎えし、福沢音楽会５回目「サックスとピアノのコンサート」を開催しました。『Music　Life』は泉区にある音楽事務所で葬儀での生演奏をメインにイベントやカフェラウンジ、地域の町内会、児童館等で演奏活動を行っているとのことです。今回は代表であるサックス奏者の大道美由貴氏とピアノ奏者の遠藤まりえ氏にお越しいただき、演奏していただきました。歌謡曲、演歌、映画音楽やニューミュージック等の多彩な演奏の合間に「曲当てクイズ」や「曲に合わせての手あそび体操」などをして、楽しみました。参加された方からも「どの曲も聴き慣れたもので、とても楽しかったです」「ソプラノとテナーサックスの音色の違いがわかりました」「途中での曲当てクイズや体操があり、ただ曲を聴くだけでなく本当に楽しい一時間でした」と言った声が多く寄せられました。今回は福沢市民センター、中江地区社会福祉協議会、花京院地域包括支援センターと連携しての開催だったこともあり、地域にある介護施設やディサービス施設などからも高齢者の方がたくさん参加していただき、職員さんから「利用者様がとても楽しそうにされておりました」」との声もいただくなど、一緒に楽しい時間を過ごすことができました。

次回、6回目（2月14日）は「常盤木学園高等学校音楽科」の皆さんによるコンサートを予定しています