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更新日:2025年3月25日
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令和6年度 若林老壮大学
「若林老壮大学」第10回のようすをご紹介します
2025年2月21日
第10回 講話「命を守る水」
令和7年2月7日(金曜日)10時00分~11時30分
今回は、(株)明治 食育セミナー担当の中屋 沙希氏のお越しいただき、私たちの体に欠かせない“水”について学びました。
- 体内の水分量は年齢層によって変化すること、そしてその理由。
- 筋肉には水分を溜めておく働きがあること。
- 脱水症状は夏も冬もおきますが、夏よりもむしろ冬の方が気づきにくく対処が遅れがちなるため、より注意しなければならないこと。
- 必要な水分の摂取量とその摂り方。…などなど。
受講生からは「今日はためになる大事な話だった」「知り合いの人にもぜひ教えてあげたい」「今日、休んだ人にも資料を届けてあげる」など多くの声をいただきました。
第9回講話と実技「よ~っこらSHOW(笑)タイム」
令和7年1月10日(金曜日)10時00分~11時30分
今回は、日本音楽療法学会から会員の山下 圭氏をお招きして、高齢者の健康を維持し、認知症予防のための講話を運動と歌唱を交えて行っていただきました。
会場には、リハーサル時から山下さんの美声に聞き惚れる受講生が続出でした。山下さんの「みなさん今日は歌が聴けると思って来たかもしれませんが、みなさんに色々やってもらいますよ~!準備はいいですかー」の掛け声で元気にはじまりました。
- 人生100年時代ではなく、人生健康100年時代でいましょう。
- コミュニケーション不足が認知症につながるんです。
- 笑顔でいると人が寄ってくるからコミュニケーションが多くなるんですね。
・・・等などのお話で前半を終え、休憩をはさんで後半は、全員で唱歌を歌いながら手拍子やグーパー運動も加わえることにトライしました。
中にはうまくできない人もチラホラ…。するとすかさず山下さんから優しいツッコミが入り、会場は大爆笑!
「みなさん、失敗しても良いんです、失敗したことが分かっていれば。認知症になると”わからないことがわからなくなるんです”。だから今から予防しましょう。」と、明るく励まされながら楽しく続きました。
最後には、山下さんからみなさんへ贈られた応援歌に聞き惚れ、講座は和やかに終了しました。
第8回ゲーム実技「ダーツを体験しよう!」
令和6年12月6日(金曜日)10時00分~12時00分
今回は、広瀬川俱楽部から指導の方3人に来ていただき、総勢60人でダーツを楽しみました。
3つのグループに分かれて、本日のダーツゲームの説明を受け受講生の練習が始まります。
ダーツは初めての受講生がほとんどです。日常生活ではまっすぐ正面にものを投げる動きはしないので、始めは恐る恐るでしたが、すぐにコツをつかむとどんどん上達し的の真ん中に当てるようになる人が続出して、あちこちで歓声が沸き上がります。
今回は個人戦で獲得点数を競いました。獲得した点数の上位3人に金メダル、銀メダル、銅メダルと賞状が授与され、3人がにこやかに受賞インタビューに答えると他の受講生からは拍手喝采。
「もっとやりたい」「毎月やりたい」「若い頃によくやったもんだよ」「私、これ得意かも」などの明るい声が終始飛び交っていました。
第7回講話と実技「フレイルを学んで元気に過ごそう!」~仙台市介護予防月間共催事
令和6年11月1日(金曜日)10時00分~11時30分
今回は、宮城県理学療法士会から理学療法士・博士の松坂大毅氏に来ていただき、講話と実技を交えて行いました。
現在、平均寿命と健康寿命には、10年の開きがあるそうで、この差をできるだけ少なくできるように必要なことを学びました。
- 室内での骨折が生活を一変させる大きな要因であることと、その具体例
- フレイルが転倒の要因になること
- フレイル予防の運動
- 運動はどれくらい、どのタイミングで行なうと効果的なのか?
- 運動と併せて重要なこと
- サプリメントって効果があるの?
…などを講話と実技を織り交ぜて、楽しみながら講座は進みました。
講座を終えて、会場を後にする受講生のみなさんは背筋が伸びて足取りも軽やかでした。
第6回 講話「くらしのセミナー 住まいの終活セミナー」
令和6年10月4日(金曜日)10時00分~11時30分
今回は、最初に仙台市の住宅政策課の職員の方から、相続にも関連する”仙台市の空き家の情報”についてのお話を、
次に宮城県司法書士会の山下昌樹司法書士から、主に今年の4月から義務化された「相続登記」について、具定例などをあげてわかりやすく解説いただきました。
- 円滑な相続の重要性と、その進め方
- 疑問に思った時の問い合わせ先や相談先
…なども教えていただきました。
お話の最後に「相続は、”争続”ではなく、相手を想う”想続”にしましょう」との山下先生のお話に、受講生は優しい笑顔で聴き入っておられました。
宮城県司法書士会から、分かりやすくて好評な”エンディングノート”などの関連資料をいただき、ぜひ活用くださいとお話を終えられました。
第5回 講話「最新科学が明かす骨の驚くべき役割~内臓としての骨Ver3.0」
令和6年9月6日(金曜日)10時00分~11時30分
世界一の高齢社会である日本は、今や65歳以上を高齢者とみるのは現実的ではなくなっており、75歳以上を新たな高齢者と定義することが提案されているそうです。
そこで今回は、尚絅学院大学の東門田誠一教授に、高齢者が健康な生活のために重要な「骨」についてのお話しを伺いました。
私たちが考える以上に骨は様々な役割を担っていることがわかりました。
- 骨が持つ大事な役割とは
- 骨はカルシウムと何で構成されているのか?
