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更新日:2025年3月25日
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令和5年度 ながまち老壮大学 文化教養コース
令和5年度 ながまち老壮大学 文化教養コース
2024年3月14日
長町等にお住まいの61歳以上の方70人を
受講生として今年度も開催しました。
第1回 令和5年5月18日(木曜日)10時00分~11時30分 大会議室
「残しておきたい!おらほの言葉」
講師:tbc Az 株式会社 代表取締役社長 藤沢 智子 氏
宮城県民の皆さんにはアナウンサーとしておなじみの藤沢さんに仙台の方言についてお話いただきました。
藤沢さんは方言の中でも特に「いずい」を全国に広めたいとお考えです。
「いずい」は他の言葉で言い換えが難しいので体感してもらうしかないということで、手を組み合わせる際いつもとは前後を逆にしたときに感じるもの、これが「いずい」という説明に受講生の皆さん、感心していました。
第2回 6月18日(木曜日)10時00分~11時30分大会議室
「身近なお天気のお話」
講師:おてんきぼうさいラボ 代表 木立 芳行 氏
気象予報士の木立さんに実験をまじえつつ気象のお話を伺いました。
普段、私たちは気圧を感じることなく生活しているのですが、実際には気圧は1平方メートルあたり10トンの圧力で人間の体を取り巻いています。
私たちはそれを跳ね返しバランスが取れた状態になっているのですが、急激な気圧の変化が体の不調を招くことがあります。
気象病(天気痛)に気圧が大きくかかわっているということです。
第3回 7月13日(木曜日)10時00分~11時30分 大会議室
「史跡陸奥国分寺・尼寺跡の歴史」
講師:仙台市文化財課 五十嵐 愛 氏
若林区にある陸奥国分寺・尼寺跡について文化財課の五十嵐さんにお話しいただきました。
陸奥国分寺は礎石跡などから伽藍配置がわかり、寺の全体像が明らかになっている数少ない国分寺の一つだそうです。
七重塔は高さ50メートルもあり、その高さから落雷により焼失したなど、
五十嵐さんの遺跡発掘調査を踏まえたお話に、受講生の皆さん、さっそく国分寺に行きたくなっているようでした。
第4回 9月21日(木曜日)10時00分~11時30分 体育館
ふれあいコンサート「津軽三味線と篠笛」
講師:津軽三味線:小野 越郎 氏
篠笛:石田 陽祐 氏
ジャンルを超えた多彩な活動をされているお二人をお招きし、
それぞれの楽器の特徴などの説明とともに、
実演では伝統曲はもちろん、「レットイットビー」や「テネシーワルツ」など、
伝統楽器では普段聴くことができない曲も演奏していただきました。
津軽三味線と篠笛の響きを堪能するひとときとなりました。
第5回 10月12日(木曜日)10時00分~11時30分 大会議室
「傾聴入門講座 傾聴ってなぁに?」
講師:仙台傾聴の会 代表理事 森山 英子 氏
「相手の話を一生懸命聴くことは相手の存在を認めること、相手を尊重すること」、そう教えてくださったのは傾聴活動をされている森山さん。
3分間話を聞くトレーニングでは、助言を与えることなく聞き手に徹することの難しさを受講生の皆さんは痛感していました。
第6回 11月16日(木曜日)10時00分~11時30分 大会議室
「循環型社会とバイオガス -生ゴミからエネルギーを- 」
講師:東北大学大学院 農学研究科 准教授 多田 千佳 氏
生ゴミから発生するメタンガス、それをエネルギーとして発電する方法を多田さんに教えていただきました。
現時点では実用化するには大規模なシステムが必要ですが、今後のエネルギーを考える上では重要な役割を果たすとのお話でした。
多田さんのお話は、受講生の皆さんがエネルギー問題、環境問題を考えるいいきっかけとなったようです。
第7回 12月21日(木曜日)10時00分~11時30分 大会議室
「チョコレートの世界へようこそ!」
講師:株式会社 明治 食育担当 中屋 沙希子 氏
チョコレートやココアで有名な「明治」さん。その原料となるカカオについて栄養士でもある中屋さんにお話しいただきました。
受講生の皆さんは実際に2種類のチョコのテイスティングをしてみたのですが、「ワインなみに難しいけど、やりがいがある」との声が上がっていました。
第8回 令和6年1月18日(木曜日)10時00分~11時30分 大会議室
「しっかり食べて、元気に百歳まで歩こう!」
講師:仙台オープン病院 院長 土屋 誉 氏
土屋さんによると健康寿命を伸ばすには歩くことと食べることが大切だそうです。
歩き方としてはインターバル速歩(早歩きとゆっくり歩きを交互におこなう)が効果的で、食べ方としてはタンパク質の摂取を心がけることが重要ということです。
また、老壮大学に参加している受講生の皆さんのように社会とのつながりも最終的に健康の維持につながるとのことでした。
第9回 2月15日(木曜日)10時00分~11時30分
「仙台の原風景 -古地図と写真から- 」
講師:風の時編集部 代表取締役 佐藤 正実 氏
佐藤さんから昔の仙台のお話を伺いました。考察の手がかりとなるのは地図と写真です。
映し出される写真や地図を見て受講生の皆さんには昔の仙台の記憶がよみがえったようです。
昭和38年の地図を見ると長町の通りの下には今のあすと長町の方に出る地下道が記されています。
受講生の皆さん、さすが、それをご存じでした。