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更新日:2025年3月25日
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令和5年度 身近な「県民の森」新たな発見
令和5年度 身近な「県民の森」新たな発見
2023年11月17日
身近な「県民の森」新たな発見~秋編の講座を10月14(土曜日)に開催しました。
今回のテーマは「種子」で植物がどのようにして子孫を残しているのかというのを中心に講師から解説していただきました。
植物は子孫を残す上で自らの近くではなく、なるべく遠くへ遠くへと種子を持って行くことが大事とのことでその方法は、自然(風や水)を利用するもの、自ら種を飛ばすものなど様々でしたが、その中でも特に印象に残ったのが動物を利用するものでした。
自らの実を赤くさせ鳥に食べてもらう、人間に引っ付いて移動する、リスに持っていかれてそのまま忘れてもらうということを願っているものなどユニークな方法で生存を図ろうとしており、参加者も興味深く講師の解説に耳を傾けていました。
【参加者の感想】
- 本日は「秋の新たな発見」楽しかったです。散策の中で色々な種子と出会い、植物も考えて生長しているのだと改めて勉強になりました。
- 隣合わせの県民の森を散策し、今まで知らなかった花類と子孫を生み出す方法には感心させられました。
- タイトルのとおり新たな発見がありました。やまゆりの種が上を向いていくこと、しらきはあんどんとして油が使われるなど様々ありました。
身近な「県民の森」新たな発見~夏編~の講座を7月22日(土曜日)に開催しました。
今回のテーマは「睡眠」で植物にも眠る種類があるということで、さっそく県民の森へ出発しました。
当日は天気に恵まれ直射日光が当たる場所は暑かったですが、森の中は意外と涼しく快適に観察会を実施することができました。
森を進んで行くと「カラスビシャク」「ツクバネ」「ユリ」など様々な植物に出会うことができ、出会うたび講師から解説いただけたので参加者も興味津々で聞いていました。
また「睡眠」する植物で説明されたのは「ネムノキ」「スイレン」の2種類で「ネムノキ」は日中は葉がひらいて光合成を行いますが、夜になると葉が閉じていき睡眠の状態に入り自身のエネルギーを節約するとのことです。「スイレン」も夜は眠って花びらが閉じていきますが理由は講師の方も分からないとのことで、植物は知らないことが沢山あり奥が深いと感じました。
【参加者の感想】
- とても楽しく参加させていただきました。説明がわかりやすくリラックスして聞いていました。分からないことだらけでとても参考になりました。次回も参加したいと思っております。
- 楽しい講師の話で、あっという間でした。7月の盛夏の開催で熱中症を心配しておりましたが、森の中は涼しくとても気持ち良い山歩きでした。
次回は秋編で10月14日(土曜日)に開催します。
是非ご参加下さい。
身近な「県民の森」新たな発見~春編~の講座を5月27日(土曜日)に開催しました。
今回は「緑と白」をテーマにしており、主に植物を中心に観察会を行いました。
県民の森を進んでいくと「ヤマボウシ」や「コゴメウツギ」、「ガマズミ」など花が白く、葉が緑の植物が我々を迎えてくれて、参加者の方々は講師の解説を熱心に聴き、メモもたくさんとられていました。
途中で珍しい「ギンリョウソウ」別名「ユウレイダケ」という植物を発見することができ、腐生植物で光合成を行わない植物で、土の中から様々な菌から栄養を得て成長するといった解説を聴きながら、皆さんカメラに写されていました。
観察会終了後には、童心に戻ってもらい植物のスケッチを行いました。最初は皆さん恥ずかしさが見えていましたが徐々になくなっていき、最後には全員が完成させることができました。
【参加者の感想】
- 大きな樹木や足元の小さな花々、白や紫など色とりどりで飽きずに森の中を散策できました。身近な所にこのような豊かな生命の森があることは、とても幸せなことだと思いました。
- 少人数だったこともあり、ゆっくりじっくり丁寧に説明が聞けて大変勉強になりました。最後にシロツメクサのスケッチをすることで細部を確認できて良かった。
- とても気持ちよく参加させていただきました。緑と白のテーマにしぼってわかりやすく丁寧に楽しく説明してくださり大変勉強になりました。
次回は夏編で7月22日(土曜日)に開催します。
皆様のご参加お待ちしております。