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更新日:2025年3月25日
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第44回仙台市史講座 蒲生の移り変わり~近世から近代へ
第44回仙台市史講座を開催しました
2023年2月21日
第44回仙台市史講座は近世から近代にかけての蒲生の移り変わりについて、仙台市歴史民俗資料館学芸室長の畑井洋樹氏に解説していただきました。仙台市史講座は毎回大変人気がありますが、今回も宮城野区だけでなく他区からも定員を上回る応募がありました。講座当日はお天気に恵まれたこともあり、30分前の開場とともに続々と受講者が訪れ、講座の始まる前に展示パネルや刊行物を熱心に見ていました。
藩政時代の蒲生は川を利用した運河の新設により港町として大変繁栄し、その影響でそれまで栄えていた塩釜港がさびれてしまい、両者間で地域の存亡をかけたバトルがありました。その後運輸事情の変化に伴い蒲生の港町は衰退してしまいますが、東日本大震災からの復興により再び物流が盛んな地域へと変化しています。現在運輸目的で使われなくなった貞山運河ですが、それを今後どう活かしていくか、改めて考える機会になりました。