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更新日:2025年12月24日

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だれでもサロンまざらいん
だれでもサロンまざらいんpart5「身近な鳥さんたちの不思議」
12月6日(土曜日)10時00分~11時30分
野鳥愛好家の坂本俊樹さんを講師に、スズメやカラスなど日頃見慣れているけれど、意外と知られていない野鳥たちの生態や秘密に迫りました。七北田川沿いでの野鳥観察会とは違い、座学オンリーの学習会にもかかわらず、30人の定員を上回るご応募がありました。

家のお庭に来るイソヒヨドリやハクセキレイとお友達になった坂本さんは写真もプロ級。ご自身撮影の写真を多用した資料を使い、スズメやカラスなど毎日見かける野鳥の生態からトリビアまでわかりやすく説明していただきました。和歌や俳句、滑稽本にも鳥さんたちは登場します。人間と鳥の長ーいお付き合いが伺えました。ちなみに万葉集にはガン(雁)が多く読まれていますが、以外にもスズメは登場しないそうです。

嫌われ者で頭脳派のカラスに対抗するにはやはり相手の習性をよく知ることが大切とのこと。どんな鳥たちも生き抜くため一生懸命に生きている!としみじみ思える内容でした。最後の質問コーナーでは、矢継ぎ早に質問があり、受講生の皆さんの関心の高さが伺われました。「大変面白いお話を有り難うございました。これからハトやカラスも温かい目で見守りたいです。」とのご感想もいただきました。
だれでもサロンまざらいんpart4「ふくむろブックフェスタ2025」
11月18日(火曜日)~11月30日(日曜日)
古本の譲渡会や読み聞かせ、朗読会など、年代を問わずどなたでも参加でき、本や物語の世界を味わう「ブックフェスタ」を開催しました。
ご自宅で眠っている不要な本をお預かりし、新たな読者様にお渡しする譲渡会。今回は約40人の方より、約300冊の寄贈があり、昨年の残数に加え約1,000冊の本が会場に並べられました。期間中、譲渡会には65人の方が見えられ、261冊が新たな読者様のお手元に。本をお譲りくださいました皆様に御礼を申し上げます。

「渡部ギュウ・朗読の世界」
11月19日(水曜日)14時00分~15時00分
東北えびす代表、俳優・ナレーターなど多方面でご活躍中の渡部ギュウさんによる朗読会を開催しました。演目は宮沢賢治作、妹トシの最期を詠った「松の針」、魔訶不思議な夢の話「山男の四月」、そして今話題の小泉八雲「耳なし芳一」でした。耳なしの主人公芳一は平家物語を語る琵琶法師。視覚文化が勝っているような現代ですが、日本には伝統的にこのような語りの文化があったと気づかされました。渡部さんは自在な声色の変化と迫力で作品世界を描き出し、受講生の皆さんは時を忘れて聞き入っていたようです。「作品の世界に引き込まれてしまいました。素晴らしい朗読の世界でした。」「声色がすごかった。生の声を聞けて本当に良かった。」などの感想をいただきました。

「怪談の部屋その1・菊野ぼたんの怪しいはなし」
11月19日(水曜日)15時30分~16時10分
地域でお話会やお芝居で活躍している菊野ぼたんさんを講師に、子ども向けの少し怖いお話会を開催しました。子どもは怖いお話が大好き。紙芝居やちょっと気味の悪いお話など、表情豊かなぼたんさんの語り口に、真剣に聞き入る子どもたちのドキドキ感が伝わってくるようでした。

「怪談の部屋その2・佐熊迷策の怪しいはなし」
11月26日(水曜日)15時30分~16時10分
さて、二回目の怪談の部屋、講師の佐熊さんは仙台はじめ宮城県の怪談・奇談を収集し、怪談会を開催したり、広める活動をしている「仙杜怪談」を主宰しています。今回は地元福室に伝わる不思議な体験談や学校の怪談をメリハリある抑揚で語り、子どもたちを怖ーい、心がザワザワする不思議な世界へと連れていきました。もっと聞きたい!との要望にアンコールも。まだまだお話のタネは尽きないようです。

「絵本大好き!読み聞かせのコツと推しの絵本」
11月22日(土曜日)11時30分~12時00分
宮城野図書館の佐々木はるみさんを講師に、絵本の読み聞かせのコツと子どもが喜ぶ絵本の選び方などを教えていただきました。佐々木さんの優しいお声の読み聞かせに、子どもたちは目を輝かせて聞き入っていました。お膝にのせて読むだけで、子どもにとっても、親にとっても、大切な触れ合いになるそうです。絵本は版を重ねてきたいわゆるロングセラーは間違いがない、とのこと。また、小さい子どもはまだ視力が弱いこともあり、絵や色がはっきりして目立つもの、また言葉がリズミカルで楽しいものがおすすめとのお話でした。これからも素敵な絵本にたくさん出会って、読み聞かせで親子の絆も深まると良いですね。

