ページID:8528

更新日:2025年3月25日

泉区 センタートップ

寺岡市民センター

〒981-3204 仙台市泉区寺岡2-14-4
電話番号: 022-378-4490 
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始

ここから本文です。

令和6年度「多聞塾」

令和6年度寺岡市民センター老壮大学「第9回 多聞塾」「閉講式」を開催しました。

2025年2月6日

9.令和7年2月6日(木曜日)10時00分から11時30分

会場:第2、3研修室 参加者:53人
講話「大人のあなたへ 声で聞く絵本の時間」

師:大人のための絵本よみやさん 長澤香 氏

令和6年度「多聞塾」の最終回は、日本列島に大寒波が襲来したタイミングと重なってしまい、朝から雪が降りとても寒い中での開催となりました。
講師の長澤さんは、大人の方を対象に『一緒に歳を重ねていける絵本との出会いがありますように』という想いを込めて、絵本の紹介をする活動をされている方です。
絵本は大人になると触れる機会が少なくなり、ましてや他の人に読んでもらう機会など皆無となってしまうので、受講生にとってはとても貴重な体験となったようです。
今回は受講生の年代などを考えながら選書した絵本を、プロジェクターに映し出しながら長澤さんの素敵な声で読んでいただきました。
受講生の感想から(一部抜粋)
・とても優しい気持ちになり、いい時間がすごせました。自分では選ばないジャンルでとても良かったです。・新しい感情が生まれました。機会を見つけて本屋に行ってみます。・絵本は、孫たちに読み聞かせて以来なので、10年ほど読む機会がありませんでした。今回改めて拝聴して精神的に若返った気分になりました。

講座の後半は、令和6年度「多聞塾」の閉講式を行いました。
全9回の講座を休まず出席した10人の方に、館長から皆勤賞の賞状が授与され、他の受講生からは賞賛の拍手が贈られました。講座の最後は館長のあいさつで締めくくられ、令和6年度「多聞塾」が無事終了しました。
受講生のみなさん、一年間お疲れ様でした。令和7年度の「多聞塾」で、またみなさんとお会いできること楽しみにしております。

8.令和7年1月9日(木曜日)10時00分から11時30分

会場:第2、3研修室 参加者:45人
講話「映画を通して宮城の魅力再発見!」

師:せんだい・宮城フィルムコミッション

「映画を通して宮城の魅力再発見!」講座の様子

令和7年最初の「多聞塾」は、前日からの雪で道路や歩道にも雪が積もり、足元が悪い中での開催となりました。今回は、宮城県内で映画やTVドラマなどの撮影が行われる際に、ロケ地の調整や支援活動などを行っている『せんだい・宮城フィルムコミッション』の方に活動内容や仙台・宮城のロケ地、作品についてお話を伺いました。中でも地域の紫山にあるポストや宮城県図書館、JCHO病院などが撮影に使われ、自分たちの身近な場所がロケ地となっていたことに受講生からは驚きの声が聞かれました。仙台大観音もタイで紹介され、タイの訪日客増につながっているそうです。また、映画に出演するエキストラの活動についても紹介され、受講生の中には興味を持った方もいらしたようです。「宮城・仙台のロケ地が多数あることを知ることができました。巡ってみようと思います。」「宮城・仙台を舞台にして撮影が行われていることを初めて知りました。宮城・仙台も捨てたものではないですね。」「地元の映画に興味が湧きました。」など宮城の魅力を再発見できた機会となったようです。

7.令和6年12月5日(木曜日)10時00分から11時30分

会場:ホール 参加者:65人
実技「みんなで楽しく!レクリエーションでフレイル予防」

師:NPO法人宮城県レクリエーション協会 山内直子氏

「ジャンケン膝たたき」の様子

身体を温めるため「スリスリ肩たたき」から始まり「リズム体操 いい湯だな」「ジャンケン膝たたき」「スピード輪投げ」など、山内先生の楽しいおしゃべりや元気なかけ声につられて、みなさん楽しそうに身体を動かしてました。時には大声で笑ったり叫んだりとあっという間の90分でした。講師の山内先生は寺岡市民センターで活動しているサークルでも講師をしていらっしゃるので、今回はサークルの方たち18人も一緒に参加してくれました。
受講生アンケートからも「楽しかったです!また、このような内容を希望します。」「とても楽しかったです。身体もポカポカしてきました。“脳トレ”にもなりました。」「とっても楽しかったです。久々に大声を出して笑いました。」などの感想がたくさんありました。
今回の講座は、身体を動かす機会が減ってきたこの寒い季節にふさわしい内容となりました。

