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更新日:2025年7月25日
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令和7年度 北山市民医学講座
第48回北山市民医学講座を開催しました。
日時:令和7年7月23日(水曜日) 午後6時30分~午後7時30分
演題:誤嚥性肺炎と摂食嚥下リハビリテーション
講師:東北大学大学院医学系研究科臨床障害学分野 教授
東北大学病院リハビリテーション科 科長 海老原 覚 先生
参加人数:40人
東北大学大学院医学系研究科臨床障害学分野 教授 東北大学病院リハビリテーション科 科長 海老原 覚 先生 をお招きして、「誤嚥性肺炎と摂食嚥下リハビリテーション」をテーマにお話しいただきました。専門的で少し難しい内容も、イラストをまじえた資料で分かりやすくご説明くださいました。
歯磨きや体操など、嚥下機能低下を防ぐ具体的な方法も教えていただき、それぞれの日常を顧みる機会となりました。誤嚥性肺炎を予防するためには食後すぐ横にならないほうが良いというお話があると、参加者の皆さんからは苦笑いが聞こえてきました。
また、先生が学生時代に三条町にお住まいであったことが明かされると、会場からは親しみのこもった声が上がりました。
先生の和やかな語り口に聞き入るうちにあっという間に60分が過ぎ、アンケートには「大変分かりやすく、いろいろすぐ実行したいと思います。液体よりトロミが良いとはびっくりでした。」「とても楽しく興味深かったです。時間が短く感じました。」といった意見が寄せられました。
第46回北山市民医学講座を開催しました。
日時:令和7年6月12日(木曜日) 午後6時30分~午後7時30分
演題:身近なアレルギー性皮膚疾患 -アトピー・かぶれ・じんましん-
講師:東北大学病院 皮膚科 髙橋 隼也 先生
参加人数:42人
東北大学病院 皮膚科 髙橋 隼也 先生をお招きして「身近なアレルギー性皮膚疾患」をテーマにご講演いただきました。
もともとは3月に開催予定でしたが交通機関の影響で延期となったため、待ちに待った開催です。
アトピー性皮膚炎、かぶれ、じんましんという身近な皮膚疾患について、原因・治療法・対策などを分かりやすく教えていただきました。
それぞれの疾患に違いはあるものの、いずれも今ある症状に一喜一憂せず、専門医と相談しながらセルフケアを含めた治療を根気よく行っていくことが重要であるというお話に頷く参加者の姿が印象的でした。
「身近な病気であるが、治療には根気がいると分かった」「薬の塗り方を教えていただきありがとうございます」といった声が寄せられ、今後の生活に生かしたいという参加者の皆さんの前向きな思いがうかがえました。
第47回北山市民医学講座を開催しました。
日時:令和7年5月28日(水曜日) 午後6時30分~午後7時30分
演題:健康寿命をのばすカギは❝歯ぐき❞にあり❕
講師:東北大学大学院歯学研究科 歯内歯周治療学分野 准教授 根本 英二 先生
参加人数:35人
東北大学大学院歯学研究科 歯内歯周治療学分野 准教授 根本 英二 先生をお招きして「健康寿命をのばすカギは❝歯ぐき❞にあり❕」をテーマにご講演いただきました。
歯周病そのものや全身の病気との関連についてお話しいただき、歯や歯ぐきの健康は「元気に生きる時間」に直結しているということを学びました。具体的な歯みがきの方法やコツについても詳しく教えていただき、実践的な知識を身に付ける時間となりました。参加者は先生のお話に熱心に耳を傾けており、質疑応答は時間が足りないほどでした。
終了後のアンケートでは、「歯みがきの大切さを再認識しました」「今日の講座を参考にして今ある歯を大事にしていきたいと思います」などの、歯ぐきの健康への意識の高まりを記した感想が数多く寄せられました。