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更新日:2025年3月25日
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令和6年度 生出朗壮大学
講座レポート
2025年2月24日
2月21日(金曜日)第9回講座・閉講式『ふれあいコンサート』
令和6年度生出朗壮大学最終回は、仙台フィルハーモニー管弦楽団のヴァイオリニスト長谷川康氏、オーボエの木立至氏そしてピアノの東歩美氏をお招きし、ふれあいコンサートを開催しました。コンサートは華やかに「乾杯の歌」で幕を開け、続いて「愛の挨拶」や「さんぽ」、「ニューシネマパラダイス」といった名曲が次々と演奏されました。演奏の合間には、楽器紹介やヴァイオリンの音色を聴き分け、どちらが高価な楽器かを当てるコーナーがあり、楽しさと学びが詰まったひとときとなりました。
アンコールでは特別なサプライズとして、生出の歌「生出においで」を披露してくださいました。地元にちなんだこの楽曲に職員もコーラスで加わり、会場全体が温かい一体感に包まれました。生出朗壮大学の締めくくりにふさわしい、心に残る素晴らしい講座となりました。
コンサートの終了後には閉講式を行い、7名の皆勤賞の方に、記念に館長作成の個人写真アルバムを贈呈しました。ご参加いただいた受講生の皆さん、一年間ありがとうございました。
【受講生のアンケートより】
- 心が洗われた感じで、大変楽しかったです。
- 一流オーケストラの生演奏が聴けて良かったです。
- 楽器について新しく知ることができました。
1月17日(金曜日)第8回講座『新春歌い初め-みんなで歌おう歌声喫茶-』
第8回は、シンガー&ソングライターのEEMEE(エーメー)さんを講師にお迎えしました。15歳からギターを始め、58年も音楽活動を続けられてこられたEEMEEさんは、親しみやすく楽しいエピソードをまじえながら講座を進めてくださいました。
最初に「ふるさと」を歌った後は、リクエスト形式で歌いたい曲を選び、童謡から歌謡曲まで計15曲を歌いました。ギターの生演奏に合わせて、それぞれの時代を思い浮かべながら、懐かしい歌をみんなで楽しみました。最後は、生出小学校150周年を記念して作られた生出の歌「生出においで」を合唱しました。会場は終始和やかな雰囲気に包まれ、充実したひとときとなりました。
【受講生のアンケートより】
- 心も体も温まる歌、素敵な時間をありがとうございました。
- 昔のことが次々と浮かび、懐かしい思いで一杯になりました。
- 歌い初め、みんなで大きな声で歌ってとても楽しかったです。
12月20日(金曜日)第7回講座『お正月飾りづくり 自然素材で手づくりしよう』
第7回は昨年に引き続き、坪沼地区でリース作りをされている佐々木洋子さんと佐藤直子さんを講師にお迎えし、お正月飾りづくりを実施しました。
地域で採れた南天、松葉、カリン、蓮の実、千日紅などたくさんの自然素材を使って、参加者は各々の工夫を凝らした正月飾りを制作しました。講師の先生方の丁寧な指導のもと、和やかな雰囲気で作業が進み、参加者は楽しみながら新年の準備を進めました。完成した飾りを手に、皆さんの満足そうな表情が印象的でした。
【受講生のアンケートより】
- 難しかったですが、完成してよかったです。
- すっかり正月気分になれました。
11月15日(金曜日)第6回講座『くらしのセミナー 消費者トラブルにまきこまれないために』
仙台市消費生活センターを講師にお迎えして、近年増加している特殊詐欺や訪問販売を装った悪質商法などの消費者トラブルについて、未然に防ぐ対策や対処方法を学びました。途中館長と職員による高齢者を狙った悪質な訪問買取の事例を寸劇で見て、はっきりと断ることやすぐに契約をせず家族や消費生活センターに相談することを皆で再確認しました。
【受講生のアンケートより】
- あらためて身が引き締まるお話でした。
- 絶対にだまされないと頭に焼き付けました。
10月18日(金曜日)第5回講座『いきいき健幸講座 ノルディックウォーキング』
茂庭地域包括支援センターと共催で、みちのくノルディックウォーキングネットワークの星先生、佐藤先生にご指導いただき、ノルディックウォーキング講座を開催しました。
