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更新日:2025年7月5日

若林区 センタートップ

七郷市民センター

〒984-0032 仙台市若林区荒井3-7-2
電話番号: 022-288-8700 
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始

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令和7年度 七郷老壮大学

講座レポート

第2回 お口のフレイル予防と腹話術

 令和7年6月11日(水曜日)、シャローム・パペット仙台腹話術教室のスマイリー・チバ 氏とミッシェル 氏を講師にお迎えし、第2回「お口のフレイル予防と腹話術」を開催しました。当日は81名が参加し、終始笑顔の絶えない楽しい講座となりました。

 前半はスマイリー・チバ 氏による、口腔フレイル予防についての講話でした。脳トレを兼ねた誤嚥予防の発声練習では、リズムに合わせて手を動かしながら声を出すという一連の動作が想像以上に難しく、「リズムが速くて手が追い付かない」「声と手がずれてしまう」といった声が所々に挙がっていました。

 後半はお二人による腹話術の公演でした。歯科医と患者に関する小話や5歳の女の子の勘違いに関する小話等、会場は笑いに包まれました。また、音楽に合わせて軽快なダンスを踊るパペットに会場は大盛り上がりでした。

 受講生からは、「日中一人でいることが多いので、なかなか笑うことが少ないです。先生の話は面白く、飽きることがなく楽しかったです。早口言葉で滑舌よく、口の筋肉を鍛えられる方法を知ることができました。」「以前にもフレイル予防のイベントに参加したことがありますが、今までで一番楽しかったです。腹話術の内容は、口腔フレイル予防について復習の意味もあり、さらに心に残りました。」などの感想が寄せられました。

第1回 話したくなる「仙台駄菓子」のマメ知識

 令和7年5月14日(水曜日)、第43回 七郷老壮大学が開講し、103名の方が入学しました。開講式には93名の受講者が出席し、七郷老壮大学運営委員が受講生を代表して誓いのことばを述べました。その後開講記念として、第1回「話したくなる「仙台駄菓子」のマメ知識」と題し、仙台市歴史民俗資料館 学芸室長の畑井 洋樹 氏に講話をいただきました。

 明治18年の創業以来長らく愛され、令和5年に惜しまれつつも閉店した老舗・石橋屋。その2代目・石橋幸作氏が生涯研究を続けた、仙台の食文化の一つである「仙台駄菓子」について、今まで知らなかった歴史等を学ぶことができました。受講生は懐かしい思い出に浸りつつ、畑井氏の軽妙な語り口に興味津々でした。

 受講生からは、「仙台駄菓子は非常に懐かしい食べ物で、お土産として喜ばれたのを覚えています。石橋幸作さんの研究のおかげで、駄菓子にはたくさんの種類があることを知りました。」「若い頃舟丁に住んでいて、石橋屋の前をよく通っていましたが、重厚な店構えと桜の木に魅了され、とても気分良く歩いていたのを覚えています。店に入ったのは数えるほどしかありませんでしたが、もっとたくさん駄菓子を買っておけば良かったなと思いました。」などの感想が寄せられました。

 記念講話後は運営委員会総会が開催され、令和6年度の会計報告や令和7年度の予算案、運営委員役員等が承認されて閉会となりました。

講座情報

内容 地域の高齢者にとっての学びと交流の場として、健康で心豊かな生活を送るために新しい知識や教養を学ぶ機会を提供し、受講生同士が交流することで親睦を深め地域や人のつながりを作るために、様々な内容の講座を開催します。
開催日 2025年5月14日(水曜日)2025年6月11日(水曜日)2025年7月9日(水曜日)2025年9月10日(水曜日)2025年10月8日(水曜日)2025年11月19日(水曜日)2025年12月10日(水曜日)2026年1月14日(水曜日)2026年2月18日(水曜日)2026年3月11日(水曜日)
時間 10時00分~11時30分
対象 シニア
定員 100名
費用 自主運営委員会費:1000円