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更新日:2025年3月25日
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令和3年度 根白石の正月行事~いっしょに作ろう「だんごさし」
根白石の正月行事~いっしょに作ろう「だんごさし」~を開催しました
2022年1月16日
根白石の地域に伝わる「だんごさし」作りの講座を開催しました。
「だんごさし」は稲に見立てたミズキの枝にだんごをさし、たわわに実る稲穂を表現して、五穀豊穣や無病息災を願う「小正月」の行事です。
最近では、だんごさしを行う家庭がめっきり少なくなっているため、地域に残る伝統行事に触れ、理解を深める機会として、市民センターでは毎年行っています。
今年は、住吉台小学校社会学級生を含め大勢の参加者が、JA根白石支部女性部の方から作り方を教えていただきながら、和気あいあいとした雰囲気の中で、体験していました。
2階の天井近くまで伸びる大きなミズキは、紅白のだんごやまゆ玉、宝船などの縁起物で彩られ、一層華やかな「だんごさし」の飾りになりました。
このミズキは、市民センターが行う「だんごさし」のために、地元の方がご自宅の庭で丹精込めて育てて下さっているものです。ご協力いただいた地域の皆様には心から感謝を申し上げます。
市民センターのお近くに来られた際には、ぜひご覧いただければと思います。
参加者の感想
- 参加者にも、毎年立派なミズキを切って提供して下さり感謝です。施設に入所している母に届けようと思います。
- とても楽しく素敵な時間をいただきました。これからも続いていってほしい行事だと思います。
- 初めてでしたが楽しかったです。我が家に飾るのが楽しみです。
- 作業はそれ程難しくはなかったのですが、意外に奥が深いんだなぁと感じました。子どもの頃を思い出して、楽しく参加できました。
- 地域の行事を経験できる機会はなかなかないので、とてもありがたく思います。家族の健康を願って、家に飾りたいと思います。
- ホールの大きなミズキも、みんなで作ると達成感がありました。
紅白の餅を細長く伸ばして切ってだんごを作り、芽かきをしたミズキにさします。
紅白の餅花をさした後は、まゆ玉や宝船などの縁起物の飾りを付けます。
個人の持ち帰り分を仕上げた後は、ロビーに展示するミズキを参加者の皆さんで飾り付けをしました。
華やかなだんごさしの飾りが完成しました。