令和5年度 仙台伝統ものづくり塾
2023年10月7日

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令和5年度 仙台伝統ものづくり塾 講座のご報告
2023年12月8日
11月17日、柳生和紙工房にて「柳生和紙作り体験」を開催しました。柳生和紙職人の村上惠子氏にご指導いただき、15名の参加者と、職場体験の中学生2名で、和気あいあいと作業を行いました。厚みの調整は繊細な作業ですが、気になった場合にはやり直せるのも和紙作りだからこそ。「味わいのある体験だった」等の感想をいただきました。
今年度の仙台伝統ものづくり塾は、市民企画員の方々の多大なるご尽力により、好評のうちに全回終了いたしました。企画員の皆様、誠にありがとうございました。
☆企画員にご興味のある方は、ぜひセンターまでご一報ください!
10月31日、「堤焼の歴史を知るー佐大商店登り窯を訪ねて—」の第2回を開催しました。建築と子供たちネットワーク仙台の代表・細田洋子氏をお迎えし、東日本大震災で大きく損傷した登り窯の再建についての貴重なお話を伺いました。第1回で作成した「どろめんこ」の焼き上がりもお配りし、「体験で胸が躍った」「子どもたちに伝える活動は大切」などの感想をいただきました。
9月14日、2回連続講座「堤焼の歴史を知る—佐大商店登り窯を訪ねて」が始まりました。第1回は、堤町の佐大ギャラリーにて、堤人形・松川だるま工人の佐藤吉夫さん、堤焼佐大ギャラリーの佐藤くに子さんに、堤焼の型抜き体験のご指導と、ギャラリーや登り窯をご案内いただきました。職人さんの鮮やかな技を間近に見る貴重な機会となりました。粘土の厚さの加減や、型から外す作業が難しかったものの、おかめやひょっとこ等のユニークな「どろめんこ」等が出来上がりました。焼成が楽しみです。珍しい「六連の登り窯」と旧工場内も、皆さん興味津々でじっくりご覧になっていました。
8月23日、仙台箪笥協同組合の岡田和彦氏をお迎えし、「仙台箪笥の魅力に触れよう!フォトフレーム金具付け体験」を行いました。仙台箪笥と同様に塗りを施した木枠に金具を取り付けて、フォトフレームを作成しました。丁寧に塗られた木枠に、まっすぐ金具を打ち付けるのは、思いのほか難しい作業で、曲がってしまった部分を手直ししてくださる講師の技に「さすが!」と感嘆の声が上がりました。落ち着いた品のある一点が出来上がりました!仙台箪笥の歴史や、お手入れについてのお話も、皆さん熱心に聞き入っていました。
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