令和4年度 仙台市史講座
2022年11月10日

第43回仙台市史講座「歴史の中の生出村」
2022年11月10日
仙台市博物館との共催事業「仙台市史講座」を開催しました。講師には仙台市史で生出村史の編纂に携わった東北学院大学の仁昌寺正一先生をお招きしました。
今回の講座では、生出にとって激動の時代である明治中期と戦後復興期、この2つの時代に焦点を当てて学びを深めていきました。
まずは明治時代ですが、生出村の初代村長・長尾四郎右衛門の村づくりの下、寒村に過ぎなかった生出村がわずか10年足らずの間に、日本三大模範村となるまでに大躍進した経緯を、当時の世界情勢や国策だった地方改良運動との関連から、資料をもとに学びました。
戦後復興期には、大仙台構想下で秋保との合併案もあったなかで仙台市への編入が実現したいきさつについて詳しく知ることができました。
【受講者のアンケートより】
大きな歴史の流れや産業構造の中で、生出村がどのように位置づけられたか、大変勉強になりました。
ここまでが本文です。