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更新日:2025年3月25日

青葉区 センタートップ

宮城西市民センター

〒989-3432 仙台市青葉区熊ヶ根字石積47
電話番号: 022-393-2829 
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始

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令和4年度 自然体験教室

令和4年度自然体験教室秋Ⅱ「豆沢川~晩秋の川歩きと植物観察~」を開催しました!

秋編Ⅱ「豆沢川~晩秋の川歩きと植物観察~」を開催しました!

2022年10月28日

令和4年10月28日(金曜日)「豆沢川~晩秋の川歩きと植物観察~」を開催しました!

秋の穏やかな暖かな日を迎えました。仙台市水道記念館より上流の青下川支流、豆沢川を緑を守り育てる連絡協議会の皆さんにご案内いただきながら歩きました。晴天が続いていたため水量が少なく、とても歩きやすく、落ち葉に覆われた岩盤の川底を清らかな水が流れ、とても癒されました。周辺の紅葉は例年より遅くまだ紅葉し始めたばかりでしたが、ところどころに赤く染まったカエデや黄色に色づいた木々に秋の訪れを感じました。途中、かわいらしいコマユミやツルリンドウの実、紫のサワアザミ、白い可憐な花、アケボノソウ、珍しいクロウメモドキの実などを見ることができました。
また豆沢川は800~600万年前に噴火し沈没した白沢カルデラの地層を多く見ることが出来るところでもあり、大きな岩盤や柱状節理の六角形の岩、生物が生きていた跡の生痕化石等様々な変化のある地層に参加者の皆さんも興味深く眺めていました。
参加者からは「一人ではなかなか来ることが難しいところですが、皆さんと一緒に歩いて、宮城地区西部の自然の魅力を堪能しました」という感想をいただき、これからもこのような機会を設け、多くの方に豊かな自然に触れていただきたいと思いました。

令和4年9月30日(金曜日)「二口自然遊歩道~秋の植物観察を楽しむ~」を開催しました!

雨天に悩まされた春編とは打って変わり、さわやかな秋空の下、緑を守り育てる宮城県連絡会議の皆さんにご案内いただきながら二口自然遊歩道を歩きました。
初めに山形へ通じる二口街道は二口の番所で清水峠へ行く道と高野に行く道の二手に分かれることから「二口」の名称がついたという歴史的な背景を伺いました。林道を歩き沢に入ると涼しい風が通り抜け、トチやクリの実がたくさん落ちた道を進みました。青いクサギの実、赤いシキミの実が目につき、すっかり秋の様相でしたが、実は来年のための準備をしているという話に植物のたくましさを感じました。
途中アップダウンを繰り返しながら、滝まで来て昼食となりました。コロナ禍のため少し離れながらでしたが、泳ぐ魚や周りの植物を見ながらゆっくり休憩しました。帰りは林道歩きでしたが、楽しくお話しながらさわやかな季節を感じた一日となりました。

令和4年4月22日(金曜日)「鎌倉山~春の植物観察を楽しむ~」を開催しました!

雨で延期となった自然体験教室を1週間遅れで開催しました。朝方までの雨で心配しましたが、徐々に晴れて山歩き日和となりました。芽吹いたばかりの新緑の中を、緑を守り育てる宮城県連絡会議の方々にご案内いただきながら、気持ち良く歩きました。
いろいろな種類のスミレやカタクリに出迎えられながら、カタクリ、トウゴクサイシン、ヒメギフチョウの関係についてやカタクリの一生について詳しい説明を興味深く聞きました。オノが折れるほど固い木、オノオレカンバ、サロンパスのような香りがするミズメの木についても教えていただきました。
約1時間半で登頂し、山頂からはニッカウヰスキー工場が、山頂から少し下がったところからは作並駅や新川の集落が見え、遠くには雲に少し隠れた大東岳を見ることができました。途中の尾根近くで楽しく昼食を取り、急坂を下りて一面に広がるニリンソウ畑に出ました。見事なニリンソウ畑に皆さん感動しながら、今日一日過ごした和やかな時間に満足していたようです。