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更新日:2025年3月25日
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令和4年度 かむりの里いきいきプロジェクト「節分だよ!KAMURI豆つかみ王決定戦~カスタマイズした箸でチャレンジ~」
「節分だよ!KAMURI豆つかみ王決定戦~カスタマイズした箸でチャレンジ~」が開催されました。
2023年2月10日
令和5年2月5日(日曜日)根白石市民センターを会場に、市民企画員による企画講座「かむりの里いきいきプロジェクト『節分だよ!KAMURI豆つかみ王決定戦~カスタマイズした箸でチャレンジ~』」が開催されました。
「かむりの里いきいきプロジェクト」とは、根白石市民センターにおいて泉区まちづくり推進部泉区中央市民センターの支援を受けて実施される事業で、泉区西部地区に在住またはゆかりのある市民が企画員となり、地域活性化や地域住民の交流を主たる目的に事業企画し実施する複数年にわたるプロジェクトです。今年度はプロジェクト最終年にあたり、「節分だよ!KAMURI豆つかみ王決定戦」講座は企画員現メンバーによる最後の企画となりました。
「節分だよ!KAMURI豆つかみ王決定戦」講座は、令和4年度の事業企画について市民企画員の方々が検討を重ねる中で、企画員たちが令和4年9月に開催した「お寺で禅クラフト~心と器と箸をつくる~」に引き続き竹という地域資源の活用と、大豆という地域産物の活用や地域PRも視野に入れ、地域住民の交流や親子が触れ合う機会の提供などを目的とした事業として企画されました。企画員の方々は竹資材の準備と当日使う道具類(竹製)などの検討や準備を秋ごろから始め、根白石地域から大豆を調達するなどして当日を迎えました。
講座の前半は竹の箸づくり。クラフトナイフの扱い方を企画員より手解きを受けて工作を進めました。親子でお互いの様子を確認しつつ、どんな感じに箸が出来上がっていっているのか見合います。今回用意した竹資材は半年ほど前に切り出した竹材であったので、乾燥が進んで少し硬い材になってしまって削りにくかったかもしれませんが、参加者の皆さんは頑張って作っていました。
講座の後半になり、いよいよ豆つかみ大会です。参加者を大人子ども一緒に数グループ分けして予選を行い、勝ち抜いた人が決勝に進めます。竹の箸を使い、30秒の間に根白石地域で採れた大豆を拾い上げては竹の器へと移します。親も子も挑戦するときは真剣な眼差し。「おかあさんガンバレ~!」と子どもからの声援も。決勝には小学生を含む4人が進出して白熱した戦いとなりました。この日の予選決勝内における最高成績は、小学生以下では16個、大人では18個でした。ちなみに箸を使った豆移動の30秒間世界ギネスは25個なのだそうです。この日の参加者の皆さんにはそれぞれの移動個数を記した成績証書が渡され、決勝上位3名の方々には市民センター館長より表彰状が授与されました。
豆つかみ競技が終わった後、会場には企画員が扮する赤鬼と青鬼が登場しました!豆まき大会になり、ステージ上へと集まった子どもたちが全力で(!)鬼たちに向かって豆を投げつけました。その後は皆で会場の豆ひろいを行い、節分の豆まきに関して企画員(地元寺院副住職)が講話をし、最後に大豆料理のレシピが配られて講座は終了しました。
参加者アンケート回答内容(要約抜粋)
- 子どもたちも貴重な経験やお話を伺い良い思い出になったと思う。
- 子どもとの思い出になった。
- 豆まきが楽しかった、豆を鬼に投げるのが楽しかった。
- 楽しかったけど(敗戦して)くやしかった。
- 竹で箸づくりが良い経験になった。
市民企画講座を開催するため、これまで複数年にわたり毎月のように会議へと参加いただいた市民企画員の皆さまの多くが、企画員の皆さまが立ち上げた任意団体「KAMURIコミュニティプロジェクト」に今後は活動の場を移し、これからも地域活性化につながるイベント等を企画していきます。既に令和4年秋には「IZUMIコメフェス」を開催し、大きな大きな第一歩を踏み出しています。
最後になりましたが、複数年にわたる「かむりの里いきいきプロジェクト」関連事業に際しまして、数多くのご支援やご協力を頂戴し大変お世話になりました泉西部地区にお住いの皆様、企業、公所、諸団体ほか関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。