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更新日:2025年7月17日
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令和7年度 三本松老壮大学講座レポート
「令和7年度三本松老壮大学」講座レポート
第3回
日時:令和7年7月9日(水曜日)10時から11時30分
会場:三本松市民センター 会議室兼調理実習室
内容:臨床美術「スタンピングで描く紫陽花」
講師:東北福祉大学 地域創生推進センター
仙台元気塾 クリニカルアート講師 古瀬 布美子 氏
第3回は、「スタンピング」という表現方法で、筆やペンを使わずに紫陽花を描きました。
今回のスタンピングは、紫陽花の“がく”の形をした発泡スチロールの四角柱にアクリル絵の具を付けて、
ポンポンと、色紙に押し当てて紫陽花を描いていきます。
まずは、下地の色をオイルパステルで塗ります。受講者は、「これから一体どうなるんだろう??」というドキドキした様子で、好きな色でぐるぐる円を描いていきました。
さあ、いよいよスタンピングです。アクリル絵の具を混色しながら紫陽花の“がく”をポンポン作っていきます。各々色に個性があり、とてもカラフルな紫陽花ができあがりました。
仕上げに、和紙の葉を付けて完成です。
講師から「素敵な色使いですね」等と、作成中に声掛けがあり、皆褒められて笑顔になりました。その後、受講者同士も褒め合い素敵な時間を共有することができました。
完成した作品は、10月12日(日曜日)に開催予定の三本松市民センターまつりで展示します。是非見にいらしてください。
第2回
日時:令和7年6月11日(水曜日)10時から11時
会場:三本松市民センター 会議室兼調理実習室
内容:「おうちでできる!楽しい体操」
講師:台原地域包括支援センター
主任・生活支援コーディネーター:山﨑 信理 氏
保健師:山田 純子 氏
第2回は、フレイル予防のための「おうちでできる!楽しい体操」を台原地域包括支援センターの山﨑さん、山田さんに教えていただきました。
最初は、ウォーミングアップで両手を前に突き出し、リズムに合わせて「グー」「チョキ」「パー」を繰り返す脳トレからはじまりました。
「グー」「チョキ」「パー」の間に手を叩いたり、足踏みしながら頭と肩を叩いたりとバリエーションもあり、時々間違えて笑いながら楽しい雰囲気で講座はスタートしました。
その後、「杜の都のきほん体操」を皆で一緒に行い、講師から一つずつの動きのポイントを教えてもらいながら、丁寧に体を動かしていきました。
最後は、タオルを使用したゲームをやりました。
2人組で向かい合わせに座り、膝の上にフェイスタオルを広げてジャンケンをします。勝った方がタオルを引っ張り、負けた方が引っ張られない様にタオルを手で押さえるゲームです。
白熱した戦いになりました。
お互いの動きが面白くて笑い合いながら楽しんでいる姿が印象的でした。
◆受講者のアンケートから◆
- 楽しい体操ができて良かった。家でも頑張りたい。
- なかなか1人で運動するのは難しい。今日習ったことを風呂上りにやってみたいと思う。
- 普段身体を動かしていないので、大変参考になりました。
第1回
日時:令和7年5月14日(水曜日)10時から11時
会場:三本松市民センター 体育館
内容:開講式・「よ~っこらSHOW(笑)タイム」
講師:一般社団法人希望の襷(たすき)代表理事 山下圭氏
令和7年度の三本松老壮大学は、46名の受講申込みがあり、40名が出席してスタートしました。
開講式の後は、講師の一般社団法人希望の襷(たすき)代表理事の山下圭さんを迎え、音楽に合わせて一緒に体を動かしたり、歌ったりするプログラム「よ~っこらSHOW(笑)タイム」を楽しみました。
まずは、山下さんのギターに合わせて手拍子や、グーパー体操をしました。最初のうちは、スムーズに手を動かすことができていましたが、手前は「パー」で胸元には「グー」等と、指示が変わると頭で分かっていても実際に手がうまく動かない状態になることがありました。山下さんから、間違えてしまったことを認める「メタ認知」が大事というお話を聞き、受講生は、この体操を通して体感することができました。
その後は、童謡「どんぐりころころ」の歌詞を違うメロディーで歌う等、音楽を楽しみながら脳トレをしました。山下さんの巧みな話術で会場が笑い声に包まれる一幕もありました。
◆受講者のアンケートから◆
- 久しぶりに声を出して昭和の歌を歌ってすっきりした。
- 楽しい時間だった。認知症予防に役立つということなので、音楽を聞いたり、声を出したり頑張ろうと思う。
- 後期高齢者にとって最高の体操と喉の運動だった。