- 骨の強さは何で決まるのか?
- 骨密度の検査でもわからいないことって?
- 骨粗しょう症予防について
…など、わかりやすく解説いただきました。
高齢者にとって、大変身近で重要な「骨」のお話だけに、先生のユーモアあふれる話術に時おり笑いながらも、みなさんお話を聞き逃さないようにと集中して聴いておられました。
第4回 講話・寸劇 「悪徳商法の事例や注意点について」
令和6年7月5日(金曜日)10時00分~11時30分
今月は、仙台市消費生活センターと仙台弁護士会のご協力で講座を開催しました。
最初に生活相談の概要説明があり、次に、分かりやすい寸劇で2つのトラブル事例の紹介、そのあとに弁護士の方に詳しく解説していただきました。
相談事例の多いトラブル
- 通信販売の返金トラブル
- 点検商法の契約トラブル
注意点としては、「訪問や電話での売り込みはクーリングオフが適用になりますが、通信販売の申し込みはその対象外であること」を学びました。
最後に、「消費者契約法は消費者を守るための法律です。困ったことがあったら、消費者生活センターにご相談ください。
電話022-268-7867 または局番なしで188までご連絡を、と講座を締めくくりました。
さらに冊子やチラシ、また玄関や電話の近くに貼れる注意喚起ステッカーなど日常生活に役立つ資料を多数配布していただきました。
受講生のみなさんは、心当たりのある寸劇に大笑いしたり、弁護士による解説にうなづいたりして、楽しみながら学習できるいい機会になったようです。
第3回 講話 「1657年の仙台祭」と「現在の仙台・青葉まつり」
令和6年6月7日(金曜日)10時00分~11時30分
今月は、今年40回目を迎えた「仙台・青葉まつり」にちなんで、「仙台・青葉まつり」協賛会の事務局長の高橋三也氏をお迎えし、まつりの歴史に触れました。
現在の「仙台・青葉まつり」になる以前の藩政時代の「仙台祭」が仙台人にとってどのような意味を持っていたのかについて、最近になって見つかった本邦初公開の画像などの資料を見ながら、当時の様子を活き活きと解説していただきました。
また今年の「仙台・青葉まつり」は過去最高の93万人の人出となりました。このように多くの人が心待ちにするまつりに成長してきた現在のまつりの特徴が『山鉾と踊り(雀おどり)の両方があること』など、詳しく説明していただき、受講生は初めて目にするたくさんの資料に魅了されていました。
第2回 講話 仙台市博物館再開館記念祭企画展「こりゃめでたい」・交流会
令和6年5月10日(金曜日)10時00分~11時30分
今回は、2部制で行いました。
第1部は、仙台市博物館の学芸員(酒井昌一郎氏)を講師にお迎えし、現在開催中の企画展について詳しく解説していただきました。
今回の展示は、博物館が所蔵する品々の中でも「おめでたいもの」をが勢揃い。
お姫様のために拵えた華やかな乗り物や、婚礼の日のためだけに用意される絢爛豪華な布団等々。
どれもわくわくするするものばかりで、講師のお話に身を乗り出して聴き入る受講生のみなさんの姿が印象的でした。
第2部は、受講生同士の交流会を行いました。
8人ずつに分かれて、全部で8チームのチーム戦で、「しりとりゲーム」を行いました。
タイトルは「チームで力をあわせよう3文字以上しりとりゲーム」と題し、みんなで挑戦しました。
ゲーム説明の後、チームごとに自己紹介をして、いよいよスタートです。
8チームの答えが出そろうと、チームリーダーさんが人気投票をして「MMKT(最も見事な解答チーム)」が決めました!
受講生同士は、この日に初めてお話をする人もいましたが、笑顔と拍手が広がった和やかな交流会になりました。
この1年、皆さん一緒に学んでいきましょう。よろしくお願いします。
第1回 開講式
令和6年4月19日(金曜日)10時00分~11時30分
今年度の受講生は86人となりました。
受講生全員の名前を読み上げて紹介したあと、若林老壮大学の歌「歓喜の日々」の斉唱など滞りなく進み、式典は無事に終了しました。
その後、運営委員会総会では、新役員選出やクラブ活動の紹介と勧誘を経て、引いて新体制での役員会が行われました。
桜吹雪が舞う日に、令和6年度の老壮大学はスタートしました。