令和5年度 さいわい多文化お茶会~生活文化から知る多文化理解を開催しました
2023年10月29日
令和5年度 さいわい多文化お茶会ー生活文化から知る多文化理解ー開催しました
2023年10月25日
さいわい多文化お茶会④10/25
「モンゴルのお茶とくらし」会場:会議室兼調理実習室
講師:ボルジギン・イリナ氏
中国内モンゴル出身で、日本モンゴル中国文化交流会長、歌手でもあるイリナ氏にモンゴルのお話を伺いました。
モンゴルの映像を見ながら、モンゴルには、中国内モンゴルとモンゴル国があり、8つの民族があること、家と家の間は5kmも離れているなどの説明を受けました。美しいモンゴル文字での自己紹介を学んだり、手仕事の刺繍が施された民族衣装を受講生が試着させていただきました。
モンゴルのお茶は、日本のほうじ茶に似ているそうで、牛乳と塩を加えたものを頂きました。
受講生の感想は、「モンゴルの生活や文化についてとても参考になりました。お茶も塩が入っているのにさっぱりした味で意外でした。」「民族衣装を間近に目にしてすばらしかったです。」や、モンゴルに小学校と幼稚園を4つも建設されているイリナさんのお話に、「文化交流は大切なものですね、ぜひ支援したいものです。」などの声が寄せられました。
さいわい多文化お茶会③10/18
「中国茶に学ぶ文化とくらし」
会議室兼調理実習室
講師:傅 小京(フ ショウキョウ)氏
中国からの留学生として来日し、現在は東北大学、宮城学院大学、山形大学で中国語や中国文化を教えている傅 小京氏に中国のお茶文化を学びました。
中国ではお茶を、黒・紅・青・黄・白・緑の6種類に分類していて、客をもてなす風習があるそうです。中国でのお茶の免許をお持ちの傅 先生から、専門の道具の説明と、優雅な所作によるお茶の入れ方を見せていただきました。
受講生の感想は、「中国茶でも日本の茶道のように手順があると初めて知りました。所作が美しく、ゆったりとした茶文化を感じることができて良かったです。」や、「中国の茶文化に触れて大変興味深く楽しい時間でした。中国茶のイメージも変りました。香りと味とてもステキでした。」などありました。
さいわい多文化お茶会②10/11
「ベトナムのお茶とくらし」会議室
講師:ホアン バン ハイ氏
ベトナム人で日本で働いているハイ氏にベトナムのお茶文化を学びました。
ベトナムでは春夏秋冬、北中南の3つの地域で、日常的にお茶が飲まれているそうです。お茶は緑茶・紅茶・烏龍茶・白茶・ハーブティ・プ—アール茶とある中でもさらに多岐に分かれて大変種類が多いそうです。その中で沢山の種類のお茶をお持ちくださり、香りや形状を確認し、その中から3種類の特徴の違うお茶を、緑豆から作られてお菓子と共に味わいました。受講生の感想は「ベトナムのお茶にふれる機会を持てた事はとても良かったです。お茶を丁寧に入れる姿が印象的でした。」や「ベトナムの飲み物食べ物には縁遠かったのですが、今回のお茶会でベトナムを身近に感じました。」などあり、多文化に親しむ機会となりました。
さいわい多文化お茶会①
「日本茶から学ぶ日本の文化」会議室
講師:株式会社 矢部園茶舗
代表取締役社長 矢部 亨氏
茶匠でもある、矢部氏に日本茶を学びました。
お茶の保存方法や、桃生町のお茶農家のお話、日本のお茶農家の苦労されている現状のお話など熱く語り、日本のお茶文化の継承などに思いを寄せられていることが分かりました。緑茶を氷で水出ししたお茶や、湯冷まししたお湯で丁寧に入れた緑茶、熱めのお湯で入れたほうじ茶など味わいました。
受講生は、「海外のお茶に興味があって参加しましたが、緑茶の魅力が良く分かりました。」、「お茶の入れ方から、お茶農家さんの話など、わかりやすく学ぶことができていい講座でした。」など、まずは自分の国のお茶を知ることができました。
ここまでが本文です。