ミズアオイ(宮城県準絶滅危惧種ミズアオイの生息地田子プロジェクト)
2024年7月12日
![伊達武将隊 松尾芭蕉さんのミズアオイ育生日誌が始まりました!(随時更新中です)VOL,9](/miyagino/tago/kouza/report/hmmr2n00000b1wos-img/hmmr2n00000b1wpc.jpg)
7月18日(木)田子小学校5年生の環境学習
2024年7月18日
7月18日(木)田子小学校5年生の環境学習(田子小学校体育館・ヒダマリノ池他)
講師:伊達武将隊 松尾芭蕉氏 協力:田子小学校父母教師会、田子の魅力発信広報部
【講話】「ミズアオイってどんな花?田子地域に残る準絶滅危惧植物」
1時間目は、田子小学校の5年生と一緒にミズアオイの希少性と田子地域の生息地発見された経緯について講師の「伊達武将隊 松尾芭蕉氏」から学びました。
宮城県の絶滅危惧種や外来種の話など、児童たちに分かりやすく説明されました。「アメリカザリガニ」や「ミシシピィーアカミミガメ」などの味見のある外来種との関わり方や畑の肥料にするほどいたシナイモツゴがあっという間に絶滅し、その後県内で生息が確認され、絶滅危惧種に登録された田話など自然環境を維持する事の難しさなど児童の皆さんは真剣に聴きいっていました。
宮城県準絶滅危惧植物である「ミズアオイ」も東日本大震災の後、各地で発芽し、13年たった今田子の七北田川で見つかったのも児童たちには環境を学ぶ良い機会になったのではないでしょうか。
【ヒダマリの池への移植】
2時間目は、1株ずつ分けた苗をヒダマリの池に入れる作業です。父母教師会・魅力発信広報部の方々に手伝っていただき、心葉が大きく育った苗を、1クラス7個づつポットに植え付けました。その後、ミズアオイの他に希少植物の「クワイ」「ガガブタ」「トチカガミ」もヒダマリの池にいれ、池のメダカと共に成長を見守ります。9月に花が咲くのを楽しみにしています。
伊達武将隊 松尾芭蕉さんのミズアオイ生育日誌9 (R6年7月12日)
前回鉢に植え替えたミズアオイは、梅雨の雨にあたりぐんぐん大きく成長しています。株の中心からハート形をした抽水葉を展開し、9月にはたくさんの開花が期待できそうです。
夜に一部の葉がナメクジの食害にあい、虫喰いになった部分がありました。若く柔らかい葉が狙われますので、葉の裏をチェックしてナメクジが這っているのを見つけたら取り除きます。
昼間は、オンブバッタが葉を食い荒らす事がありますので、あまりに被害が出るようでしたらネットをかけるなどして対策しましょう。
株が成長するに従い葉からの蒸散が増えて水切れを起こしやすくなります。根元が乾燥すると即枯れてしまいますので、常に鉢には水をたっぷりと溜めるよう心がけましょう。
7月7日
7月に入り市民センターで育成しているミズアオイも心葉(ハート型)がたくさん出てきました。
小学校の池に移すまでバケツで管理します。
【伊達武将隊 松尾芭蕉さんのミズアオイ育生日誌8 6月24日
例年より11日遅く梅雨入りが発表された仙台ですが、ミズアオイの苗は連日の暑さで元気に育っています。ハート形の抽水葉に変わった苗から、大きな鉢に植え替えしました。
株分けする際は一鉢に2〜3株程度を植え付け、肥料を多めに追肥しておきます。鉢ぎゅうぎゅうに育った苗を分ける時になるべく根を切らないように株分けしたいところですが、ある程度成長した苗は根の先が切れても植え替えに耐え、しっかり成長を続けてくれます。
この先は水切れ、肥料切れに注意して、9月の開花時期までに株を大きく成長させていきます。
伊達武将隊 松尾芭蕉さんのミズアオイ生育日誌7 6月2日の様子
ミズアオイの葉は水の中でスクスクと育った芝状の水中葉から、笹の葉によく似た形の浮葉に変わってきました。浮葉は水面を覆うほどにたくさん出ており、茎もしっかりとしてきて水面から立ち上がった葉もあります。土の中の根もしっかりと増えてきましたので、そろそろ植え替えが必要になってくるかもしれません。今後、いよいよミズアオイの本葉であるハート型の抽水葉が出てくるでしょう。
(写真真ん中に見える赤い葉は、ハスの新芽です。)
5月30日・川土の方の苗が大きくなるにつれ根が伸び、川土の量が少なかったのか、小さな芽が浮いてきていました。一足早く水生植物の土に植え替えました。合わせて、水生植物の肥料もポットにいれています。赤玉土の方は、肥料をいれ、成長を待って用土に植えていきます。
5月29日(水)・川土の苗の中には、船の形の浮葉を出したものもあります。赤玉土の方は芽は伸びていますが、養分が足りてないのか小さめです。水生植物の肥料を箱ごとに少し入れました。
令和6年4月24日
うちのミズアオイは、荒木田土の方が成長早く、スプーン状の水中葉が生えてきました。
令和6年5月23日 晴れ 気温24度 今日のミズアオイ
子葉が育ってきました。川土の方がよく育っています。赤玉土の方は子葉が次々出ています。
他の水草も順調に育っています。
令和6年5月17日 伊達武将隊 松尾芭蕉さんのミズアオイ育生日誌が始まりました!
自然観察指導員・生物分類技能検定3級の資格を持つ「奥州・仙台おもてなし集団 伊達武将隊」の松尾芭蕉氏によるミズアオイ育成日誌を田子市民センターのホームページに掲載します。
田子市民センター管内で採取した宮城県準絶滅危惧種ミズアオイの種を伊達武将隊の松尾芭蕉氏にご指導とアドバイスをいただきながら、地域で協力して育成しています。育成の状況は、講座レポートでもお知らせいたしますが、併せてホルダー「ミズアオイプロジェクト」もご覧ください。
令和6年5月11日(土)
5月になり、日差しが一段とまぶしい季節になりました。芭蕉さんがまいてくださった種から、芽が出て、子葉が伸びてきました。また、共生植物も少しずつ成長しています。
令和6年4月12日(金)
奥州・仙台 おもてなし集団 伊達武将隊 松尾芭蕉氏と田子地域内で発見した「ミズアオイ」の種を苗ポットに植え付けを行いました。準絶滅危惧種という貴重な植物を学ぶために、地域で連携して生息地として環境の問題に取り組みます。
水辺の環境づくりに為共生関係にあるガガブタ・くわい(慈姑)・トチカガミもご持参くださり、一緒に育てていきます。
お問い合わせ
田子市民センターまで
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