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更新日:2025年10月18日

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令和7年度 世界と仙台 歩いチャオ!
第4回 センダイのまちなかで まち歩き2.
あなたの知らないセンダイ
日時:令和7年10月11日(土曜日)14時から15時30分
会場:仙台駅前から柳町周辺
講師:ドゥワディ・アルン氏
残念ながら雨天となってしまったまち歩き当日。しかし受講者の皆さんは雨にもめげず、意気揚々とご参加くださいました。
今回歩いたのは、駅前の朝市から柳町の大日如来までのコース。受講者の皆さんには馴染み深い場所ですが…?
「ここには、日本で買えないネパールの野菜があります」まずアルン氏が案内してくれたのは、朝市のアメ横の奥にあるベトナムの食材店。キャラクターグッズのお店を抜けた先にありました。「こんなところに食材屋さんがあるなんて!」受講者の皆さんはまずそのことに驚き、アルン氏のお話を聞きます。
そこは、日本の八百屋ではなかなか手に入らない、ネパール料理に使う野菜や果物などを取り扱っているとのことで、とても重宝しているそうです。
受講者は珍しそうに店内をめぐって、それぞれ買い物をしていました。

「ネパールでは、結婚式を3日かけてやります」「ここは、サルが祀られているので、サルの神様がいるネパール人の若者の間で人気です」
要所要所で、そういった様々なお話しを聞いて、受講者からは感心の声があがっていました。
今回のまち歩きでは、「仙台に息づくネパール」のお話をメインに、ネパールの方が仙台でどういう暮らしをしているのか、
どういうところで買い物し、コミュニティ作りをしているか、私たちが普段見ている姿とは別の角度から見た仙台というものを
知ることができる内容でした。
「普段歩き慣れている道でもお話を聞きながら新鮮に歩くことができました」「仙台の町中に、ネパール人のコミュニティがあるのは初めて知りました」
「ネパールという国が、とても近く感じられるようになりました」
受講者も、仙台の中にあるネパールの存在を感じられたようで、そういった感想が多く寄せられました。
この講座を通して、仙台でも多文化が共生していること、異文化が身近にあるということを体感し、少しでもお互いの理解に繋がれば嬉しいです。
それでは皆さん、ダンニャバード!(ありがとうございました!)
…ちなみに、この写真の中に書かれているのは、ネパール語の「数字」ですが、どの文字が何の数字かわかるでしょうか…?

(上段左から 1・2・3・4・5
下段左から 6・7・8・9・10 …です。いくつかひっかけみたいな数字もありますね)
第3回 ネパール人から見たセンダイ
山と森に囲まれた国、ネパール
日時:令和7年10月4日(土曜日)14時から15時30分
会場:青葉区中央市民センター 第1会議室
講師:ドゥワディ・アルン氏
初夏に前期が行われたこの講座。後期は暑さがようやく落ち着き始めた秋に開催されました。
講師をしていただくのはネパール出身のドゥワディ・アルン氏。
アルン氏は日本に来て約18年で、普段は飲食店で調理の仕事をしていますが、時々こうしてネパールに関する講義や、言語で困っているネパール人の通訳を頼まれているそうです。
この日はスライド資料を使って、主にネパールのことについて講義をしていただきました。
近隣にそびえる山、そして森に囲まれた風土の話や、各種色とりどりで多様な祭の話、食べ物や習慣に関する話など
初めて聴く内容も多く、受講者からは頻繁に驚きの声があがっていました。
講義を聞いたあとは、お待ちかねのネパール料理の試食タイム!
今回は鶏肉を使ったチキンカレーをアルン氏に作っていただきました。

(じっくり煮込んだチキンカレー。ちなみにネパールではナンは食べないそうです)
普段から調理をされているだけあって手際よく完成したチキンカレーはとても美味しかったです。今回も、当ページの下の方にレシピの資料を置いていますので、よければ作ってみてください。
試食をしながら、後半の質疑応答・フリータイムに突入しましたが、受講者からはたくさんの質問があがり、話題が絶えず、ネパールに対しての関心の強さが伺えました。
「ネットや本で知ることのなかったことをたくさん知られてとても楽しかったです」「たのしい講座でした。ネパールの国が少し理解出来ました。」「もっと知りたいと思いました」
受講者から寄せられた感想では、もっとアルン氏からお話を聞きたい気持ちが溢れていました。
次回はまち歩き。アルン氏から見た仙台は、どのようなものなのでしょうか。
それでは、ナマステ!(出会うときにも、別れのときにも使える便利な挨拶ということです)
第2回 センダイのまちなかで まち歩き
センダイの中で感じるイタリア
日時:令和7年6月21日(土曜日)14時から15時30分
会場:市民センター周辺
講師:ビッティ・ダヴィデ氏
連日の暑さが多少和らいだ土曜日の午後、「世界と仙台 歩いチャオ!」の2回目の講座が実施されました。
本日は、ダヴィデ氏の案内でのまち歩きです。暑さ対策に保冷剤を握りしめながら出発しました。
心地よい風が吹き抜けるアーケードを辿っていきます。

