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更新日:2025年3月25日

青葉区 センタートップ

宮城西市民センター

〒989-3432 仙台市青葉区熊ヶ根字石積47
電話番号: 022-393-2829 
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始

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防災・減災学び塾

防災・減災学び塾  ~災害発生時の行動、自助・共助のあり方~

防災・減災学び塾~災害発生時の行動、自助・共助のあり方~

2024年9月7日

防災・減災学び塾~災害発生時の行動、自助・共助のあり方~

2024年9月7日

今年になって、能登半島での大地震、南海トラフ地震など、大地震が起きました。また、気候変動により、豪雨災害が日本各地で毎年のように起きています。災害に対する備えを、日頃から持っていることが大切です。
講師は早坂政人氏。仙台市防災・減災アドバイザーとして、テレビやラジオでの啓発活動で活躍し、その他、市民センター等で市民に向けての防災講座を数多く実践されている方です。
講座では、これまでの豪雨災害の写真や動画を紹介され、日本各地で気象災害が増加している現状を話していただきました。そして、ハザードマップから自宅の状況を確認、そして、マイタイムラインにしたがって具体的な行動内容を考えました。そして、最後に災害を蒙る人と被害を免れる人の違いについて教えていただきました。日頃は、不安を抑制するために「このくらいなら大丈夫」という正常性バイアスは重要ですが、災害時は、その正常性バイアスを捨てて、「もしかしたら~なるかもしれない」という危機意識に基づいた行動を取ることが、被害を防ぐためには重要だ、とのことでした。万が一のために備えること、万が一の時には「もしかしたら」の気持ちを持って行動していくことの大切さを学びました。

防災・減災学び塾~熊ヶ根町内会・広陵中学校 地域合同防災訓練~

2024年10月26日

10月26日の土曜日、今年度の熊ヶ根町内会・広陵中学校 地域合同防災訓練が行われました。訓練内容としては、ガス式発電機とLED照明、パーティションとワンタッチテントの組み立て、洋式トイレの組み立て、アルファ米の調理・配食、避難者への聞き取り訓練です。
9時半前には町内会の方々が広陵中学校体育館に集まり、中学生と一緒になって防災訓練の機材運び出しを行いました。開会式では、校長先生と相澤町内会長さんから「地域の力になるように!」という言葉をいただいて早速個別訓練に移りました。
中学生は、1年生から3年生までたてわりで班を編制し、昨年度とは違った内容を担当しましたが、自分でよく考えて行動します。地域の方々と協力しながら、手際よく訓練を進める姿に頼もしさを感じました。「あや~!よく動くこと!」「これ運んでけね」「中学生ってよく働くなや」と地域の方々から感嘆の声があちこちから。中学生も、「これ、ここで進めていいですか?」「こちら終わりました!」と地域の方々に報告。地域の方々と中学生が一緒になって訓練内容を進め、おかげで、個別訓練は20分ほど早く終了。その後は、消防団の方々が設置してくれた非常時用給水栓の給水訓練、濃煙体験をして終了となりました。熊ヶ根出張所の引地所長も感心しておりましたが、中学生が大活躍でした。訓練に主体的に参加した中学生の皆さん、そしてそれをご指導くださった先生方、そして地域の皆さん、本当にお疲れさまでした。
今年度は、熊ヶ根保育所園児の皆さんも訓練の様子を見学に。いざという時は、園児も避難者となります。でも、小さな子どもたちを見て、中学生も地域の皆様も微笑んでおりました。
非常事態が起こらないとは限りません。いつでも、どんな時でも、非常時に備えておくことが大切です。来年度も是非、多くの皆様のご参加をお待ちしております。