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更新日:2025年3月25日
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令和3年度『八本松寿大学』
令和3年度『八本松寿大学』開講
2021年5月28日
開講式・第1回学習会
5月27日(木曜日)、令和3年度の『八本松寿大学』を開講いたしました。
昨年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため10月からの開講となり、受講生の皆様を長くお待たせしてしまいましたが、令和3年度は安心安全のもと受講していただけるように感染対策等を徹底し、5月開講の運びとなりました。
開講式に引き続いての第1回学習会は、東日本大震災で大変な被害に遭われた亘理郡山元町の徳本寺・徳泉寺ご住職の早坂文明さんを講師にお迎えして「東日本大震災から10年に思う」と題した講話をしていただきました。
「もう十年、まだ十年」「時はあのときから止まったまま」「何のために生かされたのか」等々、大震災については皆さんそれぞれ思うところが多々おありですが、それでも「青空があるじゃないか!」と空を見上げて、頑張って生きていきましょうというお言葉がとても印象的でした。
今年度も『八本松寿大学』は、歴史・音楽・運動など様々なジャンルで来年1月まで全8回の学習会で学んで参ります。
第2回学習会
6月24日に第2回学習会【ニュースポーツに挑戦しよう!】を、講師として若林区レクリェーション協会の小林会長さんと事務局の長谷川さん・鈴木さんにお越しいただき、開催しました。
受講生は9チームに分かれて、『フロアカーリング』『輪投げ』『バッゴー』に挑戦しました。
簡単そうに見えて、実はちょっと難しいニュースポーツ。なかなか、思った通りに投げられなかったり、まっすぐ進んでいかなかったりと上手くいきません。
それでも協会の指導員からコツを教わりながら、みなさん一生懸命挑戦し、体を動かした楽しい時間を過ごすことができました。
第3回学習会
7月15日に第3回学習会【二胡の演奏会】を開催しました。
講師にお迎えした方は二胡奏者の岩渕時和さんと、岩渕さんにご指導いただいている『二胡サークル空山鳥語』のメンバー、山本万里子さんと土谷美恵さんです。
あまりなじみがない楽器の二胡ですが、よく耳にするピアノやバイオリンなどとはまた違った、不思議な音色に心を奪われます。
童謡やテレビでおなじみの曲なども二胡で演奏されるとまた違った味わいで、受講生のみなさんはうっとりとした表情で演奏会を楽しみました。
第5回学習会
8月は夏休み、9月は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で急遽開催が中止となり、3ヵ月ぶりの学習会となった10月21日の第5回学習会は、歴史講話『伊達家の美術工芸入門』と題して仙台市博物館の学芸企画室主任小田嶋なつみ氏に講話をいただきました。仙台藩に伝わる武器や武具、伊達家所縁の漆工芸品などについて、たくさんのスライド写真や資料をもとにお話しいただき、武家社会の中での美術工芸の世界を垣間見ることができました。仙台市博物館は大規模改修のため令和6年3月末までの予定で長期休館中ですが、新装開館となった際には是非とも訪れて、今日のお話に出てきた美術品を鑑賞してみたいという声が多く聞かれました。
第6回学習会
11月の八本松寿大学は、仙台市市政出前講座の中から『教育・文化・スポーツ』をテーマとして選び、八木山動物公園管理課の星係長さんと飼育展示課の佐藤係長さんのお二人の職員にお越しいただいて、『動物園に行こう』と題した学習会を開催しました。今回もスライド写真や資料をもとに、動物園の概要や各舎・各館の紹介、そして動物園のみどころ・楽しみ方など普段は聞くことのできないお話をたくさん聞かせていただきました。『何十年も動物園には足を運んでいなかったが、行ってみたくなった』『裏方で働いている職員さんの大変なご苦労がよくわかった』などの感想が聞かれました。
第7回学習会
今年最後の開催となる、八本松寿大学第7回学習会を12月9日に開催しました。今回の学習会は受講生が毎回楽しみにしている民謡の鑑賞会です。地域にお住いの有住会会主の有住兆幸さんと歌い手さん5人、三味線と尺八演奏の方の総勢8人の『民謡有住会』さんにお越しいただき、有住先生の解説付きで1時間たっぷりと16曲ほど歌っていただきました。本来ですと、参加のみなさんも手拍子とともに声を合わせて一緒に歌いたいところですが、そこは時節柄グッと我慢していただき、心の中で一緒に歌っていただきました。ご当地宮城を始め、東北各県や遠くは北海道・三重県などの民謡もご披露いただき、楽しい時間を過ごすことができました。