始めに、体育館でノルディックウォーキングの説明を受け、ポールの装着方法を学んだ後、準備運動とポールを持って歩く基本練習を行いました。ここで姿勢がとても大事だということ、またポールは軽く持って引きずるように歩くということを教わりました。
練習の後は、いよいよ外でのウォーキングへ出発です。市民センター周辺の1キロ程度のコースでしたが、心地よい秋風を感じながら、皆さんおしゃべりを楽しみ、リラックスした雰囲気の中でウォーキングを満喫しました。
【受講生のアンケートより】
- とても楽しく歩くことができました。来年もしたいです。
- 姿勢が良くなるような気がしました。
9月20日(金曜日)第4回講座 館外学習『ワケルくんバスで行く!環境施設を見る会』
ワケルくんバスに乗った朗壮大生25名の最初の目的地は、宮城野区の「南蒲生浄化センター」です。この施設は東日本大震災による津波被害から大きな試練を乗り越えて復旧し、現在は東北大大規模の下水処理を担っています。
ここでは、私たちが日々トイレや台所で流す水がどのような仕組みで海に放流できるまでに浄化されるのかを学びました。
またその過程で、多量の電力を使用していること、そして浄化にかかる費用をできるだけ抑え、処理場の不可を減らすために、調理などで出た油分をできるだけ拭き取ってから洗うなど、ひとりひとりのちょっとした心がけだけでも大きな助けとなることを知りました。
次なる見学地は、東北大学青葉山キャンパス内にある「せんだい環境学習館たまきさんサロン」です。サロンでは、グループに分かれて、あれこれ話し合いながら種類別にごみを分ける実習を行いました。
2カ所の環境施設を見学し、参加者の皆さんは、家庭での排水やゴミの出し方について見直すことの必要性をこれまで以上に感じ取っていただけたようです。
7月19日(金曜日)第3回講座『ニュースポーツ・モルックを楽しもう』
第3回目の朗壮大学は、坪沼体育振興会の佐々木洋子さんと佐藤真澄さんにご指導いただき、フィンランド発祥のニュースポーツ、モルック体験を行いました。
講師の先生からルールの説明を受けた後、3~4人ずつ6チームに分かれ、トーナメント戦で試合を行いました。どちらのチームでもピンを倒して点数が加点されるごとに歓声が上がり、白熱した試合が繰り広げられました。
優勝と準優勝のチームには館長と講師の先生の畑でとれた新鮮野菜をプレゼント!
皆さん終始大変盛り上がり、頭と体を両方使うモルックの魅力を存分に楽しみました。
【受講生のアンケートより】
- 初めてのスポーツとても楽しかったです。
- サークルができたら参加したいです。
6月21日(金曜日)第2回講座『おもしろサイエンスショー』
今回の朗壮大学は、サイエンスインストラクターの阿部清人先生をお迎えし、「おもしろサイエンスショー」を開催しました。
アナウンサーでもある阿部先生のユーモアいっぱいの解説とともに、水や空気、電気や風力などの実験を目の前で披露していただき、おもしろ楽しく科学の不思議なしくみについて勉強することができました。
水入りのペットボトルを揺らして水中竜巻を作る、ペットボトルトルネードの実験では受講者全員が体験し、竜巻でできた空気によって水が素早く移動する様子を目にすると、皆さん思わず「おーっ」と感嘆の声をあげていました。
【受講生アンケートより】
- 自然科学の面白さや不思議さを知ることができました。
- マジックショーを見ているようでとても楽しかったです。
5月17日(金曜日)開講式・第1回講座『二胡とギターのアンサンブルコンサート』
5月17日、令和6年度の生出朗壮大学が開講しました。今年度は34名の受講生でスタートです。
記念すべき第一回目の講座は「二胡とギターのアンサンブルコンサート」、お招きしたのは20年以上も地域で演奏活動をされておられるウサギ~ズさんです。メンバーの池田さんは朗壮大学の受講生でもいらっしゃいます。
「夢で逢いましょう」から始まり、「蘇州夜曲」や「見上げてごらん夜の星を」など、一度は聞いたことのある名曲の数々に、受講生も皆聴きほれていました。
第一部の最後は皆で「朧月夜」を合唱、その後二胡の歴史や構造、音の出し方などわかりやすくお話いただきました。数名の受講生は実際に二胡をひく体験をして、美しい音色を出す難しさを体感していました。
二胡とギターのどこか懐かしさを覚える、素晴らしい演奏に心癒されたひとときでした。
【受講生アンケートより】
- 初めて聴く二胡の音色に感動しました。
- 郷愁を誘うような音色が心にしみました。