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更新日:2025年3月25日
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令和4年度 生出朗壮大学
生出朗壮大学 講座レポート
2023年2月22日
第8回講座 2月17日(金曜日)【異常気象から身を守る】
近頃は地球温暖化や異常気象についてしばしばニュースになり、大雨災害の頻度も増しているように思われます。生出地区の中心には名取川が流れ、周りを小高い山に囲まれているため、河川の氾濫や土砂崩れの心配がある地区もあります。
そのような土地柄のため、今回の学習は、気象予報士・防災士として活動されている諸岡浩子先生をお招きして気象と防災についてご指導いただくことになりました。
お話によると、最近の激しい気象現象は、突発的なものではなく、起こるべくして起こっているとのこと。温暖化によって大雨が降りやすいことも分かりやすく教えていただきました。
災害から我が身を守るには、日頃の備えはもちろんのこと、自分の住む地域を良く知り、ハザードマップや避難経路、気象予報等の最新情報を確認すること、そして安全に避難するための体力も必要なことを学びました。
令和4年度 生出朗壮大学 閉講式ー1年間共に学び合いました
生出朗壮大学も今回で8回目。本日で閉講です。本年度は感染症予防対策を行いながらも、5月から2月まで予定していた講座をすべて実施することができました。講師の先生方や受講者の皆さまにたくさんのご協力をいただきながら楽しく学び合えた1年間でした。
熱心に学んでくださった受講生の皆さま方に「これからもお体に気をつけて素敵な日々をお過ごしください。」という言葉を添えて、館長より手作りの朗壮大学思い出写真をお贈りしました。
皆さま、これからもどうぞお元気で!またお会いしましょう!
第7回講座 1月20日(金曜日)【笑いの万能薬 シルバー川柳】
笑いは百薬の長、笑いに勝る良薬なし等のことわざどおり、笑いが健康に良いことは昔から言われています。
マスク生活が長引くと、気持ちが沈みがちになることもあるかと思いますが、新年最初の朗壮大学では、高齢者が詠んだ川柳でたくさん笑わせていただきました。
講師は、高齢者向け情報誌の編集長・千葉雅俊先生です。
先生はその情報誌で川柳コーナーを担当されていて、そこに投稿された作品の中から選りすぐりの句を紹介してくださいました。大笑いしたもの、ほっこりするもの、ちょっぴり切ないものなど、どれも”わかる!わかる!”と共感できるものばかりです。
先生からは「川柳は人間を詠むもの、ネタ探しに人や世間を見まわしてみると、面白いものがきっと見つかりますよ。ちょっとした不安やボヤキを川柳で笑いに変えて吹き飛ばしましょう!」というお勧めがあり、講座後の受講生から「川柳を詠んでみようかな」という声もちらほら聞こえてきました。
第6回講座 12月16日(金曜日)【お正月飾りづくり】
本年最後の朗壮大学は、年越しも間近かということで、お正月飾りづくりにチャレンジすることになりました。ご指導くださったのは、地元・坪沼でリースづくりをされている佐藤直子さんです。
お正月飾りの材料は南天、松、花凛、稲穂、ヒバ、綿の花など。これらの自然素材は先生が準備してくださいました。
「素敵な飾りができそう♡」と期待が高まります。
材料から好きなものを選んで組み合わせ、しめ縄の土台にひとつずつ付けていくのですが、簡単そうに見えてなかなか難しい…先生にみてもらいながら少しずつ進めていきます。
このようにみんなが集まってひとつのことをする講座は久しぶり!
マスク越しに気をつけながらではありましたが、和気あいあい、みんなで楽しんで仕上げることができました。
1時間程で出来上がり!!
完成した作品に皆、満足!満足!
