田子市民センター主催「田子の魅力発信広報部企画」講座 田子まちあるき(冬編)「七北川鮭の遡上と冬の野鳥観察」
2022年12月17日

基調講演
2022年12月17日
(初冬編)「七北田川自然観察と地域の神社散策」 受講生15人 会場:第一会議室
基調講演 日時:令和4年12月15日(木)10:00~11;30
「江戸時代の田子村と福室村の七北田川鮭留紛争について」
講師:仙台歴史民俗資料館 学芸員 畑井 洋樹氏
その昔、寛永13年(1635年)に田子邑、福室邑の間にあった七北川を遡上する鮭をめぐって起こった紛争についてお話を伺いました。江戸時代の田子邑や福室邑の背景や特産品、関係者等に関することを、当時を記録した「仙台藩家臣録」、「安永風土記」、「封内土産考」などからお話があり、紛争を記録した「伊達治家記録四」の数行の書付から事件の考察を伺いました。一般受講生からは、当時江戸幕府に献上した一大ブランド品「田子芋」について話があり、その方は最近まで田子芋の種芋を所有していたそうで「里芋が泥臭くなく上品で、粘りがあっておいしい芋であり、良く育つ土地柄だった」と、紹介してくださいました。講師からも、「ぜひ小学校などで栽培して、地域活性の一助としてはどうでしょうか。」とのご提案を頂きました。
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