令和7年度　知って安心！認知症講座

第５回　動画視聴「ご本人の思いから学ぼう！」～認知症パートナー講座～

日　時：令和7年11月26日（水）10時から11時30分

場　所：若林市民センター・和室（1）

参加者：12名

　認知症患者当事者の座談会の動画を視聴しました。河原町地域包括支援センターの職員がファシリテーターとなり、認知症患者の思いを想像し、自分や身近な人が認知症と診断されたら・仕事は？家族は？などのグループワークを行いました。皆さん、自分の思い思いを発表し活発に意見交換していました。また、動画からは、認知症になったからといって何もできないわけではありません。周りの人の助けがあれば、いろいろなことができることを学びました。身近な人や地域で見守れるパートナーという支援が、もっともっと広がると良いなと思う講座となりました。

受講生からの感想（抜粋）

・認知症患者から、いろいろなお話を聞くことができて良かった。悩んだり前向きに考えたりと、いろんな思いを経て生活しているのだと感じました。

第4回　実習と講話「体も脳も！健康に生きるための食事」

日　時：令和7年10月29日（水）10時から11時30分

場　所：若林市民センター・和室（1）

参加者：22名

　認定特定非営利活動法人・あかねグループ理事長の清水 福子氏を講師にお迎えして、栄養士の立場から認知症についての講話や調理実習の指導をいただきました。食事を毎食きちっと食べることが、体だけでなく脳の栄養にも繋がっていること、外食やお弁当・惣菜などの上手な選び方・調理実習での薬味の使い方・塩分を控えるコツなどを学びました。

受講生からの感想（抜粋）

・調理実習がとても楽しかった。皆でワイワイしながら作ったのが良かった。

・薬味の使い方がとても参考になった。おにぎりもいも汁もとても美味しかったです。

第3回　交流会「介護者や家族の皆さんでお話しましょう」

日　時：令和7年9月17日（水）10時から11時30分

場　所：若林市民センター・和室（1）

参加者：16名

　認知症本人だけでなく介護してる家族や地域の方々との交流会を開催しました。河原町包括支援センターの職員から、「認知症の人の行動を知ろう」や「認知症と診断されたらどうするか？」など、軽く講話を聞いてからの交流会となりました。自分の介護体験やストレス発散の方法など、グループごとにいろいろな話題で盛り上がっていました。中には、「好きで認知症になったわけじゃないけど、家族に迷惑をかけている」と認知症本人さまからの声も上がりました。

受講生からの感想（抜粋）

・交流会で、具体的な介護体験を聞くことができて良かった。

・認知症患者を家族で見ている人と、ひとりで見ている人では負担やストレスの違いがかなりあった。公的機関だけでなく、地域の誰かに頼ることも良いのかなと感じた。

第2回　講話「止める？続ける？高齢者の運転について」

日　時：令和7年8月27日（水）10時から11時30分

場　所：若林市民センター・和室（1）

参加者：14名

　高齢者の運転・免許返納については、認知症患者や家族だけでなく考えさせられる事柄です。今回は、若林警察署・交通課警部の野間口 治氏から講話をいただきました。高齢者と交通事故の現状から始まり、高齢者の運転をサポートする制度や事故を起こした時の責任・高齢運転者の事件簿などのお話を聞くことができました。最後に、免許更新時の認知機能検査を少しだけ体験することができました。皆さん、自分のこととして真剣に耳を傾けていました。

受講生からの感想（抜粋）

・夫婦で参加し、いつ運転を止めるかの話し合いを真剣にできて良かった。

・軽くですが、認知機能検査を体験できて良かったです。

 

第１回　講話「最新の認知症治療とお薬の話」

日　時：令和7年7月23日（水）10時から11時30分

場　所：若林市民センター・和室（1）

参加者：15名

　つばさ薬局長町支店・主任薬剤師の永井 瞳氏を講師に開催しました。まず、最新の認知症治療薬の情報や認知症の種類とお薬・効能と副作用について・お薬とサプリの違いなどのお話しをいただきました。認知症の新薬治療については、認知症患者の罹患期間や状態など、いろいろな条件をクリアしないと難しいとのことで、なかなかハードルが高い治療だということ、また、認知症は完治しないが、お薬によってかなり遅らせることもあるので、患者さんが納得できる治療やお薬を選ぶことが大事だということが分かりました。

受講生からの感想（抜粋）

・薬剤師さんお話を聞き、薬の飲み方や管理の仕方を考えました。特効薬の早期開発を望みます。

・飲み忘れたお薬は、薬局に言ってその分減らしてくれることを知りました。