令和6年度 第34回蛍と平家琵琶の夕べ
2024年7月17日

盛況御礼!「第34回 蛍と平家琵琶の夕べ」を実施しました
2024年7月17日
★「第34回 蛍と平家琵琶の夕べ」を開催いたしました★
令和6年6月29日、坪沼八幡神社にて「第34回 蛍と平家琵琶の夕べ」を開催いたしました。
会場となった坪沼八幡神社は仙台最古の八幡神社といわれており、源氏が厚く信仰したという御由緒や平家にまつわる伝説が語り継がれています。
そのような縁があって、この神社で平家琵琶の演奏会とゲンジボタルの観察会を併せて行っている「蛍と平家琵琶の夕べ」は、今回で第34回を迎えることができました。
始めに坪沼祭囃子保存会の皆様に演奏いただき、「御霊遷し」「道中囃子」「かまよせ」「ぶっぱやし」の4曲を披露していただきました。
どの曲も迫力満載で、坪沼八幡神社に訪れた多くの人が祭囃子の音色に夏の訪れを感じていました。
続く仙台平家琵琶普及会の皆様による平家琵琶の演奏では、「殿下乗合」と「鹿谷」の二曲をご披露いただきました。
「殿下乗合」は平家一門が繁栄を極めている頃に起きた事件を描いたものであり、「平清盛の孫が摂氏藤原家一行に失礼を働き、怒った藤原家一行が孫を散々な目に合わせたこと」を平清盛が怒り、摂氏藤原家一行の髻を切って仕返しをした復讐劇です。
この物語は、平家没落の発端となった「悪行のはじめ」とも言われています。
二曲目の「鹿谷」は、反・平家勢力の貴族が酒を飲みながら平氏を討つ相談をしていた時に、平氏の没落をみんなで面白おかしく話していたことを平氏が知り、首謀者を厳しく処罰した事件を描いたものです。
幽玄な琵琶の音色が奏でる物語が篝火の灯る境内に響き渡り、来場者の方々はいつもとは違った特別な夜を感じていました。
閉会後は地元の町内会長さんらの案内で蛍の自然観察会を行い、参加者の皆さんはたくさんの蛍が乱舞する幻想的な風景を楽しみました。
平成元年に始まったこの行事は「ふる里坪沼実行委員会」が中心となり、地域の方々が作り上げてきたものです。
そこに今年もろりぽっぷ小学校の子どもたちが作った竹あかりが飾られ、地域全体で坪沼を盛り上げるべく、今年の「蛍と平家琵琶の夕べ」は開催されました。
これからも未来へと繋がるよう、実行委員一同、今後も一生懸命このイベントに取り組んで行きたいと思います。
令和6年6月29日、坪沼八幡神社にて「第34回 蛍と平家琵琶の夕べ」を開催いたしました。
会場となった坪沼八幡神社は仙台最古の八幡神社といわれており、源氏が厚く信仰したという御由緒や平家にまつわる伝説が語り継がれています。
そのような縁があって、この神社で平家琵琶の演奏会とゲンジボタルの観察会を併せて行っている「蛍と平家琵琶の夕べ」は、今回で第34回を迎えることができました。
始めに坪沼祭囃子保存会の皆様に演奏いただき、「御霊遷し」「道中囃子」「かまよせ」「ぶっぱやし」の4曲を披露していただきました。
どの曲も迫力満載で、坪沼八幡神社に訪れた多くの人が祭囃子の音色に夏の訪れを感じていました。
続く仙台平家琵琶普及会の皆様による平家琵琶の演奏では、「殿下乗合」と「鹿谷」の二曲をご披露いただきました。
「殿下乗合」は平家一門が繁栄を極めている頃に起きた事件を描いたものであり、「平清盛の孫が摂氏藤原家一行に失礼を働き、怒った藤原家一行が孫を散々な目に合わせたこと」を平清盛が怒り、摂氏藤原家一行の髻を切って仕返しをした復讐劇です。
この物語は、平家没落の発端となった「悪行のはじめ」とも言われています。
二曲目の「鹿谷」は、反・平家勢力の貴族が酒を飲みながら平氏を討つ相談をしていた時に、平氏の没落をみんなで面白おかしく話していたことを平氏が知り、首謀者を厳しく処罰した事件を描いたものです。
幽玄な琵琶の音色が奏でる物語が篝火の灯る境内に響き渡り、来場者の方々はいつもとは違った特別な夜を感じていました。
閉会後は地元の町内会長さんらの案内で蛍の自然観察会を行い、参加者の皆さんはたくさんの蛍が乱舞する幻想的な風景を楽しみました。
平成元年に始まったこの行事は「ふる里坪沼実行委員会」が中心となり、地域の方々が作り上げてきたものです。
そこに今年もろりぽっぷ小学校の子どもたちが作った竹あかりが飾られ、地域全体で坪沼を盛り上げるべく、今年の「蛍と平家琵琶の夕べ」は開催されました。
これからも未来へと繋がるよう、実行委員一同、今後も一生懸命このイベントに取り組んで行きたいと思います。
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