6.令和6年11月7日(木曜日)10時00分から11時30分

会場:ホール 参加者:69人(受講生50人、一般19人)
講話「政宗と仙台藩の国づくり」

師:仙台大学客員教授 伊達宗弘氏

政宗と仙台藩の国づくり講座の様子

今回は公開講座という事で受講生以外の方の申し込みもあり、多くの方に参加していただきました。
先生の自己紹介から始まり、伊達政宗の生い立ちや家族の話、仙台開府や四谷用水について幅広い内容をたくさんの貴重な画像と一緒に紹介していただきました。
受講生からは「とても楽しく傾聴しました。すばらしい政宗公の話がとても面白くもっと知りたくなりました。」「自分が理解していたことと違う新しい発見があるお話が聞けて、とてもよかったです。」などの感想がありました。

5.令和6年10月10日(木曜日)10時00分から11時00分

会場:寺岡市民センターロビー 参加者:61人
「ロビーコンサート」
出演:IZUMI&JIN

ロビーコンサートの様子

初めて寺岡市民センターのロビーを活用したコンサートを開催しました。出演は、ガットギターとボーカルによるアコースティックデュオ“IZUMI&JIN”です。
今回は多くの方に聴いていただきたいと思い、公開講座として多聞塾の受講生以外の方にも参加していただきました。IZUMIさんの迫力と憂いのあるボーカル、繊細な音色のJINさんのギターが、寺岡市民センターのロビーを素敵なライブハウスへと変身させてくれました。参加者からも「短い時間でしたが、心が癒されました。」「久しぶりに生の演奏よかったです。ロビーでの音響も良く心に染みわたりました。」等の声が聞かれました。

4.令和6年9月5日(木曜日)10時00分から11時30分

会場:七十七銀行金融資料館 参加者:36人
館外学習「金融資料館見学」

金融資料館見学の様子

数年ぶりの館外学習は、仙台市中心部にある七十七銀行本店4階『金融資料館』を訪問しました。
新紙幣発行のタイミングでのお金についての学習という事で、受講生の関心も高く、多くの方が参加しました。資料館内には、外国のお金、昔のお金、日本のお金、珍しいお金の展示や明治期の銀行を再現したコーナーなどがあり、中でも自分の体重を1万円札に換算して計ったり1億円を持ち上げたりできる体験コーナーでは、「私の体重は、5億円。」と受講生同士でおしゃべりしている方など、多くの受講生でにぎわっていました。

資料館展示室入口にある金庫室の再現された大扉

大半の受講生が初めて訪れる場所だったので、みなさん興味津々です。中には、金融資料館職員を見つけて積極的に質問をしている方や何度も会場内を行ったり来たりして展示パネルや実物資料、映像などを見ている方もいました。
受講生からは、「見たことのないお金を見ることができて楽しかった。」「再現した貸金庫や金庫室の大扉を実際見て触る事ができてとても興味深かった。」「幻の渋沢栄一千円札が見れて感動した。」などの感想が聞かれました。

3.令和6年7月4日(木曜日)〔午前の部〕10時00分から11時30分

〔午後の部〕13時30分から15時00分
会場:第2、3研修室 参加者:60人
実技「クリニカルアートを体験しよう!」

師:久保内初子氏 青木道子氏

今回の「多聞塾」は、会場の都合上、同じ内容を午前と午後に分けて実施しました。クレヨンの様な形状のオイルパステルを使って「青色を持ってください。普段は上から線を引くことが多いと思いますが、今回は下から描いてみましょう。」という先生の第一声に、みなさん何が始まるのか不安に思いながらも、白色のケント紙に思い思いの線を描きました。

始めは何ができるのか分からなかった人も、先生の言うとおりに色を入れていった後、今度は余白に自分で好きなように色を入れたり、重ねて色を塗ったり指でこすってぼかしてみたり、割りばしペンで模様をいれたりしながら、個性豊かな作品を作り上げていきました。最後は艶を出すため、ベビーパウダーを作品に振りかけテッシュペーパーでふき取り、磨きをかけて完成です。出だしは同じはずだったのに、出来上がった作品はひとつとして同じものがなく、それぞれ個性豊かな作品が出来上がりました。作品は、10月5日、6日に寺岡市民センターで行われる『寺岡・紫山市民文化祭』に出展予定です。

