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更新日:2025年3月28日
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令和6年度 西多賀寿大学
令和6年度 西多賀寿大学
2025年3月28日
第9回 2月19日(水曜日)「豊かなシニアライフを目指して」 講師:シニアライフ・インストラクター 郷古 毅 氏
「平成6年度 西多賀寿大学 閉講式 記念講話」として、シニアライフに大切な年金制度などについて詳しく説明していただきました。また、シニアライフを支えるものとして①家庭経済プラン②健康プラン③生きがいプランがあり、この三つを基にしながら安定した生活を目指そうというお話もいただきました。さらには、心の持ち方として、「短気を起こさない」「考えすぎは良いことではない」「行動できる人こそ前向きに生きられる人」というお話も印象に残りました。最後に、講師のハーモニカ演奏に合わせて受講生全員で「早春賦」や「ふるさと」などを斉唱し、今年度の西多賀寿大学を締めくくりました。受講生の皆様、1年間受講していただきありがとうございました。
第8回 1月15日(水曜日)「ニュースポーツ体験」 講師:カメイアリーナ仙台 仙台市体育館 スポーツ指導員 岡崎麗央奈 氏・加藤実可子 氏
準備体操のあと「言うこと一緒、やること一緒」・「言うこと一緒やること反対」のゲームや「ボール送り」などでウオーミングアップしてから、パラリンピックで話題になった「ボッチャ」や「スカットボール」・「インディアカ」などのニュースポーツを体験しました。受講生からは「久しぶりに体を動かしました」「夢中になり汗をかきました」「グループのメンバーと一緒に熱くなりました」等の感想が聞かれました。講師の方々の優しい指導で楽しく体験することができ、心にも身体にも良い刺激になりました。
第7回12月18日(水曜日)「移動学習 縄文の森広場 石のアクセサリー作り体験」 講師 縄文の森広場 峯田氏
地域にある施設を利用してみようということで太白区山田にある「縄文の森広場」を訪問し、石のアクセサリーづくりを体験しました。講師のほかにも多数のボランティアさんが指導してくださり、受講生たちも楽しく「勾玉」を完成させたようでした。体験が初めての方がほとんどで、「近くにこんな施設があることを知らなかった」という方もおり、「良い経験になった」「非日常の時間が過ごせてとても楽しかった」という感想がありました。今後も、近隣の施設の紹介や、体験できる講座を提案していきたいと思います。
第6回11月30日(水曜日)「ウィンターコンサート」 出演者:バイオリン長谷川康 氏・フルート芦澤暁男 氏・ピアノ東歩美 氏
寿大学のクリスマスコンサートは、受講生が毎年楽しみにしている講座です。今回は少し早めのコンサートで、クリスマスメドレーを含めて演奏していただきました。フルートやリコーダーによる音の解説や、バイオリンの音色の違いによりどちらが高価な楽器なのか当てるクイズなど、楽器を楽しく解説していただきました。参加した方々から「生演奏に触れることができて幸せです」「心が癒されました」などの感想があり、「来年も是非出演していただきたい」との声もありました。
第5回10月30日(水曜日)講話「声は思いを伝える最大のツール」講師:元文化放送アナウンサー 鈴木光裕 氏
講師は文化放送を経て現在フリーのアナウンサーとして活動されています。その経験から、声を出すことや言葉を伝え会話することの大切さについてお話しいただきました。また、「ぱたから体操」という口の代表的な体操を教えていただきました。「ぱ:口を閉じる力」「た:押しつぶす力」「か:飲み込むために喉に送る力」「ら:舌を丸める力」口や舌を動かし食べたり飲んだりする機能の維持向上をはかることができるということでした。受講生のみなさんで声を出して「ぱたから」を唱える体験しました。その後、元楽天球団の嶋捕手による東日本大震災直後の感動的なスピーチを聞かせていただきました。受講生の感想として、「新聞の音読を試してみようと思います。」「話すことの大切さが分かりました。とても分かりやすい聞きやすいお話しでした。」「日中声も出さずに過ごしているので今日から『ぱたから』を大声で実践します。」などの声が聞かれました。
第4回9月18日(水曜日)講話「西多賀の地形を知って命を守る」講師:東北福祉大学 健康科学部 医療経営管理学科 准教授 水本匡起 氏
地域の地形や歴史・民俗に基づく新しい形の防災講座でした。地形を知るということは自然災害を知ることであり、ハザードマップだけではわからない災害のリスクにそなえなければならないということでした。また「防災力」の大切さも学びました。「防災力」とは、自然災害が起きた時に確実に命を守る力であり、客観的な正しい知識に基づくものです。西多賀地域の地図や3D画像を使って新旧の地形を見比べ、切土や盛土がどこにあるのか、谷や崩れやすい崖はどこにあるのか、長町-利府断層はどこなのかを確認することで防災力を高めることができると教えていただきました。
「西多賀の地形を知って命を守る 地形から見た新しい防災力のかたち」について学びました。
第3回7月17日(水曜日)講話「うれし懐かし昭和あのころ」講師:絵本作家 小野寺 純一氏
「人はなぜ過去を思い出すのでしょうか」「懐かしさ」は抑うつ感や孤独感を低下させ、自尊心や社会的なつながりの感覚を高める作用があるそうです。今回は小野寺先生に懐かしい音、丸光デパートの時報代わりのミュージックサイレンや八木山ベニーランドのテーマ曲を聞かせていただくとともに、仙台駅周辺の過去の映像を見せていただきました。そして、「懐かしむ」ことは脳にとっても非常に大切なことであることも教えていただきました。先生の楽しいイラスト入りの昭和の解説本など、目から耳から「懐かしく」「楽しく」充実した時間をいただきました。
第2回6月19日(水曜日)講話・体力測定「足指の力を鍛え、歩行能力を高めよう」 講師:ベネッセスタイルケア 理学療法士 一石道子氏 西多賀地域包括支援センター所長 菅原圭介氏
受講生の皆さんの健康チェックのため、体力測定をしました。1.握力2.開眼片足立ち3.ファンクショナルリーチ(手を伸ばした時の長さ)4.5m歩行速度を調べて、年齢別の基準値と比べて自分自身の課題を確認することができました。受講生の皆さんの感想によると結果がとても悪いのではと不安に思っていたが意外に良かったと安心したという声が多くありました。体力測定をするという普段なかなか体験できない機会に恵まれ楽しく勉強になったと好評でした。また、最後に自宅でも出来るストレッチや足指体操を教えていただき、これからも自宅で続けていきたいという感想がありました。日常生活において、健康をさらに意識していただける良いきっかけになりました。
第1回5月15日(水曜日)開講式・記念講話「伊達政宗公と慶長遣欧使節」
令和6年度第1回目は開講式を開催しました。記念講話は奥州・仙台おもてなし集団支倉常長氏による「伊達政宗公と慶長遣欧使節」でした。伊達政宗公の前半生と共に支倉常長が使節としてサン・ファン・バウティスタ号でメキシコ、キューバ、スペイン、フランス、イタリアに寄港した様子についてお聞きしました。政宗公の命により出帆するまでの経緯や、事件に巻き込まれながらも無事に各地を回って帰国し、役目を果たしたことなど壮大なお話を分かりやすく楽しくお聞きしました。