だれでもサロンまざらいんpart3「楽しいハンドメイドカフェ」
8月30日(土曜日)10時00分~12時00分
講師に坂本裕美子さんをお招きし、今回は中に洗濯ばさみを入れた、かわいいうさぎ型のクリップを作りました。生地には暖かな風合いの会津木綿が使われています。針仕事は久しぶり・・・、苦手だけどチャレンジします!という方も。坂本先生が優しく、わかりやすくご指導してくださいました。

はじめはおしゃべりしていたのにいつの間にか集中モードに。

「見て見て、私のうさちゃん、かわいいでしょ~!」自画自賛の受講生のみなさん。

思いのほか苦戦?した方もいましたが、集中力を切らさず、愛くるしいお顔のうさぎさんを作ることができ、大満足。楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
だれでもサロンまざらいんpart2「カラムシでストラップづくり体験講座」
福室市民センター近くを流れる七北田川の河原にも自生するカラムシ。古代より衣服の材料として大切にされてきました。カラムシの繊維を取り出して編み込み、ストラップを作ります。
地域で活動している「高砂おたから探訪の会」の皆さんにより、福室市民センターの畑でカラムシが大切に育てられています。会では毎年そのカラムシを採取し、地域の方やこどもたちにストラップづくりを通してカラムシの歴史や植物加工の技術を伝える活動をしています。
「カラムシの説明、採取、紐づくり」
7月19日(土曜日)10時00分~11時30分
まずは座学で「カラムシ」の正体を学びます。虫みたいな名前ですが、れっきとした?植物で、古代から衣服の材料として利用されてきました。カラムシの歴史、加工の手順、今でも栽培している昭和村での栽培の様子などをパワーポイントで学習しました。

外の畑に移動します。元気に育ったカラムシ。葉が白いのが特徴です。おたからの会の皆さんが移植、何年もかけて育てました。

こちらを根元から切り取り、皮をむきます。皮を捨てて、茎を手にもって「できました!」とほほ笑んでいた方もいましたが、皮の方が材料です。

材料を持って会議室へ戻ります。講師の丁寧な指導で固い外皮を丁寧にはがして、内側の繊維を取り出していきます。「力を入れすぎないようにね。」「きれいな薄緑の繊維なんですね!」「だから青苧っていうんだよね。」

水洗いした後乾燥させますが、今回は事前に用意した繊維を使用しました。繊維によりをかけながら細い縄を編みます。縄ない経験者はすんなりと・・・。手の器用な方ばかりで、縄編みはあっという間にできあがりました。次回はいよいよストラップ作りです。

「ストラップ作り」
7月26日(土曜日)10時00分~11時30分
おたからの会の皆さんの指導で、ストラップを編み上げます。平編みという編み方で、ビーズを間に入れて作ります。おしゃべりしながら手作業を楽しみました。時間内に全員、世界に1つだけのストラップを完成させました。



「カラムシという名も実物も初めて知りました。刈り取り、皮をむく作業からのモノ作りを体験出来て良かったです。」「一つのものが出来上がるまでいろんな工程があるのにびっくりした。」「2週にわたり準備、指導してくれた講師の方たちに感謝です!」などの感想を頂戴しました。
だれでもサロンまざらいんpart1「太極拳体験講座」
利用者の要望を受け、6月21日、28日の2回に分けて太極拳体験講座を開催しました。講師は日中友好太極拳本部指導員の佐藤信之氏。ゆったりとした音楽に合わせ、優雅な動きをする講師の姿を目で追い、体を動かす受講生の皆さん、日頃の忙しさも忘れ、気持ちの良い汗をかくことができました。

太極拳は無理なく続けられ、筋力維持、心肺機能向上など良いことづくめとのこと。ゆっくりだから自分でもできそう・・・と参加した受講生の皆さんでしたが、形を真似するのが想像以上に難しかった!との感想も。「何事もすぐには身に付かないものです。焦らず続けることで必ずできるようになりますよ。」と佐藤先生。

「普段テレビで見ていると簡単そうな太極拳、実はとても難しいのが分かりました。詳しいご指導ありがとうございました。」「先生の指導、時間配分、内容素晴らしいと思います。久しぶりでいい汗をかきました。」「先生かっこいい。続けようかな・・・。」など、講師の指導が高評価でした。高砂太極拳愛好会のサポートをうけ、励まされながら、和気あいあいの時間が持てました。
講座情報
| 内容 | だれでもサロンまざらいん |
|---|---|
| 開催日 | 令和7年6月21日から令和8年1月17日 |
| 対象 | どなたでも |