受講生アンケートより(一部抜粋)
*スタートは何が始まるのか不明でしたが、数分で未知の世界に入った様で驚きました。最終的には、幾何学的な今まで作ったことのない絵が出来上がり、良い経験になりました。*久しぶりに子どもにかえって楽しかったです。*工程の目的がわからずに線、色を構成していて自分なりの色があったのだと実感しました。仕上げのベビーパウダー効果が面白かったです。*今まで絵画に興味を持てませんでしたが、今日は楽しく描くことができました。

2.令和6年6月6日(木曜日)10時00分から11時30分

会場:ホール 参加者:62人
講話「睡眠と健康の知恵袋~よい睡眠のための睡眠環境~」

師:明治安田生命保険相互会社 佐藤燈子氏 内藤祐子氏

第2回多聞塾開催風景

『より良い睡眠』をとるための睡眠環境「寝具編」と「寝室環境編」、睡眠時の悩み(目が覚める、寝付けない、いびき、歯ぎしりなど)解決法についてお話ししていただきました。できるだけ自分にあった寝具を選び、リラックスできて居心地のよい環境で眠ることを心がけましょうとの事でした。講話の途中では、寝る前に行うとリラックスできるという“いすヨガ”も教えていただきました。

受講生アンケートより(一部抜粋)
*とても参考になりました。人生の3分の1は睡眠だそうなので、今日の学習をさっそく実践してみたいと思います。*寝つきが悪いので、今日の講話は大変参考になりました。寝付けない原因として寝る前に考え事をよくするので、昼間あったことを振り返らない、布団から出てみる、深呼吸でリラックス、体操などを今夜から始めてよい睡眠をとる参考にしたいと思います。*睡眠の大切さがわかりました。昼寝の時間が多いので気を付けたいと思います。

1.令和6年5月9日(木曜日)10時00分から11時45分

会場:ホール 参加者:61人
「開講式」
講話「あしからみる動脈硬化 ほか」

師:独立行政法人地域医療機能推進機構仙台病院(JCHO)

  1. 「あし」からみる動脈硬化「下肢閉塞性動脈硬化症」のはなし 血管外科診療部長 菅原宏文氏
  2. 医食同源 動脈硬化と食事の関連 栄養管理室長(管理栄養士)守屋淑子氏
  3. 血行を促進する運動と生活習慣~これからでも遅くない健康への道~理学療法士 大久直昭氏
  4. 早期発見!~健診で見つけよう動脈硬化~ 看護師(保健師)遠藤駿氏

血管外科診療部長 菅原宏文氏の講話の様子

令和6年度「多聞塾」の受講生(登録者数)は、77人と募集定員(60人)を超えてのスタートとなりました。寺岡市民センターの研修室では、最大60人までしか収容できないため、今回はホールでの開催となりました。
今回は令和6年度最初の「多聞塾」ということで、寺岡市民センター岩井館長の挨拶で始まりました。
館長の挨拶の後に、令和3年泉区紫山へ新築移転してきた「JCHO仙台病院」から講師をお招きして、動脈硬化をテーマに、病気の理解から生活習慣予防(食事と運動)、そして早期発見のための方法についてお話を伺いました。

動脈硬化性疾患を予防するためには、“1日40分、6,000歩以上の歩行が推奨されている”“短い時間でも運動をするとリスクが下がる”“立っている時間を少しでも長くする”“食事は早食いはせずに野菜料理から食べる”“夕食はあっさりした和食がおすすめ”“間食は15時までに”など「出来ることから始めてより健康的な生活を送りましょう。」とのことでした。
講座の途中では、理学療法士の方から椅子に座って出来る簡単なストレッチを教えていただき、受講生たちは凝り固まった体をほぐしながら話に耳を傾けていました。

受講生アンケートより(一部抜粋)
*有酸素運動の大切さがよくわかりました。この機会に始めてみたいと思います。食事の見直しも実践してみたいです。大変参考になりました。*改めて健康(食事・運動)に留意しながら生活していこうと思いました。*とても勉強になりました。ウォーキング始めようと思います。*動脈硬化に関することでいろいろな面からお話を聞き、とても勉強になりました。日常生活に取り入れて健康を保っていきたいと思います。