令和7年度　片平シニア麟経大学

第5回　樋口一葉・その文学と生涯─貧しく、切なく、いじらしく

日　時：令和7年10月9日　木曜日　10時～11時30分

場　所：片平市民センター　3階　会議室1・2

講　師：仙台文学館　副館長　赤間　亜生　氏

参加者：60人

仙台文学館副館長の赤間亜生氏を講師にお迎えし、講話「樋口一葉・その文学と生涯─貧しく、切なく、いじらしく」を開催しました。日記をはじめとした資料をもとに、生い立ちから少女時代、門下生時代、そして「たけくらべ」などの名作を発表するに至るまでを、一葉の心情に触れながらお話しいただきました。困窮した生活を送りながらも「書くこと」や「学ぶこと」への意欲を持ち続け、それらを実現させた一葉の生涯を、受講生の皆さんは熱心に聴いていました。講座終了後も質問する方が多くおり、樋口一葉の文学や生きた時代について理解を深めている様子でした。

第4回　定禅寺ジャズストリートフェスティバルの歩み

日　時：令和7年9月11日　木曜日　10時～11時30分

場　所：片平市民センター　3階　会議室1・2

講　師：公益社団法人定禅寺ジャズストリートフェスティバル協会　代表理事　武藤　政寿　氏

参加者：55人

第4回の片平シニア麟経大学は、公益社団法人定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会代表理事である武藤政寿氏を講師にお招きし、「定禅寺ストリートジャズフェスティバルの歩み」と題した講話をいただきました。ジャズフェス発足当初から、「仙台四大祭り」の一つとなっている現在に至るまでの軌跡についてお話しいただきました。受講生の皆さんは、ジャズフェスが受賞した賞の多さに「おお～」と感嘆の声を上げたり、震災やコロナ禍などの困難を乗り越えたというお話では頷きながら聴いたりと、熱心に耳を傾けていました。講座終了後には、音楽に関する思い出話や、「ジャズフェスに出演した知り合いがいて・・・」などのお話が聞こえ、ジャズフェスや音楽に関する思い出話に花を咲かせていました。

 

第3回　館外学習　仙台市戦災復興記念館

日　時：令和7年7月10日　木曜日　9時30分～11時

場　所：仙台市戦災復興記念館

参加者：40名

3回目の片平シニア麟経大学は、仙台市戦災復興記念館にて館外学習を行いました。この日は戦災復興展が行われており、ホールで平和学習と平和記念コンサートを、そして館内の展示物を鑑賞しました。ホールで行われた平和学習とコンサートは、座席数の都合で残念ながら鑑賞できなかった受講生もいましたが、館内の充実した展示物を思い思いに見て回りました。参加した受講生たちは、昔の仙台市の地図や写真を見て、「ここに親戚の家があった」「子どもの頃、ここで遊んだ」などと当時を懐かしんだり、家族や親戚から聞いた戦時中の生活を話したりと、戦中、戦後の仙台に思いを馳せていました。

 

第2回　広瀬川でバードウォッチング

日　時：令和7年6月12日　木曜日　10時～11時30分

場　所：片平市民センター　3階　会議室1・2

講　師：公益財団法人日本野鳥の会　宮城県支部　副支部長　坂野　恭子　氏

参加者：59名

2回目の片平シニア麟経大学は、「広瀬川でバードウォッチング」と題して、日本野鳥の会宮城県支部副支部長の坂野恭子氏より、講話をいただきました。青葉山公園には数十種もの鳥が観察できるということや、それぞれの鳥の鳴き声、雌雄の見分け方などを写真を見ながら教えて頂きました。また、野鳥観察をすることによって私たちが自然と共存できているかがわかるというお話や、野鳥観察の楽しみ方も教えて頂き、自分でも挑戦してみたくなるような講話でした。講座が終わった後も受講生からの質問が絶えず、皆さん鳥についてより関心を持たれたようでした。

第1回　開講式・よ～っこらSHOW（笑）タイム

日　時：令和7年度5月8日　木曜日　10時～11時30分

場　所：片平市民センター　3階　会議室1・2

講　師：一般社団法人希望の襷　代表理事　山下　圭　氏

参加者：69名

今年度の片平シニア麟経大学が開講しました。始めに今野館長がご挨拶をしたあと、オリエンテーションを行い、受講生の皆さんに今年度の抱負を書いていただきました。

その後は、待ちに待った山下先生による「よ～っこらSHOW（笑）タイム」を行いました。先生のギターと歌声に合わせて手足を動かす運動から始まり、両手で別の動きをしたり、聴き馴染みのあるメロディーに合わせて歌を歌ったりと、脳トレにも効果的な軽運動に挑戦しました。受講生の皆さんにとってなじみ深いメロディーに合わせて、童謡を歌う脳トレでは、途中で歌詞が分からなくなってしまい大混乱。先生の楽しいお話しぶりも相まって、受講生の皆さんが大笑いする場面もありました。

楽しく盛り上がった場面もありながら、認知症予防についてのお話では頷きながら聴いたりと、楽しくも勉強になる有意義な時間となりました。