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更新日:2025年3月25日
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令和4年度 田子老壮大学
令和4年度 田子老壮大学 講座レポート
2022年12月14日
歴史講話「真実の心を馳走とする伊達政宗公のおもてなしの極意」
5月11日(水曜日)、田子老壮大学が開講しました。開講式の後は、伊達武将隊 支倉常長氏による歴史講話を拝聴しました。
講話では、伊達政宗公のエピソードを中心に語られました。『人を馳走するには、何にても一種あればよし なくとも真実の心を馳走する』という政宗公のおもてなしの極意が語られ、受講生の皆さんは真剣な面持ちで講話を聴いておりました。
講話終了後、受講生の皆さんは支倉氏に質問を積極的にしていました。
第2回 講話「身近な天気の話」
6月8日(水曜日)おてんきぼうさいラボ 木立 芳行氏を講師に迎え、身近な天気の話をしていただきました。
宮城野区の津波浸水想定の最新情報や、田子地区の災害リスクについて学び、マシュマロと真空保存容器を用いて気象病のメカニズムを解説していただきました。
また、講話の途中で笑いも交えたクイズがあり、多く正解した受講生の方には木立氏からささやかなプレゼントが贈られました。
受講生からは「天候について関心を持つことができた」「クイズが楽しかった」等の感想がありました。
第3回 講話「これなら楽ちん、介護する側、される側」
7月13日(水曜日)仙台オープン病院 和知 洋子氏を講師に迎え、介護の話をしていただきました。
日本の介護の現状や、人の身体の仕組み、そして身体の機能を活かした動きを、演習を交えながら丁寧に説明していただきました。
また、介護される側の、人として尊厳を守り「その人らしく生きる」を支援することや、人の機能を活かして動くことの大切さを話しており、受講生の皆さんは真剣な面持ちで講話を聞いていました。
受講生からは「人としての尊厳を守りながら介護することが大事という事が分かった。」「これからの介護の心構えができた。」等の感想がありました。
第4回 講話「昭和の仙台をふりかえる~『仙台クロニクル』をよむ」
9月14日(水曜日)、せんだい地域史コーディネーター岡崎修子氏を講師に迎え、懐かしい昭和の仙台の話をしていただきました。
仙台の歴史を綴った「仙台クロニクル」を元に、昭和の仙台をふりかえり、いまについて考える貴重な機会でした。
また、最後にはラジカセを使って「笛吹童子」など懐かしの曲を流し、懐かしそうに口ずさむ受講生の方もいらっしゃいました。
受講生からは「昔をふりかえり、懐かしく思いました。」「いつの時代も人は健気に生きてきた、という結文に自分の生き様が重なり感無量でした。」等の感想がありました。
第5回 館外学習「七十七銀行 金融資料館」見学
10月12日(水曜日)七十七銀行本店4階にある金融資料館で館外学習を行いました。
お金の歴史と役割や、銀行の誕生と発展、日本の産業・経済との銀行の関わりなどについて幅広く学びました。
受講生からは「普段見ることができないものを見ることができてとても良かった。」などの感想をいただきました。
第6回 「簡単!パッククッキング」
11月9日(水曜日)、栄養士の設楽真理子氏を講師に迎え、災害時にも活用できる簡単な調理法を学びました。
ポリエチレンの袋に、食材・調味料を入れ、沸騰した湯の中に入れ、なめたけごはんと茶碗蒸し2品を調理しました。
受講生からは「災害時だけではなく普段の生活にも応用出来そうだと思った。」「ひさびさの調理実習を皆で協力し合うことができて楽しかった。」などの感想をいただきました。また、当日は職業体験中の田子中学生4名が調理実習に参加し真摯に取り組んでいました。
第7回 閉講式 記念コンサート「クラシックコンサート」
12月14日(水曜日)、令和4年度田子老壮大学の閉講式を行いました。式後は班ごとに笑顔で記念撮影、そして夫婦デュオ「アートウェイ・デュオ」によるクラシックコンサートを鑑賞しました。軽快なトークも交えながら「愛の挨拶」「ハンガリー舞曲第5番」などピアノとヴァイオリンによる素晴らしい演奏を披露しました。
最後のアンコール曲では「男はつらいよ」が演奏され、受講生達は懐かしそうに歌詞を口ずさんでいました。
受講生からは「ピアノから素晴らしい音が出て涙がでた。」「ヴァイオリンの音色がとても良く、心に響くものがあった。」「音楽を通して南米を旅行したような気持ちになった。」などの感想をいただきました。
1年間 計7回の受講お疲れ様でした。