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更新日:2025年3月25日

若林区 センタートップ

若林区中央市民センター

〒984-0827 仙台市若林区南小泉1-1-1
電話番号: 022-282-1173 
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始

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こんにちは!市民センターです。

こんにちは!市民センターです。」の第3回目の講座が終了しました

2024年12月17日

日時:令和6年12月14日(土曜日) 10時00分~11時30分
場所:尼坪西町内会館
参加者:地域の方11名

今回は尼坪西町内会との共催で,仙台市防災・減災アドバイザー早坂政人氏を講師に迎え,災害に関する備えについて講話いただきました。

早坂氏は消防局と併任で仙台市危機管理局減災推進課に勤務されており,令和6年1月の能登半島地震の際は石川県に派遣されたそうです。当時は輪島から金沢へ避難するための応援要請があり,3月中旬頃まで現地で活動したとのこと。町の様子や避難所の写真などをスクリーンに映しながらお話されました。

能登は直下型の地震で2つの断層が連動して起きたために甚大な被害となりました。宮城県沖地震も同じで,死者が90名ほどにもなりました。宮城県では同様の地震が起きた場合,今後10年間で被害の程度を概ね半減させることが目標だそうです。

そこから自助,共助,公助のお話があり,「向こう三軒両隣」の助け合いが大切とのことで,日頃からのご近所付き合いがいざという時に役に立つこと,町内会での「いっとき避難場所」がどこであるか確認しておくこと・・・などを教えていただきました。

災害時は備蓄が非常に重要で,ローリングストックを行いながら最低1週間分程度の食料を準備しておくのが望ましいそうです。また,ポータブル電源は高額ではあるものの,非常時はそれでエアコンも動かすことができるため,一家に一台検討してみてもというお話もありました。

最後にブレーカーについての説明がありました。阪神・淡路大震災では火災が二度・三度に渡って起きたのですが,それは停電で家から避難する際にブレーカーを落としていかなかったため,通電した際に家電から火が出たからだそうです。そのため,自動でブレーカーを落とすグッズとして「感震ブレーカー」についても教わりました。

受講者からは「大変勉強になり、興味深く聞きました。在宅避難ができるようにそなえたい。」「常日頃の備蓄が大切なので、ローリングストックをさっそくはじめたいと思いました。」などの感想をいただきました。

ぜひ今回の講話を地域での防災に活用していただければ幸いです。

日時:令和6年11月14日(木曜日) 10時00分~11時30分
場所:連坊コミュニティセンター別館(木ノ下コミセン)
参加者:地域の方20名

SМBCコンシューマーファイナンスより 若松千尋氏 を講師にお迎えし,「高齢者のお金を守る!!」と題して金融トラブルの実情や対策についてお話いただきました。

金融トラブルは,闇金融など資金が必要な人やフィッシング詐欺などインターネットを利用することにより巻き込まれる人が多く,他にも振り込め詐欺や名義貸し,なりすましなど多岐にわたります。

最近は様々な事件も増えていることから,詐欺被害を未然に防ぐために「情報をうのみにしない」「IDや暗証番号は他人に教えない」「焦って一人で対応しない」など,日頃の備えが大切とのこと。随所にクイズも挟み,詐欺被害に遭う寸劇や先生ご自身の体験談など,今後の参考になる盛りだくさんの内容でした。

受講者からは,「詐欺の手口を教えてもらえて良かった」「いなかに住んでいる姉に伝えたいと思いました」「慌ててしまう傾向があるので気を付けたい」「身内にだまされた人がいるのでオレオレ詐欺の話は良かった」などの感想をいただきました。ぜひ,ご家族やご友人にもお伝えいただき,防犯対策の一助となれば幸いです。

日時:令和6年8月1日(木曜日) 10時00分~11時30分
場所:白萩町集会所
参加者:小学生(1年生~5年生)15名

地域の小学生を対象に「VRで地震体験~身を守るために~」と題し,バーチャルリアリティ(VR)技術を活用した地震災害の体験と,防災食を作る実習を行いました。

VRゴーグルを用い,360度の立体映像と音響で震度7の地震を疑似体験し,児童からは「はじめて体験した」「改めて地震の怖さを学ぶことができた」などの声が上がりました。
体験の後は,(公社)仙台市防災安全協会の講師より,家の中・自宅周辺の安全確認をする大切さや,食料品の備蓄について「ローリングストック」という賞味期限を確認し,消費した分を補充する方法などを教えていただきました。

次に地域の民生委員の皆様による防災食の実習では,「野菜たっぷり!大豆ミートカレーライス」と「葉物野菜のさっぱりサラダ」をみんなで作りました。カセットコンロでお米を炊いたりカレーを煮たりなど,児童からは「みんなで楽しく作れた」「災害時にどのように調理したらよいか勉強になった」といった感想が聞かれました。その後,出来上がったカレーは児童が盛り付けをし,保護者や町内会長も交えて全員で試食しました。

今回の体験は,いつ起きるかわからない災害に対しての興味関心を高め,備えについて学ぶ一助となったようです。

今後も市民センターは地域のご要望に応じ,出前講座を行っていく予定です。