トップページ > 市民センターを探す > 黒松市民センター > 講座レポート > 令和4年度 > 令和4年度  わくわく子どもの時間 第五回 心の通うポップアップなグリーティングカードを作ってみよう

ページID:5358

更新日:2025年3月25日

泉区 センタートップ

黒松市民センター

〒981-8006 仙台市泉区黒松1-33-40
電話番号: 022-234-5346 
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始

ここから本文です。

令和4年度  わくわく子どもの時間 第五回 心の通うポップアップなグリーティングカードを作ってみよう

第5回 心の通うポップアップなグリーティングカードを作ってみよう

2022年12月3日

黒松わくわく子どもの時間は、情報端末機器を通じての疑似体験や、個での学習機会が増加し、交流を通じての直接の体験学習機会が不足している現実に直視し、学校の授業や家庭では取り組めない、交流と体験学習の機会を伴った学びを開催し、子供たちの探求心や好奇心を刺激して、学びを育んでゆきます。

第五回目となる今回は、これからのプレゼントを贈るシーズンとなることを意識して、心の通うグリーティングカードづくりに挑戦します。カードにメッセージを載せるだけでなく、見た目も楽しくほんわかとなる工夫を凝らしたカードづくりに挑戦します。

でもそのためには、カッターやはさみを上手に使えるようになる「器用になれたらいいね」といった目標も一緒に達成してゆきます。

今回集まってくれた生徒の皆さんは地域の3年生から6年生の11名の皆さんです。講師は黒松市民センターを拠点にものづくりボランティア活動をスタートさせている「クラフトM」の皆さんです。

最初に、カッターの使い方に基本を教わります。直線や曲線の描かれた紙が渡されて挑戦が始まりました。定規に沿って軽く引っ張ることや、曲線や丸く切る場合には、カッターの刃を引くだけにして左手で紙を線に沿って回すように動かすことと、腕を回して動かすことを上手に組み合わせて切ると教わっていました。厚めの3mmの定規でカッターの刃が変に動いて指を切らないようにしていることもわかりました。

次の段階として、比較的簡単なポップアップなグリーティングカードに挑戦です。完成すると、サンタクロースの顔が浮かび上がります。にゃむにゃむと曲線の多い図柄でした。カッターで切って、山折りと谷折りを間違わずに折って顔の表情を浮かび上がらせます。

真剣に取り組んでいる姿・・・感じていただけると思います。

ずっと緊張していると、大変なので、「背伸び」して緊張をほぐしているところ

次の挑戦は、本番となります。今月12月の「クリスマスツリー」に挑戦するか、2月の節分「鬼」の顔に挑戦するか、選んでもらいます。鬼は赤鬼と青鬼のどちらかも選べます。

選んだ図柄で、ポップアップなグリーティングカードづくりに挑戦です。

真剣な表情で、黙々と頑張っている様子をご覧ください。

時間があっという間に過ぎていきました。完成した生徒も、途中になった生徒も、引き続き家でグリーティングカードづくりに挑戦してもらおうと、本のプレゼントがありました。サークルMの皆さんも、地域で本を提供いただいた方も、将来を担う子供たちの手先が器用になることは、頭の回転の良さにも、意欲的に取り組む姿勢にもつながるからと習得してほしいとの願いがあります。

沢山の本から、一目見て興味のありそうなものを選んでいました。保護者の皆さんと一緒に取り組んでほしいとたくさんの本のプレゼントがありました。

参加した生徒の皆さんのアンケートには、

  • カッターには2つの使い方がある。
  • カッターは危ないところもあるけど使えると便利で楽しい。
  • 手先が器用じゃないわたしでも、工夫すれ何とかなると分かりました。
  • カッターを使って曲線を切るのが難しかった。でもできました。折線をカッターの背で付けると折りやすかったです。
  • カッターのしやすいやり方が分かりました。ありがとうございました。
  • カッターは使ったことがあったけど難しかった。今回教わって難しいこともうまくできたので良かったです。
  • カッターは正しく使えば安全に楽しく使えることが出来ることが分かりました。
  • カードを作ってみて、カッターの事もっと知りました。今日はありがとうございました。

・・・などといただき、真剣な中にも楽しく参加いただいたことや、引き続き挑戦していただけることが伝わってきました。

モノづくりボランティア活動を始めている「クラフトM」の皆さんも、楽しそうに生徒と触れ合って、アドバイスを送ってくれました。ありがとうございました。