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更新日:2025年3月25日

太白区 センタートップ

富沢市民センター

〒982-0036 仙台市太白区富沢南1-18-10
電話番号: 022-244-3977 
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始

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令和6年度 わがまち防災・減災

令和6年度 わがまち防災・減災

2025年1月28日

わがまち防災・減災 第3回 「今、必要な防災知識」を開催しました

1月25日(土曜日)

第3回目のテーマは「今、必要な防災知識」ということで、地域懇話会で、防災講座で学びたいテーマについてのアンケートを取りました。

「避難所運営について」と「有事の際の町内会の役割について」との声が最も多かったため、仙台市防災・減災アドバイザーの早坂政人氏を講師にお招きし、災害時の行動や、避難所について基礎的なところを確認しました。

第1部では、避難情報は「避難指示」ではないこと、平常時からの近所づきあいの重要性など、避難所運営の前提となる知識や意識についてお話をいただきました。

特に、仙台市の住宅の耐震化率は96%であり、震災時に全員が避難所に行く必要はないこと、「備蓄とは避難所に行かなくても済むようにするための備えである」ということは大変勉強になりました。

第2部では、グループディスカッションを行い、地域防災の現状や課題について話し合いました。現在、富沢地域では避難所運営マニュアルの見直しを進めているところで、どのグループも活発な意見交換が行われていました。

「避難所では運営する人も被災者であるという意識が大切。避難者はお客様ではないので、誰もが運営できるマニュアルにしたい」という意見や、「町内会として、防災訓練の重要性を根気強く啓発していきたい」という意見が出ていました。
グループディスカッションにより、地域住民主体で組織やマニュアルを整えようという意識が一層高まったように思います。

第3部では、仙台市地域防災リーダーの小林氏より、防災資機材倉庫の使い方についてお話をいただきました。資機材倉庫の鍵の開け方や、発電機の使用方法など、実物を使って説明していただき、とても分かりやすく実践的でした。

今回の講座を通して、個人・地域が取り組むべきことを確認するとともに、指定避難所運営委員同士の顔の見える関係づくりを深めることができました。

受講者アンケートより

  • 避難所運営マニュアルを見直すに当たり、留意すべき事項の再確認や考え方の整理をすることができた
  • グループディスカッションで意見を出し合い大変参考になった
  • 町内会として防災活動を行うことの重要性を再確認することができ大変有意義だった

「親子でクッキング サバイバル飯」を開催しました

わがまち防災・減災 第2回 親子でクッキング サバイバル飯!

7月27日(土曜日)

大野田小学校栄養教諭の近藤先生、桂小学校栄養教諭の岡﨑先生を講師にお招きし、「親子でクッキング サバイバル飯!」を開催しました。

「ライフラインが遮断された場合を想定し、家庭にある道具や食材を活用した調理法を学ぶ」ということで、缶詰やスナック菓子、常温保存できる野菜、カセットコンロを使用し、「フライパンスパゲッティ」「人参サラダ」「カリッときなこトースト」の3品をつくりました。

先生のデモンストレーション調理で、手順やポイントを丁寧に教わった後、親子で協力して手際よく3品を仕上げていました。

試食では、自分たちで調理した3品の他に、ポリ袋クッキングで先生が作ってくださったカレーとごはんもいただきました。

試食の後には、先生より震災時の食に関するお話を聞き、館長の案内で防災資機材倉庫の見学も行いました。調理実習・講話・見学と、様々な角度から学んでいただけたのではないでしょうか。

今回の講座が、防災について考え、備えるきっかけになればと思います。

受講者アンケートより

  • ビニールなど袋など身近なもので作れて、しかもおいしいってすごいと思いました。
  • サバイバル飯と聞くと、味は今一つなのかなと想像していましたが、とてもおいしかったです。
  • メニュー、作り方ともに参考になるものばかりで、家でもやってみたいと思います。子どもと参加できてよい経験になりました。

「親子でクッキング サバイバル飯」は定員になりました。
たくさんのお申込み、ありがとうございました。

わがまち防災・減災 第1回 出前講座を開催しました。

6月22日(土曜日)

大野田小学校4年生のみなさんに向けての出前講座を開催しました。
講師には大川伝承の会共同代表の佐藤敏郎先生をお招きし、東日本大震災発生時の様子や、事前防災の大切さについてお話をお伺いしました。

東日本大震災発生時にはまだ生まれていなかった皆さん。
佐藤先生のお話しを熱心に聴いていました。

津波で何もなくなってしまった町の写真に言葉を失っていましたが、現在の復興した町の様子が映されると歓声が上がり、震災当時中学生だった方が、夢を叶えて活躍されていると聞くと「すごい!」「やったー!」と声が上がっていました。

講話の中で先生が「防災は、あの日を語ること」とおっしゃっていました。
是非、皆さんが講話を通して感じたこと・考えたことを、おうちの方に伝えていただけたらと思います。