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更新日:2025年3月25日
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令和6年度 来たれ!男のまなび舎
令和6年度 来たれ!男のまなび舎 講座レポート
2025年3月7日
第6回「いざというときの救急訓練」
講師:宮城消防署救急係 係長 森脇 周吾氏
令和7年1月11日(土曜日)、令和6年度最後の来たれ!男のまなび舎を実施しました。
今回は宮城消防署の森脇周吾氏を講師として「いざというときの救急訓練」をテーマに学びました。
まずは近年救急車の出動件数が増えてきているというお話から始まり、心臓が止まってしまったときに救命処置を行った場合と行わなかった場合の助かる可能性の違いなどを教えていただきました。
その後は実際に救命措置に挑戦です。その中でも重要な心臓マッサージには力が必要で、30回(15秒程度)でも相当な体力を使います。
現在、救急車が現場に到着するまでの平均時間は約9分半程度とのこと。その間、心臓マッサージをし続ける大変さを実感しました。
AEDの使い方も教えてもらい、実際にAEDを使用して蘇生した映像も見ることができました。
最後に、冬場に多くなるヒートショックの原因や対策についてもお話しいただくなど、盛りだくさんの内容でした。
“いざというとき”の対応について、知ってはいても日常生活で実際に目にしたり体験したりする機会は少なく、講座中には活発に質問が出ていました。
男の学び舎も全6回が終了しました。仲間と学んだ1年間。
どこかで「久しぶり。最近どう?」などの会話があったら素敵ですね。
第5回「するめ天旗を作ろう!」
講師:大沢・川前するめ天旗愛好会の皆様
12月14日(土曜日)、第5回目の来たれ!男のまなび舎を実施しました。
今回は昔から伝わる凧「するめ天旗」づくりに挑戦です。
40cm四方の和紙と竹ひごを使用してするめに似た形の凧を作ります。コツが必要なところもあり、苦労している様子もありましたが、天旗愛好会の皆様の丁寧な教えのもと、全員凧を完成させることができました。
完成後はホールで凧のあげ方のデモンストレーションを行いました。送風機を使用して起こした風に乗り、凧がふわっとあがると、「おおーっ」と歓声があがっていました。
第4回「蕎麦打ち体験」
講師:仙台手打そば研究会の皆様
11月9日(土曜日)、第4回目の来たれ!男のまなび舎は、令和5年度にも実施して大好評だった蕎麦打ちです。
経験者も1年前の講座を思い出しながら頑張ります。
大切なことの一つは「ほめ合うこと」。仙台手打そば研究会の皆様から、そして受講生同士で「いいね!」「そう、いい感じ!」と声をかけあいながら共同作業で混ぜたりこねたり、一生懸命取り組みました。
自分達でで打った蕎麦は格別のお味。「おいしい、おいしい」と皆さん満足そうに味わっていました。
第3回「みんなでボッチャ!」
講師:青葉区中央市民センター 大場 俊宏 氏
青葉区中央市民センター 三浦 健輔 氏
9月21日(土曜日)、第3回目の来たれ!男のまなび舎を実施しました。
今回は青葉区中央市民センターの社会教育主事の先生方にニュースポーツをご指導いただきました。
前半はバッコー、スイングトス、ターゲットリング、輪投げと、様々な種類のニュースポーツを体験しました。後半はボッチャに挑戦です。
まずはボールを使ってキャッチボール。ボールに慣れるところから始めました。
その後はチーム対抗戦。最初は緊張もあり静かな様子でしたが、試合が進むにつれ、「ナイス!」「おしい!」「いけ!」などの熱いかけ声が飛び交いました。
戦いを通して、活発に交流することができたようです。
8月18日(日曜日)、第2回目の来たれ!男のまなび舎は館外学習です。
今年度リニューアルオープンした仙台市博物館を訪れました。
学芸員の佐々木徹氏に、開催中の特別展「大航海時代へーマルコ・ポーロが開いた世界ー」の見どころについてお話をしていただいた後、実際に特別展の観覧です。
数々の交易品から始まり、東方見聞録や世界地図など、様々な資料が展示されていました。
受講生は一つ一つ丁寧に見て、「最初の方の世界地図には日本がないし、描いてあっても形がおかしい」と発見をしたり、昔スペインに行ったことがあるという受講生は当時を懐かしんだりと、じっくり楽しんでいました。
第1回「インドの古典音楽ラーガ」
講師:サーランギ奏者 奈良 隆寛 氏
7月13日(土曜日)、令和6年度の「来たれ!男の学び舎」が今年度は15名のメンバーでスタートしました。
まずは開講式です。館長の挨拶に始まり、受講生の皆さんを紹介した後、早速第1回目の講座が始まりました。
「インドの古典音楽ラーガ」。講師はサーランギ奏者の奈良隆寛氏です。サーランギ、とはインドの楽器のことで、実際に弾く旋律弦の他に30本ほどの共鳴弦があり、どこか不思議な、身体に染み込んでいくような、癒される音色が響きます。実は先生は普段は医師をされており、サーランギには小児科医としてネパールに行った際に出会ったとの事です。
前半はネパールにいらした際のお話、そしてインドの旋律"ラーガ"についてのお話と演奏を聞きました。受講生はサーランギ見るのも聴くのも初めて。休憩時間には先生を囲んで、楽器について質問する様子が見られました。
後半は先生の演奏で、「茶摘み」や「夏の思い出」など馴染みのある曲を楽しみました。
今年も全6回の"まなび"を予定しています。