MYお正月飾りは世界にひとつだけ、既製品にはない温かみ、味わいがありました。
良いお正月が迎えられそうです。
第5回講座 11月18日(金曜日)【骨カルシウムセミナー】
年齢を重ねると骨密度が低下して骨折のリスクが高まる、という話題をよく耳にします。骨は体をささえる大切なもの、いつまでもカッコいい姿勢を保ち、若々しくありたい、という願いは誰しも思うところです。
そのようなわけで、今回は受講者の皆さんからご要望があった、骨カルシウムセミナーを開催しました。講師には雪印メグミルクで食育を担当されている先生にご指導いただきました。
始めに先生より、要介護状態になる要因で大変多いのが、骨折などの関節系の疾患である、という説明があり、そこからは、”人ごとではない”、と受講者の皆さんは終始真剣な表情で聞き入っていらっしゃいました。
カルシウムやビタミンを継続して摂取できる食事のとり方やレシピなども教えていただき、さっそく本日の学びを実践できそうです。
<受講者の感想より>
骨折したことがあり、食事には気をつけていたつもりでしたが、自己チェックではまだまだカルシウムが足りませんでした。今日の内容は大変参考になりました。
第4回講座 9月16日(金曜日)【ふれあいコンサート】♪
今月はバイオリン、フルート、ピアノのアンサンブルコンサートを開催しました。
出演は、仙台フィルハーモニーの長谷川康さんと芦澤暁男さん、ピアニストの東歩美さんです。
演奏者の息づかい、指づかいまで感じられるほどに間近での生演奏に一同うっとり…朗壮大学生のためだけの時間です。
トルコ行進曲や風笛、ニューシネマパラダイスなどクラッシックや現代音楽を演奏していただきました。
合間には楽器の仕組みや成り立ち、弾き方など楽器紹介コーナーでの楽しいマメ知識や、楽器の違いによる音の差なども実演していただき、「なるほと!」と関心したり、驚いたりといった場面もあり、限られた時間ではありましたが、音楽に親しみ、音楽を堪能できたひとときでした。
第3回講座 7月15日(金曜日)【健幸応援教室】
今回は茂庭地域包括支援センターと共催でフレイル予防・介護予防を目的に「健幸応援教室」を開催しました。
講師には近隣の高齢者施設、オー・ド・エクラさんより、理学療法士として活躍されている2名の先生にご指導いただきました。
まずは着席した姿勢の確認からー
良い姿勢を維持するためには筋力づくりやストレッチが効果的で、身体にあった椅子の高さを見直すことも必要になるそうです。
次に取り組んだのは棒体操ー
みんなでイッチ、二ッ!と声を掛け合いながら棒を使って体を伸ばしたり、ひねったりして元気よく体を動かします。
頭と体を同時に使う“コグニサイズ”にも張り切って取り組み、運動を終えた後は体が軽くなったようで皆さん、スッキリした表情に見えました。
第2回講座 6月24日(金曜日)【朗読劇鑑賞会】
受講生の皆さんからたくさんのご要望をいただき、本年度もみつばち朗読会さんの朗読劇鑑賞会が実現しました。
演目は、藤沢周平 原作の『夜の橋』より『泣くな、けい』
江戸時代の武家の主と奉公人・けいの物語です。
静かな語りで始まり、ストーリーが進むにつれ、会場はみつばち朗読会さんによって演じられる作品の世界に魅了されていきます。
終盤にかけての思いがけない展開にはらはらしながらも、ラストは一同ほっと安堵…
聴いている人の頭の中には、けいの汗、けいの涙が映像よりもくっきりと映し出されていたように思えました。
《受講者の感想より》
「みつばち朗読会さんの表現力が素晴らしかった。」
「一途な思い、信じる心に感動しました。」
「けいの志の高さ、健気さに最後は涙がでそうでした。」
令和4年5月20日(金曜日)【開講式】
令和4年度の生出朗壮大学が開講しました。
昨年・一昨年と感染症の影響で中止や延期が続いてしまいましたが、今年は3年ぶりに予定どおり5月に開講! 受講生の元気な顔が揃いました
第1回講座【オルゴールとオルガンのパフォーマンスー遊び心をテーマに木の可能性を追求—】
開講式後に行った講座の講師にお招きしたのは、オルゴールと木のバッグを制作されている熊野聡先生。
伝統家具・仙台箪笥の技法を取り入れ、手作業で時間をかけて仕上げたいろいろなオルゴールを聞かせていただきました。そのオルゴールは優しい音色、心安らぐ調べでした。
そんな熊野先生はみんなを笑顔にしたい、という想いから、ストリートパフォーマーとしての顔もお持ちで、今回は珍しいストリートオルガンの演奏やマリオネット、楽しいバルーンアートも見せてくださいました。
会場はどの顔も笑顔、笑顔…心癒され、楽しい時間でした。