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更新日:2025年10月30日

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令和7年度「子どもチャレンジ」
第4回「移動天文台~ベガ号で秋の星をみよう!~」
10月26日(日曜日)、「将監みんなのサロン ふれ・ミー運営委員会」と共催で、仙台市天文台から移動天文車「ベガ号」をお招きし講座を開催しました。

数日前からてるてる坊主を作って晴天をお願いしましたが、当日はあいにくの雨模様。残念ながらベガ号での天体観望はできませんでしたが、屋内で宇宙や惑星をテーマにしたワークショップをおこない、小学生親子44名にご参加いただきました。
ワークショップでは惑星の模型をみたり、天体に関するクイズに挑戦したりしました。
今年は土星の輪が、円盤のように立体的に見えず、串刺しのお団子のように一直線に見える珍しい年だとか。なぜそのように見えるのか、それは土星がちょうど真横に見えるからということで、土星の模型を持った職員さんがぐるりとみんなの周りをまわって見え方の違いを観察しました。

次に仙台市天文台の職員さんでも難しいという10問のクイズに挑戦しました。「水金地火木土天海冥」で知られる太陽系の惑星について、実は2006年に冥王星は太陽系の惑星から外れ、準惑星となったことが説明されると、こどもたちよりも保護者のみなさんから驚きの声があがる一幕もありました。

最後に新しくなったベガ号の中を見学しました。今年5月にお目見えしたばかりの新しいベガ号には大きな望遠鏡が!実際に星を見ることは出来ず残念でしたが、楽しい講座となりました。

参加したお子さんのアンケートからは「べがごうにのれてよかった。またきてほしい」「惑星の重さや大きさがたのしく学べた!」、保護者からは「冥王星が惑星でなくなったこと知りませんでした...」「雨で星が見れなかったのは残念だったが、クイズや模型で分かりやすく学べてよかった」などのお声をいただきました。
ご参加いただきありがとうございました。
第3回「じぶんのうわぐつをせっけんであらおう」
8月21日(木曜日)、講師に「生活協同組合あいコープみやぎ」の佐藤あきなさん、庄子左知江さん、櫻井洋子さんをお招きし、環境について学びながら、上靴を石鹸で洗う講座を開催しました。5名のお子さんにご参加いただき、みんなで夏休み最後の思い出をつくりました。
まずは、蛍光増白剤の問題について学びます。蛍光増白剤は、合成洗剤に含まれる、紫外線を吸収し青白い光に変える染料です。衣類を真っ白に見せてくれますが、汚れを落として白くなっているわけではないことや、お肌や環境への影響が懸念されていることを学びました。そこで出てくるのが石鹸です。

ブラックライトに当てて見比べてみると、蛍光増白剤の入ったものと入っていないものとでは、その差は歴然!蛍光増白剤の入ったものは青白く光っています。
違いを目で見た後は、蛍光増白剤無配合の石鹸で、実際に上靴を洗います。

普段は洗剤を使うことが多いという子どもたち、慣れない石鹸の感触に戸惑いながらも楽しんで洗いました。ピカピカになった上靴で、夏休み明けの学校も頑張りましょう!
第2回「バルーンアートにちょうせん!」
8月7日(木曜日)泉ケ丘児童センターでバルーンアートの講座をおこない、25名のお子さんにご参加いただきました。
講師はイベントや講座でバルーンアートを披露されている、バルーンアートにっぺさんです。にっぺさんのパフォーマンスから講座はスタート。あっというまにバルーンを膨らませて作品を作る様子に、子どもたちからは「はや~い」「すご~い」と歓声があがっていました。

にっぺさんのパフォーマンスを見た後、さっそくバルーンアートに挑戦です。あらかじめ膨らませてある色とりどりのバルーンから好きな色のものを選び作品をつくります。
今回は、バルーンアートの基礎となる「いぬ」、意外と簡単でアレンジも豊富な「剣」、ふたつのバルーンを組み合わせて作る応用編「大きな花」の3種類のバルーンアート作品をつくりました。
最初はバルーンをひねって形をつくっていくことに「(割れそうで)こわい!」という声もあがっていましたが、だんだんとコツをつかみ、みなさん上手に作品をつくっていました。

参加したみなさんからは「1回だけわれちゃったけど楽しかったです」「お花がとてもきれいでつくったかいがあってうれしかったです」「おとなになったらにっぺせんせいみたいになりたい」などの声が寄せられました。
最後にはにっぺさんお手製の「バルーンアートレクチャーノート」をいただいて講座は終了。ノートを見ながらぜひおうちでもチャレンジしてみてくださいね。

第1回「仙台七夕和紙でねこのお面の絵付け体験」
7月24日(木曜日)小学生を対象に、ねこのお面の絵付け体験講座を開催し、1年生から5年生まで、14名のお子さんにご参加いただきました。
講師は「はすのはねschool」代表の福井有美子先生です。福井先生は、仙台七夕まつりが終わると捨てられてしまう七夕飾りの和紙を再利用し、アクセサリーの制作・販売や、体験教室の開催などの活動をされています。今回も、昨年度に七夕まつりで飾られていた吹き流しの和紙などを再利用し、お面に飾りづけをしていきました。

まずは大きめにカットされた七夕和紙を2枚選び、デザインを考えて好きな形にカットしていきます。和紙はコピー用紙のように薄すぎないため、紙で指を切る心配もなく、お子さんでも扱いやすいそう。ねこの耳の部分の形に合わせてカットしたり、お花やリボンの形にカットしたりと使い方は無限大です。
細かい模様は端切れの和紙を活用します。先生のお話では、型を取って切り抜いたり、余ってしまった和紙も捨てずに取って置き、最後の最後まで使うそうです。
和紙をお面に糊付けしたり、カラーペンを使って自由にデザインしたりして素敵なお面に仕上げます。

最後にタッセルと鈴を選び、お面に結び付けたら完成です。
参加したみなさんからは「お面が完成したときすごいかっこいいと思いました」「難しいところがすごくたくさんあったけど楽しかった」「和紙がとてもやわらかくて使いやすかった」などの感想が寄せられました。
七夕祭りに行った際には、お面に使われたものと同じ柄の和紙がないか探してみると、伝統ある仙台七夕まつりがより身近に感じられるかもしれませんね。

