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更新日:2025年10月9日
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地域の魅力発掘隊
地域の魅力発掘隊
地域の魅力発掘隊第1回【壽德寺】を開催しました!
10月3日(金曜日)、地域の歴史や自然の遺産に目を向け、この地域の魅力を再発見することを目的とした「地域の魅力発掘隊」の1回目として、国見にある曹洞宗寶珠山壽德寺を訪れました。壽德寺は、伊達政宗が父・伊達輝宗を開基として創建した歴史ある寺院で、今回は特別に寺族・熊谷由利香様から直接、「壽德寺の歴史について」と「貝ケ森・国見地域の歴史について」のお話をしていただきました。
「壽德寺の歴史について」では、まず、壽德寺は元々伊達藩の居城があった米沢にて創建され、その後岩出山→仙台(旧半子町)に移転し、二度の火災の後に現在の地に移ったという経緯を教えていただきました。パワーポイントの資料と古地図を見ながら、その変遷について詳しく学びました。また、壽德寺に残る文化財や有名な檀家様についても教えていただき、受講生の皆さんは大変興味深く話に聞き入っている様子でした。
第二部「貝ケ森・国見地域の歴史について」では、熊谷さまが実際に見聞きしたこの地域の歴史について話をしてくださいました。貝ケ森団地の成り立ちの裏話や、「雪が降ると坂道で車がよく立ち往生していた」「仙台高校の生徒は、中山方面からけもの道を通って通学していた」など、地域の方だからこそ知るお話をしていただきました。さらに、講話終了後には宮城県古庭園に指定されているお庭も見せていただき、最後まで充実した時間を過ごしました。
受講生からは「ずっと気になっていた壽德寺さんの歴史のみならず、周辺の地域のお話も伺えて、庭園も拝観させていただき、とても貴重な体験でした!」「すぐ近くにある壽德寺、初めて内部に入り歴史も知り、勉強になりました。」といった感想が寄せられました。