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更新日:2025年3月25日
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令和5年度 知って!ためして!SDG'S!
講座開催報告
2023年9月15日
希望への道
※連携:百縁ひろばネットワーク
松森地域包括支援センター
9月15日(金曜日)に認知症をテーマとした講座を開催しました。
当日は三部構成で行い、第一部は松森地域包括支援センターの永谷氏による認知症ミニ講話、第二部は認知症に関する上映、第三部は茶話会を行いました。
参加者の方々は一様に真剣な面持ちで講話に耳を傾け、上映をご覧になっていましたが、一転、茶話会ではリラックスした雰囲気の中で身近にいらっしゃる認知症の方についての話しや、普段不安に思っていることなどの情報交換を行いました。
今回の講座をとおして、認知症になってもできることは沢山あり、希望をもって生活していけることを学びました。また、認知症は、認知症当事者とその家族だけの問題では決してなく、地域全体で取り組んでいかなければならないことだということも改めて確認することができました。
のぞいてみよう!にぎやかな土の世界
※連携:松陵児童センター
9月9日(土曜日)に「シンプル&スローライフの会」の方々をお招きし、小学生を対象とした生き物のの繋がりを学ぶ講座を行いました。
講座当日に参加児童が自分達で会場敷地内より採取した土と、講師が準備した山の土の中から生き物を見つけ出し、マイクロスコープで拡大して観察しました。参加児童たちは、思った以上に土の中の生き物が多くいることや、自分達が採取した土より山の土の方が生き物の数が多いことに感心していました。
講座アンケートには「普段土を良く見ていないけど、今回、良く見ることで自分が思っている以上に色々な生き物がいることが解った」「学校の理科の授業で学習してきたけれど、知らないことが学べたので良かった」「楽しかった。またやりたい」などの声が寄せられました。
土の中の生き物をじっくりっと観察することで生き物(命)の繋がりを学ぶことができた貴重な体験となりました。
木のイスをつくろう!
7月23日(日曜日)にNPO法人SCR「チーム木女」の皆様をお招きし、宮城県産杉の間伐材を使用したイスを作成しました。
最初に講師より、私たちの生活と森林は深い関わりがある事や、間伐とは何か、なぜ間伐が必要なのか、間伐材を使うことの意味などについてお話ししていただきました。
次にパーツごとに切り分けられた木材を、順を追って組み立てていく作業を行いましたが、初めて金づちを使う児童もおり、苦戦する場面も見受けられました。中でも電動工具を使う際は講師にもお手伝いいただきながら慎重に作業を進めていきました。
当日は小学生児童とその保護者14組にご参加いただきましたが、お互いに協力し合いながら世界にただ一つの素敵なイスを完成させることができました。
地域探検・自然観察会
※連携:向陽台児童館
6月24日(土曜日)「知って!ためして!SDG'S!」の第1回目が開催されました。当日は2部構成で行われ、第1部は洞雲寺の歴史について学び、第2部ではホタルの生態について学びました。
(第1部)
本堂内で、向陽台中学校美術部作成の紙芝居「洞雲寺ものがたり」をスクリーンに大きく映し出しながら、洞雲寺の歴史や伝承について学んだ後、境内に出て洞雲寺に関するクイズラリーに挑戦しました。
(第2部)
その後一旦本堂にもどり、スリーエム仙台市科学館宮崎氏による講話を行い、ホタルのおもな種類や分布、発光の秘密について学びました。講話が終了する頃にはあたりは暗闇に包まれ、ホタル観察にちょうど良い時間帯となりました。ホタル観察は自由行動でしたが、みなさん思い思いの場所に行かれ楽しく観察されていたようです。
講座アンケートでは、参加者全員がホタルの保全活動に参加したいと回答してくださり、地域の大切な宝を守っていくためにも心強い限りです。
お問い合わせ
松陵市民センター
〒981-3108 仙台市泉区松陵5丁目20-2
(電話)022-375-8101 (FAX)022-375-6101