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更新日:2025年6月27日

青葉区 センタートップ

福沢市民センター

〒980-0002 仙台市青葉区福沢町9-9
電話番号: 022-223-9095 
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始

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令和7年度 歴史講座「宮町界隈のいま・むかし」

歴史講座表紙

 

歴史講座『~宮町界隈のいま・むかし~』が始まりました。

第1回目(5月28日) 

 講師に前福沢市民センター館長で現北六番丁コミュニティ児童館館長の茂庭和彦氏を迎え、「宮町がなかったころ」の2000年前の歴史からお話していただきました。短い時間で駆け足でのお話でしたが歴史の中へタイムスリップしたようでした。次回の「まち歩き」は受講生の皆さんと一緒に計画をたて実施することになりました。「宮町の知識がないので詳しく知りたい」「ディープな宮町を一緒に探ってみたい」などとの声があがり、次回(6月25日)は「東照宮周辺の神社や寺院、仙台鉄道の跡などを巡る」まち歩きを予定いしています。

第2回目(6月25日) 

 福沢神社朝から気温が上昇するなか、「まち歩き」を行いました。現在の福沢市民センターが建っているところは、昔は田んぼであり材木屋さんだった歴史から始まり「芭蕉と曽良の足跡」→「福沢神社」→「露無の里」→「東照宮」→「東照宮下の寺院」などを巡りました。

 途中の「露無の里」では約800年前、源頼朝の奥州討伐の時、追手を逃れた藤原忠衡の姫(当時四歳)が乳母小萩とともに小萩の夫の故郷である福沢を目指して落ち延びてきたが夕暮れ道に迷い松の根元で一夜を明かし、朝に気づくとこの附近一帯には不思議にも朝露が全く降りてなかっという伝説を学びました。

露無の松 「東照宮下の寺院」は天台宗が多い。天台宗は京都の皇室を守るための宗教として始まり、宗紋の三諦星(さんたいせい)の背景になっている十六菊紋は皇室の紋章で、三つの星を三諦星と言うそうです。また、丸に九枚笹紋仙台笹の紋章には雀がいない?紋章が掲げてあるそうです。皆さんもいろんな不思議を探しながら、“まち歩き”を楽しんでみてください。

次回、3回目(7月30日)は涼しい会議室での座学になります

 

 

 

 

講座情報

内容 東照宮の門前町として発展した歴史・文化が感じられる御宮町は神社仏閣なども多く、昔から住民に親しまれてきた地域である。現在は街並みも変わりマンションやアパートも増え、地元の名跡や由来、歴史等を知らない住民も多くいる。そこで、地域の人材や諸団体を講師に地元の歴史探訪や伝統など、地域資源を活かした学びの機会を提供することで地域の魅力を知り愛着を深める。
開催日 第1回令和7年5月28日(水曜日)
第2回令和7年6月25日(水曜日)
第3回令和7年7月30日(水曜日)
第4回令和7年9月30日(火曜日)
第5回令和7年10月29日(水曜日)
時間 10時から12時
対象 どなたでも
定員 15名
費用 なし
主催者からのお知らせ テーマを決め、まち歩きを実施します。座学2回、まち歩き3回を予定しています