本日歩いたルートは普段私たちが日常的によく通っている場所で、「知られざる穴場」のようなものをメインにした内容ではありません。
しかし、そんな見慣れた風景も、外国人の目を通して見ると世界が一変しました。
私たちにとって当たり前にあるものがなかったり、当たり前と思っていたものが実は違っていたり。
そういったことを随所で立ち止まりつつお話ししていただけました。
「“Veloce”はイタリア語で速いという意味で、カウンターなどでさっと飲むことを表すんだけど、日本ではテーブルに着いてゆっくり飲んでいます」
「七夕飾りは、写真で見たものより実際はとてもスケールが大きくて感動しました。仙台のアーケードは、自分が訪れた日本のアーケードの中で一番しっかりしていると思います」
ダヴィデ氏が軽快に話す内容に、参加者からは随時「なるほど~」と感心の声があがっていました。

講座の受講者からは「普段気にもとめていなかったショップ名や集合ビル、業態などについて再考するきっかけになった」「自分がもし外国人を案内するとしたら、今日お話しいただいた場所をもとに仙台の歴史などについても話したい」「仙台の食材を使ってどんなものを作っているのか知りたい」などの感想があり、外国人の目を通して仙台の魅力を再発見していただけたようでした。また、講師はもちろん参加者の外国のかたとも会話に花開き、この2回の講座を通して多文化に接する機会をお互いに持ってもらうことができました。
この講座は後期も実施予定で、講師にネパール人の方をお招きします。
本記事で興味を持たれた方はぜひ、ご参加いただけたら嬉しいです。
それではみなさん、アッリヴェデールチ!(またいつか)
第1回 イタリア人から見たセンダイ
イタリアの味を感じて
日時:令和7年6月7日(土曜日)14時から15時30分
会場:青葉区中央市民センター 調理実習室
講師:ビッティ・ダヴィデ氏
土曜日の昼下がり、「世界と仙台 歩いチャオ!」の1回目の講座が実施されました。
講師をしていただいたのはイタリア出身のビッティ・ダヴィデ氏。ダヴィデ氏は現在東北大学に勤める傍ら、自身のYouTubeチャンネルで外国人向けに仙台や日本の魅力について発信されていて、令和6年度に引き続き、仙台そしてイタリアの魅力について講話してくださいました。

今年度は新しい試みとして、講師の方に自国の料理を作ってもらい、味覚からも外国の文化について学んでいただけるように企画しました。調理中は講師の調理台の近くに来て実際に手元を見ていただき、調理のポイントを聞いたり、またイタリアのことを質問したりと終始楽し気な雰囲気でした。
「イタリア人の前で、パスタやピッツァにトマトケチャップをかけるのは絶対にNG!」とのアドバイスに、参加者がどよめくシーンもありました。本日作った料理は「マグロパスタ」と「玉ねぎのフリッタータ」。レシピは画面下の添付ファイルにありますのでぜひ作ってみてください。
参加者からは、「イタリアのこと、何も知らなかった!と思いました」「とても楽しく文化を学びながら、美味しいお料理をいただき大満足です」「参加者の方にも外国人の方がいて、コミュニケーションをとれてよかったです」などの感想をいただき、次回講座への期待感も膨らんでいるようでした。
次回は市民センターを飛び出して、まち歩きをします。普段見慣れている通りやお店など、外国人の目を通すとどう見えているのでしょうか。
それではみなさん、ciao!
講座情報
| 内容 | 仙台在住の外国人が講師となって、仙台と自国の違いや共通点、外国人から見た仙台の魅力についてお話しします。2回の連続講座です。 1回目は料理の試食を交えながらの講話。交流ができるような内容です。 2回目は実際に市内に出てまち歩きをおこないます。 |
|---|---|
| 開催日 | 2025年6月7日(土曜日)2025年6月21日(土曜日) |
| 時間 | 14時00分から15時30分 |
| 対象 | どなたでも |
| 定員 | 先着10名 |
| 費用 | 無料 |
| 主催者からのお知らせ | 外国のかたと積極的に交流しましょう! |
| 添付ファイル |
