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更新日:2025年3月25日

宮城野区 センタートップ

宮城野区中央市民センター

〒983-0842 仙台市宮城野区五輪2-12-70
電話番号: 022-791-7015 
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始

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原町本通りに仙台伝統七夕を飾ろう

市民センター「たなばた通り2021」完成

2021年7月14日

宮城野区文化センターのロビーに、ついに「たなばた通り2021」が完成しました。大きな吹き流しは窓際につるしたので芝生広場からも楽しんでいただけます。講座の参加者は毎回七夕飾りをパーツ毎に制作してきたので、すべての飾りの全体を見るのは初めて。コツコツ進めた作業が大きな作品になったことに改めて驚いていました。今年は隣接する「陸前原ノ町駅」にも竹飾りを飾っていただき、宮城野区文化センター周辺が、8月に開催される「仙台七夕まつり」より一か月早く七夕飾りに彩られています。

6月17日は、6号と10号の竹の土台に予め作っておいた花をつけてくす玉作りをしました。デザインは吹き流しの柄を生かすためにシンプルにし、青や紫系の色に統一。毎年作って慣れている方も多く、時間内に6号玉11個と10号玉4個が仕上がりました。
6月24日と7月1日は折り鶴の吹き流し制作。約3,000羽の鶴は机に広げると小山がいくつもでき、つないでもつないでも机の天板が見えないほど・・・。大変根気のいる作業ですが、講座に参加した方たちは、手を休みなく動かして、2日間ですべての鶴をつなぎ終えました。つないだ鶴は曲木に結び付け、鶴が羽ばたいているように一羽一羽の姿を整えて完成させました
また、今年は宮城野区中央市民センターに隣接する陸前原町駅の利用者にも七夕を楽しんでいただくため、小竹飾りも作りました。写真は金運アップを願って、七つ飾りの一つの巾着を作っているところです。今年は製作物が多く忙しい作業工程でしたが6回で予定通りに作り終えることができ、協力しながら作品を作り上げる楽しさとできた時の喜びをみんなで分かち合える講座になりました。7月8日には、講座の参加者が集まって「たなばたを観る会」を行います。

今年の七夕作りは5月27日(木曜日)から始まり、7月1日までの毎週木曜日の13時30分から1時間半,15人の参加者が制作活動に取り組んでいます。仙台では昭和の初め頃、各家庭で和紙を染めて七夕の紙として使っていたという話を聞き、宮城野区中央市民センターでも紙にこだわることにしました。今年は咲き乱れる花をイメージして、消しゴムはんこで吹き流しの和紙に模様を押すことにし、「アートフィールドくぅか」の齋藤直美氏を講師に迎え、6月3日に消しゴムはんこで植物を彫り、6月10日に模様を付けました。消しゴムはんこ未経験の参加者が多かったものの、すぐにコツをつかんで、ゴム版に色を塗る人、それを受け取って和紙に押す人とチームワークよく分担して、時間内に吹き流し15個分の七夕紙を仕上げました。
また昨年に引き続き、今年も地域の皆様にご自宅や職場で鶴を折っていただき、それをつなげて飾りを作るために5月15日(土曜日)から6月15日(火曜日)の1ケ月間、折り紙と鶴の回収用箱を宮城野区文化センターのロビーに設置しました。3,000枚以上の折り紙を用意しましたが、なんと2週間で配布予定数に到達し、折り鶴が続々と回収箱に戻ってきました。鶴はつないで7月6日から宮城野区文化センターのロビーを飾る予定です。ぜひご覧ください。
次回6月17日はくす玉づくりを行う予定です。