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更新日:2025年10月16日
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令和7年度 七郷防災講座
講座レポート
第2回 日赤防災セミナー
開催:令和7年9月27日(土曜日)10時00分~11時40分 参加者:14名
日本赤十字社 宮城県支部 事業推進課より、講師としてボランティア係長の千葉 潔様と4名のボランティアさんをお迎えし、日赤防災セミナーを開催しました。
はじめに、赤十字のしくみと活動についてのお話をお聞きしました。日本赤十字社は人間のいのちと健康、尊厳を守るための活動を行っていることや、東日本大震災以降、救護業務以外に、復旧・復興に関する業務や防災・減災に関する業務を行っていること等を教えていただきました。
家具安全対策ゲーム(KAG)では、自宅の一室を想像しながら平面図を描き、地震が起こった際に危険な場所を確認しました。隣同士で部屋の中のどこがどう危ないのかを話し合い、危険な箇所への対策を考え、安全対策の重要性を再認識しました。
次に、段ボールベッドを実際に組み立ててみました。10人程度のグループに分かれて作業を行ったところ、ものの数分で段ボールベッドが完成しました。出来上がった段ボールベッドにマットを敷いて寝てみた方は、「想像よりも寝心地が良い」とおっしゃっていました。
最後に、自動ラップ式トイレ「ラップポン」について説明をしていただき、災害時におけるトイレがどのように変わったのかについて教えていただきました。
今後、いつ起こるかわからない災害の防災・減災について、実際に自分たちの目で見て体を動かすことで、災害時に役立つ知識を学び、地域の防災力向上につながる良い機会を提供できました。
参加者の感想
- 改めて日赤の意義を確認できました。今回の内容をこれからの活動に役立てたいと思います。防災講座はぜひ多くの人に参加してほしいです。
- 定期的に防災について考える機会は必要だと思いました。赤十字の活動について聞くことができて良かったです。自動ラップ式トイレが欲しくなりました。
第1回 救命救急講習会
開催:令和7年7月16日(水曜日)10時00分~12時00分 参加者:13名
仙台市消防局 若林消防署 警防課の髙橋様を講師にお迎えし、救命救急講習会を開催しました。
はじめに、救命処置の方法・流れを教えていただきました。心肺蘇生法やAEDの使い方等の基本的な動作に加え、一人で救助する際の通報方法、普段通りの呼吸がどのようなものか等、細かく説明していただきました。その後、一連の動きを通しで実演していただき、グループに分かれて実際に救命処置を行いました。
4~5人のグループに分かれ、それぞれ心肺蘇生やAEDの使い方を実践しました。「私が〇〇をやりますので△△お願いします!」「□□の動作が抜けましたよ!」「もう少し上から力をかけて圧迫して!」等声をかけあいながら、胸骨圧迫や人工呼吸、AEDの使い方を練習しました。
救命処置の練習後は、血が出た時の対処として直接圧迫止血法を教えていただきました。止血帯を使うと壊死する可能性があるため直接傷口を抑えることや、感染防止のためにハンカチとビニール袋を使うこと等、安全に止血を行う方法を学びました。
最後に、応急手当を学ぶための救命ナビについて説明をしていただき、119番以外の救急に関する電話相談口等を教えていただきました。
参加者の感想
- 人形を使った心臓マッサージが、想像していたよりも力が必要で大変でした。時々動画を見て忘れないようにしたいです。
- 説明がとても分かりやすくて良かったです。実際にAEDを使うことがないことを願いますが、知っておくことは大事だと思いました。