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更新日:2025年3月25日

若林区 センタートップ

六郷市民センター

〒984-0835 仙台市若林区今泉1丁目3-19
電話番号: 022-289-5127 
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始

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令和6年度 まるっと六郷!六郷の魅力みーつけた!

2月8日「栄養満点!井土ねぎと冬野菜を楽しもう」を開催しました!

2025年2月23日

2月8日「栄養満点!井土ねぎと冬野菜を楽しもう」を開催しました!

2月8日(土曜日)井土生産組合の大友一雄組合長と、元栄養教諭の大槻友子先生をお迎えし、地元で収穫される井土ねぎについてお話を伺った後、ねぎ焼きや仙台白菜を使った米粉シチュー、グリーンカールのサラダを作りました。

まずは、大友一雄組合長より井土ねぎについて、お話を伺いました。震災後、試行錯誤して生産に辿り着いたお話や、イチゴよりも甘いとされる井土ねぎの糖度の高さについてなど、分かりやすい説明をしていただきました。また、生産過程でどうしても生じてしまう廃野菜についても伺いました。

続いて、元栄養教諭の大槻友子先生にバトンタッチし、お楽しみクッキングタイムです!

井土ねぎの甘さを十分に堪能できる「ねぎ焼き」は、ねぎを1本使い、卵と米粉を入れてふんわりサクサクの仕上がりになりました。また、井土生産組合さんが、12月に収穫して保存してくださっていた仙台白菜を使って「米粉シチュー」を作りました。収穫してからむしろをかけて保存することで、より一層甘味が増すそうです。米粉を使うことで、コクがありながらもさっぱりとした味わいに仕上がり、参加者からは、「なかなか使ったことがない米粉の新しい使い方を知ることができ、料理の幅が広がった」等の感想が寄せられました。また、井土生産組合さんが提供してくださった採れたてのグリーンカールを使ってサラダを作り、あっという間に3品完成!大満足となりました。

大友組合長、大槻先生、この日に向けて入念に準備してくださり、ありがとうございました。わかりやすい説明のおかげで、お腹も心もほっこり温かくなりました。改めて井土ねぎの魅力や仙台白菜の美味しさを知ることができ、六郷地域の豊かさを再確認する貴重な時間となりました。

まずは井土ねぎについてお話を伺いました。

いざ調理開始!先生のワンポイントアドバイスをメモします。

おいしくなあれ!

野菜たっぷり!とっても美味しくできました!

10月6日「井土さんぽ~身近な植物観察会~」を行いました!

10月6日(日曜日)むかい*いきもの研究所の代表、向井康夫先生をお迎えし、また、せんだい3.11メモリアル交流館のスタッフさんにもご協力いただき、井土集会所周辺で植物観察会を行いました。当日はあいにくのお天気となりましたが、次第に雨も止み、のどかな田んぼ周辺を歩きながら、ゆっくりと観察することができました。

井土集会所に集合して、向井先生お手製の手乗り顕微鏡の使い方を教わり、いざ観察開始です!まずは井土集会所周辺の小さな植物を観察しました。駐車場のすき間に生える小さな植物を観察し、健気に生きる姿に歓声が上がりました。ホトケノザやネコジャラシ、メヒシバなど、駐車場周辺だけでも十数種類の植物を確認することができました。

その後、井土メダカの生息スポットを見学させていただきました。なかなか姿を現さない恥ずかしがり屋のメダカをみんなで探して、そのかわいい姿に癒されました。続いて田んぼ周辺へ移動。モズやムクドリの姿も見られ、植物の他にもトノサマバッタやウスイロササキリなど、たくさんの虫やカエルの姿も観察できました。先生から、ナナホシテントウの星の付き方や、ササキリの雄雌の見分けるポイントも解説していただき、参加された皆さんは興味津々の様子でした。また手乗り顕微鏡から見える植物の姿は、まさに別世界!美しい植物の魅力に夢中になりました。
あっという間に時が過ぎ、この日の数時間だけでも、45種類以上もの動植物を確認することができました。(※7月24日探索の際は、81種類確認)

向井康夫先生、この日に向けて手乗り顕微鏡と、素晴らしい資料を準備していただき、ありがとうございました。わかりやすい解説のおかげで、震災直後、アリもカエルもいなくなってしまった井土地区に、たくさんの生き物や植物が戻ってきていることが確認できました。改めて井土の豊かな自然を体感することができ、自然の力と、自然環境を守っていく大切さを再確認する有意義な時間となりました。

井土メダカの様子も観察しました。

小さな植物がたくさん!

向井先生が捕まえた生き物は何かな?

向井先生の手の上がすっかり気に入ったご様子!

手乗り顕微鏡から見える可愛らしい小さな世界に感動!

2024年7月24日探索データ

まるっと六郷!六郷の魅力みーつけた!「干潟の生き物観察会」開催しました!

6月22日(土曜日)蒲生を守る会の熊谷佳二先生をお迎えし、また、六郷おやじ会の角田代表にもご協力いただき、井土浦の東谷地干潟で生き物観察会を行いました。天気が心配されましたが、今年は梅雨入りが遅れたおかげで、講座当日は晴天の観察日和となりました。

先ずは、五柱神社から避難の丘へ向けて出発!2か所ある観察スポットを目指します。避難の丘では、さわやかな風が吹き、熊谷先生から山や海の説明をしていただきました。避難の丘から望む六郷地域は本当に美しく、遠く蔵王の山々の姿や、井土浦の素晴らしい眺望を楽しみました。

続いて藤塚排水樋門の観察スポットへ移動。白いはさみの小さなチゴガニが、はさみをふりふり、ダンスをしていました。熊谷先生から、はさみを振るのはオスだけと聞き、参加された皆さんは、その一生懸命な愛らしい姿に見入っていました。

そして次に向かった東谷地の干潟では、美しく広大な干潟に歓声が上がり、みんなで観察スタート!そして実際に捕れた生き物を熊谷先生に見ていただきました。アシハラガニをはじめ、数種類のカニがたくさん!貝もたくさん捕れました。中には絶滅危惧種の貴重な巻貝であるウミニナや、ユウシオガイの貝殻が見つかり、熊谷先生も参加者も大興奮!また、ボラの幼魚を捕まえてくださった方もいて、干潟の豊かな自然を体感することが出来ました。みんなで今回観察できた生き物の種類を数えると…15種類でした!!

最後に熊谷先生から、SDGSについてのお話と、干潟の役割や生物多様性について解説していただき、改めてこれからの未来に向けて自然環境を守っていく大切さを教わりました。

熊谷佳二先生、時折ユーモアを交えながらわかりやすい解説と、この日のために下見を重ねて素晴らしい資料を準備していただき、誠にありがとうございました。六郷地域の豊かな自然を再確認する有意義な時間となりました。そして、六郷おやじ会の代表角田さん、サポートに加え、お心遣いいただき、ありがとうございました。

小さな チゴガニのダンスや、カニのお団子を観察中!

干潮時には東谷地に干潟が現れます!

どんな生き物がいるかな?

カニがたくさん!

捕れた生き物を先生に見てもらいました。

お問い合わせ

主催者:六郷市民センター

所在地:〒984-0835 仙台市若林区今泉1丁目3番19号

TEL:022-289-5127 MAIL:rokugo-siminc@hm-sendai.jp