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更新日:2025年3月25日
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令和3年度「いずみ探訪」―地域案内人養成講座 地域いきいきプロジェクト
いずみ探訪最終回 発表会をしました
2022年3月24日
3月18日(金曜日)
いずみ探訪が、いよいよ最終回を迎えました。
前半はこれまで学んできたことの発表会です。
各々が紹介したいと思う史跡を選び、案内看板の形にまとめてきました。
その看板を使って「小学4年生に地域の魅力を知ってもらうとしたら?」というお題で一人5分ずつ発表しました。
まち歩きで訪れた善正寺が、地域の小学校の開設の地であること、洞雲寺が日本3山寺の一つで、日本6大師と呼ばれる高名なお坊さんが建てたこと、七北田宿が400周年、仙台軌道が開業から100周年の節目の年になることなど、講座で学んだこと、自分で調べたことを折りまぜ、皆さんが生き生きと発表されました。
後半は次年度やりたいことをグループワーク形式で話し合います。
「地域の子どもたちを歴史っこ、地元オタクにしたい。」
「まだ知られていない地域の魅力を発見したい。」
「まち歩きマップを作りたい。」と話題が膨らみました。
コロナ禍で中止や延期も多くありましたが、受講生の皆さんの熱意は衰えることなく、無事発表会を終えることが出来ました。
次年度の募集は4月15日から始まります。
地域の歴史や文化を知りたい方、まち歩きに興味のある方、是非お申し込みください!
1月28日(金曜日)
今回は仙台市文化財課の庄司先生をお招きして、いずみの文化財について教えていただきました。
初めに文化財全般についての説明があり、有形・無形の他にも民族文化財、記念物、埋蔵文化財といったさまざまな種類があること、カモシカなどの動物も天然記念物として文化財に含まれることを学びました。
仙台市内には現在789箇所の遺跡があり、そのうち泉区内には約90箇所の遺跡があるそうです。
当センターのふるさとギャラリーでも紹介されている高柳遺跡では、コンテナ1600個分にもなる出土品があったこと、七北田公園付近にある赤生津遺跡には、915年に十和田湖が噴火した際に降った火山灰の層があり、水田が放棄されたことなど、身近にある遺跡の興味深い話が次々飛び出し、受講生たちは真剣に聞き入っていました。
後半は学びのまとめとして、地域の魅力を紹介する案内看板づくりの2回目です。
紹介したい場所ごとにグループとなり、ワイワイ作業することができました。
次回2月18日は看板を完成させ、最終回の模擬案内会に向けてグループ練習を行う予定でしたが、残念ながらコロナ感染拡大防止のため、中止となりました。今後は個別に原稿を完成させ、最終回で披露することとなります。
受講生の皆さんは「がんばってまとめをします。」「講話が大変わかりやすかった、いずみの資源の深掘りをしてみたい。」と、最終回に向けて意欲が高まっているようでした。
12月17日(金曜日)
前回に引き続き佐々木伸先生をお迎えして、七北田公園・ユアテックスタジアムの振り返りをしました。
佐々木先生が今まで活動されてきた中で得た案内人の知恵や、今回のまち歩きコースを考える際にポイントにしたことなどをお話いただきました。
後半は今までの学びをまとめようと題して、最終回の模擬案内会に向け興味毎に分かれてグループワークをしました。
すでにやりたいことが決まっていた方や、考え中の方もいましたが、最後にはグループ毎のテーマも決まり、今後の講座で少しずつ準備を進めていくことになりました。
次回は仙台市文化財課によるいずみ地域の遺跡のお話です、お楽しみに!
