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更新日:2025年10月2日
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令和7年度 手をつないで考えよう防災・減災
「西多賀の地形を知って命を守る」
今年度も、東北福祉大学准教授 水本匡起 先生をお招きして、2回連続の講座を開催しました。
1回目(9月20日)は、アナグリフ3D画像を基に、西多賀や金剛沢、芦の口の地形を立体的に見たり、地形面と活断層の地図を確認したりしながら、先生の講話ををお聞きすることにより、地形からわかる「真の災害リスク」を学びました。
2回目(9月28日)は、東北福祉大学の学生の皆さんも加わり、水本先生と一緒に「まち歩き」を行いました。先生の詳しい説明と楽しいお話を聞きしながら、約4.3㎞の行程を歩き、自分の目で確かめることで、新たな視点に立った防災の必要性を実感することができました。
参加した皆さんからは、「見慣れた風景も、視点を変えるといろいろなことがわかると思いました」「講座もまち歩きも楽しく、発見も多く、役立ちました」「水本先生のお話はもちろん、学生の皆さんの気づかいや案内もよかったです」などの感想をいただきました。
小学生対象「防災紙しばい・防災NURIE」(7月25日)
西多賀児童館の児童を対象に、1・2年生には防災紙しばい「リオン」の読み聞かせ、3年生以上は「防災NURIE」の体験を行いました。講師は、西多賀地域で活動するSBL(仙台市地域防災リーダー)のみなさんです。「リオン」のお話を聞いて、命を守ることの大切さを子どもたちは実感できたようです。「防災NURIE」ではぬりえを通して災害時の行動を考え、ひなんリュックに入れたいものを選びました。また、水や食料以外にも、子どもたちが考える「大切なもの」を聞くことができました。