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更新日:2025年10月5日

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令和7年度地域の魅力発信講座
仙台藩の天文学者・戸板保佑~今夜、月食があるので~
日時:令和7年9月7日(日曜日)9時30分~12時00分
講師:天文郷土史研究家「黒須潔」氏
参加人数:25人
仙台市天文台を会場に、戸板保佑らが使用した渾天儀の解説を黒須潔氏にしていただき、プラネタリウムの観覧も行いました。まず、プラネタリウムの観覧では「今夜の星空散歩」という内容で、仙台のその日の星空や他の都市での星空の見え方について学びました。肉眼では見えづらい星をプラネタリウムで目にした時には、感嘆の声が上がりました。渾天儀の解説では、実物を前に渾天儀がどのように使用されていたのか、天文観測器機に残された文字から推測できることなどについてお話をいただきました。受講生は解説の後、黒須氏に多くの質問をしており、学習を深めている様子でした。2週に渡る講座で、受講生は実物を見たり、貴重な資料に触れたりすることができる機会となり、有意義な時間を過ごすことができました。

仙台藩の天文学者・戸板保佑~来週、月食があるので~
日時:令和7年8月31日(日曜日)10時00分~12時00分
講師:天文郷土史研究家「黒須潔」氏
参加人数:23人
天文郷土史研究家黒須潔氏を講師に招き、「仙台藩の天文学者・戸板保佑」についてご講演いただきました。まず初めに、戸板保佑氏らが使用していた天文観測機器の渾天儀や仙台藩における西洋暦の研究についてお話をいただきました。それからは戸板保佑氏の師弟関係や友人関係、実際に藩主が観測所に来訪した記録の話を聞き、受講生は熱心にメモを取っていました。講座の最後には次週に起きる月食についての解説をしていただき、受講生は月食の発生を楽しみにしている様子が伺えました。アンケートには「江戸中期に仙台にこのような天文学者がいたことに新しい発見がありました」、「江戸時代の天文学について楽しく学ぶことができた、来週の天文台で機器を実際に見ることを楽しみにしています」など記入されており、受講生は仙台市天文台に見学に行くのを楽しみにしているようでした。
ガイドボランティアと歩く北山五山第3回「輪王寺見学」
日時:令和7年7月5日土曜日10時00分~12時00分
講師:北山ガイドボランティア吾妻氏、山岸氏
参加人数:20人
北山ガイドボランティア山岸氏、吾妻氏に輪王寺のガイドをしていただきました。まず初めに、輪王寺の山門を解説していただき、石段を登って本堂の周りにある墓石の学習をしました。白虎隊士であり晩年は仙台で過ごした飯沼貞雄氏の墓や赤痢菌を発見した志賀潔氏の墓など仙台にゆかりのある人物についてのガイドをしていただきました。ガイド後は講座の振り返りをするために市民センターに向け歩きました。
市民センターに到着後、吾妻氏に第3回までの振り返りをしていただきました。アンケートには「今まで知らなかった墓の概要がわかり大変参考になった」、「天気が良く楽しく歩けました」という感想があり、受講生は地域の魅力を知る機会になりました。
ガイドボランティアと歩く北山五山第2回「光明寺、東昌寺見学」
日時:令和7年6月28日土曜日10時00分~12時00分
講師:北山ガイドボランティア吾妻氏、山岸氏、藤枝氏、東昌寺住職國安氏
参加人数:22人
北山ガイドボランティア山岸氏、藤枝氏に光明寺、東昌寺のガイドをしていただきました。光明寺では支倉常長の墓石やハンカチの木などの見学をしました。その後光明寺の本堂に入り、吾妻氏に「慶長遣欧使節・ローマ法王謁見図」の解説をしていただきました。東昌寺では、まず慧日堂にて伊達家の像などの見学をしました。それから本堂に入り東昌寺住職の國安氏にお寺の歴史や仏教についてのお話をいただきました。お話をいただいた後は再び外に出て、墓石やマルミガヤの木の見学をしました。
今回の講座では、本堂内に入りお宝の見学をしたり、住職にお話をいただけたりと貴重な機会となり、受講生は本堂内に入り実物を見ることができよかったと感想を述べていました。
ガイドボランティアと歩く北山五山第1回「北山五山の映像とお話」
日時:令和7年6月21日土曜日10時00分~12時00分
講師:北山ガイドボランティア会長吾妻信夫氏
参加人数:37人
北山ガイドボランティア会長吾妻信夫氏を講師に招き、「北山五山の映像とお話」についてご講演いただきました。まず初めに、北山付近の歴史についてお話しいただきました。以前は商店街のある通りとして栄え、お寺に関係する石材店やお花屋さんがあったことを学習しました。その後、北山五山と呼ばれる輪王寺、資福寺、光明寺、覚範寺、東昌寺についてお話いただきました。吾妻氏の思い出を交え解説していただいたことで受講生は楽しみながらも真剣にメモを取っていました。アンケートには「とても興味深く勉強になりました」、「北山五山について楽しく学ぶ事ができました」という感想があり、北山の歴史への関心が高まっている様子が見受けられました。