11月19日(金曜日)
6回目の「いずみ探訪」、澄み渡る青空の中、七北田公園とユアテックスタジアムに行ってきました。
今回は郷土史研究家で、地元学応援団を主宰されている佐々木伸先生にガイドをお願いしました。
七北田公園は、1989年にグリーンフェアの会場として造設された公園で、開会式には皇太子様(現在の天皇陛下)がおいでになったそうです。佐々木先生からは、「皇太子様が植樹されたケヤキがあるが、プレートを付けなかったために、どの木なのかわからなくなってしまった」という驚きのエピソードの紹介があり、「方角的にはこのあたり」「このケヤキが立派だからきっとこれだ」と皆でワイワイ推理しました。
震災復興支援でフィンランドから贈られた遊具のあるキートス広場、音楽コンクール入賞者や羽生結弦選手の記念樹、たくさんの彫刻作品など、七北田公園には世界とつながる見どころがたくさんあることが紹介され、美しい紅葉も楽しみながら、スタジアムに移動しました。
ユアテックスタジアムがワールドカップイタリア代表のキャンプ地として使われた世界的な施設であること、当時の代表チーム選手の似顔絵や足形などたくさんの資料展示があることを知り、受講生たちは「じっくりみると面白い」「いつも素通りしてしまっていた」と楽しみながら学んでいました。
歴史ある史跡を中心に学んできた「いずみ探訪」ですが、知っているようで知らない、このままでは埋もれてしまう、そんな地域の宝を掘り起こしていくことも「いずみ探訪」の大切な役割であると、改めて思ったまち歩きでした。
11月5日(金曜日)
今回は洞雲寺振り返りと、七北田刑場のお話の2本立てでした。
前半の小林眞勝先生には、案内人としておさえておきたい洞雲寺の紹介ポイントを、スライドを使って教えていただきました。
洞雲寺は多くの見どころがあるが、必ずしも全部を説明する必要はなく、自分なりに紹介したいところを絞って学ぶと良いとのお話でした。
後半は案内人として小林先生とともに長らく活躍してこられた、横尾兼剛先生のお話です。
七北田刑場の豊富な資料とともに、当時行われた腑分けの話や石碑についてなど、興味深い話が盛りだくさんでした。
あっという間の1時間半、受講生のみなさんからは「日本を代表する山寺の一つが身近なところにあって、いつでも自由に入れるとは懐が深い」「一つ一つの石碑に多くの物語があることを、改めて認識した」「学んだ内容の幾分かでも、地域のまちづくりに役立てるように行動したい」と前向きな声がたくさんありました。
10月14日(金曜日)
2度延期になっていたまち歩き、上天気の中洞雲寺に行ってきました。
今日を楽しみにしていました!と皆さんニコニコ顔。足取りも軽やかです。
坂上田村麻呂伝説、大蛇伝説、天狗の相撲場など、小林眞勝先生に次々案内していただきました。
ご住職にも本堂、位碑堂を案内していただき、宝物も間近で見学することができました。
見どころが沢山あり、見学時間2時間では足りないほどでした。受講生も「身近にあるのに知らなかった」と大いに興味をかき立てられたようです。
※8月27日(金曜日)、9月9日(金曜日)のいずみ探訪は緊急事態宣言発令に伴い、コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となりました。
8月6日(金曜日)
お待ちかねのまち歩き、今回は善正寺に行ってきました。
夏真っ盛りの暑い日でしたが、風の吹き抜ける本堂は気持ちよく、お寺の歴史や地域との関わりなど、普段聞くことができない貴重なお話をたくさん伺うことができました。
7月9日(金曜日)
今回はまち歩きの予定でしたが、雨のため座学に変更になりました。
史跡の仮想看板作りが実際の案内看板設置につながった事例や、様々な地図でまちの変遷をたどるお話など、今回も盛り沢山の内容でした。「次々に関連付けて学べるので面白い」「仙台の街の町割りなど学ぶことができ、ますます興味がわいてきた。」と受講生の学習意欲もますます高まってきたようです。
6月11日(金曜日)
2年目の「いずみ探訪」、初回は「まち歩きの楽しみを学ぶ」と題して郷土史研究家の千葉富士男氏にお話を伺いました。
様々な切り口から地域を学ぶ達人の紹介、古い写真や掛け軸からの謎解き話に受講生は興味津々です。
事象を深く掘り下げる楽しみ、テーマの見つけ方など、今後の学びの様々なヒントもいただきました。
後半は「私の深堀してみたいキーワード」と題してグループワークを行いました。
「旧地名を調べたい」「泉市の名残を探したい」「泉なぜ泉というの」など様々なキーワードが飛び出し、時間が足りないほどでした。
次回は七北田刑場やお寺などをまち歩きする予定です。
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