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更新日:2025年3月25日

宮城野区 センタートップ

福室市民センター

〒983-0005 仙台市宮城野区福室5-9-36
電話番号: 022-786-3540 
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始

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令和6年度 市民企画講座「福室おたから探訪」

市民企画講座「福室おたから探訪」公開講座「仙台城下への肴の道」を開催しました。

市民企画講座「福室おたから探訪」まち歩き「肴の道」を辿るを実施しました。

2024年10月13日

10月9日中野栄駅コースのまち歩きの予定でしたが、あいにくの雨のため第2会議室での座学となりました。深山神社⇒誓渡寺⇒高見堂⇒簡易水道の碑⇒神明社⇒愛宕神社と解説をしてもらいました。福室地域の神社やお寺にはたくさんの石碑があり人々の信仰の歴史を知ることができます。
受講生の方からは「大変勉強になりました。」「「肴の道」それなりに学習しました。最終日は雨でしたが、室内学習も良かったです。」「まち歩きが趣味で参加しています。今回のテーマ・コースは初めてで、皆さんの説明も詳しく、座学・まち歩きともとても楽しく参加させていただきました。ありがとうございました。」「話を伺えば、尚さら興味深くじっくり歩きたいと思いました。」などの感想をいただきました。最後に受講生の方と高砂おたから探訪の会の皆さんとの和やかな茶話会で交流を深めることができました。

10月2日東作町コースを花渕家⇒みそや⇒土手前堀⇒庚申塔⇒東作町⇒陸前高砂駅へとまち歩きしました。案内は高砂おたから探訪の会の皆さんです。前回、江戸時代に仙台城下に海産物を運ぶためにできた肴の道の痕跡はあまり残ってはいませんが、ところどころに残っているものを見ながら想像する楽しみがあったようです。蒲生堀につながる土手前堀は現在も残っており、水源を確保するのに苦労した地域で堀を作って水を調達した昔の人の知恵や工夫に考えさせられました。そしてこの地域を活性化するために尽力した地域のヒーローがいたことも高砂駅にある花渕源吉翁石碑に刻まれていました。

市民企画講座「福室おたから探訪」第2弾「仙台城下への肴の道」講演会を開催しました。
9月18日(水曜日)は東北学院大学教授 齋藤善之先生から江戸時代に七ヶ浜で獲れた魚を仙台城下へ運んだとされる「肴の道」についての講話をいただきました。江戸時代仙台城下へ向かう肴の道は2つあり、塩竃や七ヶ浜で獲れた海産物は当時5万人ともいわれる仙台城下町の住民生活を支える安定的な食糧供給となっていったようです。仙台藩公認の肴の道は岩切を経由して原町へ、民間の肴の道として盛んになったのが、七ヶ浜から福室を経由して七北田川を渡り原町へと二つの肴の道が原町で合流するという貴重なお話を伺いました。
続いて10月2日、9日(水曜日)はまち歩き、高砂おたから探訪の会の方々に福室地域の「肴の道」をたどり案内してもらいます。

イネ科の植物を説明しています。

葦の仲間がたくさん生えていました。

5月11日(土曜日)市民企画講座「福室おたから探訪」野草観察会を開催しました。初めに講師の仙台市野草園元園長 伊深正文先生から「七北田川中流の植生」についてお話を聞いた後、七北田川河川敷へ散策に向かいました。普段堤防を歩き慣れている方でも植物の新しい発見にお互いに話が弾んでいました。受講生の質問に先生がすぐに答えて下さるので、興味を深めることができました。この地域は、イネ科の植物が多く帰化植物の宝庫になっているとのことです。いつも見慣れている風景でも色々なものが見えて、知ることができて有意義な時間だったようです。「散歩の楽しみができました」「身近な野草の名前を教えてもらい嬉しかったです。」などの感想をいただきました。